湿原から帰ってきて自分の腕を見てちょっとびっくり。緑色のちいさな物体がくっついています。お菓子の「アポロ」みたいな形。よく見ると毛が足のようにたくさん生えています。
生き物じゃありません。キンミズヒキの実です。
キンミズヒキは夏に黄色いちいさなお花をつける植物です。縦にすーっと伸びた形をしています。漢字で書くと金水引。お花はちいさくて派手ではないけど、「金」とつくのも納得のたたずまい、と私は思っています。花の写真がなくてすみません><。
実はこんな感じ。茎に毛の生えたアポロがくっついています。この毛で動物にくっついて運ばれていくのです。私にくっついても意味がないのです。でもちょっとうれしかったので、一日中相棒ということで腕につけていました。
キンミズヒキは木道の脇に生えていたりします。よくお客さんの足にくっついているのを見かけました。車に乗ってどこか遠くに運ばれて行くのでしょう。キンミズヒキは「しめしめ^^」と思ったかもしれませんね。
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