「今日はレッスンじゃなくて、弓でいいですか」
はい、よろしくお願いします!!
いろんな曲で試奏してくれる。完全にこちらはリスナーモード。
目的が何だかわからなくなった。
ブラームスソナタでC線を試す
ベートーベンソナタでG線を試す
エルガーチェロコン2楽章でD線の音のつながりを試す
サンサーンスチェロコンで高音部を試す。
ベト9で弱音や弓先の強さ、スピッカートを試す。
速弾は知らない曲。
エレジー、アレグロパッショナート、つぎから次へと名曲が流れる。
そして、ドボコンで弓の強さと操作性を確かめる。
結論をいうと、どれも今の弓よりよい。それは傍で聞いていて自分でもよくわかった。
ドボコンには力不足らしい。
「でも、ドボコン、弾くわけじゃないから」
一生弾かないでしょう。
中古の弓はフロッグを外し、中までチェック。
「ときどき、ねじヤマがつぶれているときがあるからね。古いの買うときは気をつけたほうがいい。これは大丈夫だけど」
5本中、3本選んだ。残りの2本は弓先が弱く、私では疲れてしまうだろうとのことだった。
自分で試奏したときはそういう感覚は全くつかめていなかった。
アルコスは発音が非常によい。反面、音をつなげにくい。個性的な音が出る弓。
ベルナールはオールマイティな弓。反面、音に面白さが欠ける。
エレジーを弾いて「ほら、こちらは途切れるでしょう」
今の自分だったら、ベルナールで弾いてもつなげられる自信がない。
レッスン室はデッドな環境なので、ホールに移動。
部屋の威力もたいしたもので、音響がよいと、アルコスの欠点が消える。
中古の弓は音色がすばらしいが、ホールでは音量がでない。
「これは惜しいね」とのこと。
プロの弓の選び方が垣間見られて、面白かった。
値段相応で出物がないのは不動産と同じだ。
先生の選んだ3本と自分の気に入った3本が同じだった。見る目あるかも。
はい、よろしくお願いします!!
いろんな曲で試奏してくれる。完全にこちらはリスナーモード。
目的が何だかわからなくなった。
ブラームスソナタでC線を試す
ベートーベンソナタでG線を試す
エルガーチェロコン2楽章でD線の音のつながりを試す
サンサーンスチェロコンで高音部を試す。
ベト9で弱音や弓先の強さ、スピッカートを試す。
速弾は知らない曲。
エレジー、アレグロパッショナート、つぎから次へと名曲が流れる。
そして、ドボコンで弓の強さと操作性を確かめる。
結論をいうと、どれも今の弓よりよい。それは傍で聞いていて自分でもよくわかった。
ドボコンには力不足らしい。
「でも、ドボコン、弾くわけじゃないから」
一生弾かないでしょう。
中古の弓はフロッグを外し、中までチェック。
「ときどき、ねじヤマがつぶれているときがあるからね。古いの買うときは気をつけたほうがいい。これは大丈夫だけど」
5本中、3本選んだ。残りの2本は弓先が弱く、私では疲れてしまうだろうとのことだった。
自分で試奏したときはそういう感覚は全くつかめていなかった。
アルコスは発音が非常によい。反面、音をつなげにくい。個性的な音が出る弓。
ベルナールはオールマイティな弓。反面、音に面白さが欠ける。
エレジーを弾いて「ほら、こちらは途切れるでしょう」
今の自分だったら、ベルナールで弾いてもつなげられる自信がない。
レッスン室はデッドな環境なので、ホールに移動。
部屋の威力もたいしたもので、音響がよいと、アルコスの欠点が消える。
中古の弓は音色がすばらしいが、ホールでは音量がでない。
「これは惜しいね」とのこと。
プロの弓の選び方が垣間見られて、面白かった。
値段相応で出物がないのは不動産と同じだ。
先生の選んだ3本と自分の気に入った3本が同じだった。見る目あるかも。
臨場感あふれる記事でありがとうございます。
僕は弾きごこちの違いくらいは何とか分かりましたが、音の違いまでは正直よく分かりませんでした。
持ってきていただいた○○円の弓に対して「なんかこれよくわからんですね」と言ってしまったバカものです(苦笑)
今回の弓は3本とも違いがはっきりしています。
こんなに感じたのは初めてです。
弓って面白いです。集めたくなります。危険、危険。