八島ビジターセンター

長野県のほぼ中央、霧ヶ峰高原の八島湿原を中心とした地域の最新情報をビジターセンターからお届けします

草紅葉4

2006年09月29日 | Weblog
パッチワーク風に見えますか?
草紅葉の霧ヶ峰高原、冬を前に動物達の活動も活発です。食料を求め、そしてそろそろ求愛の時期でもあります。
どちらもついつい夢中になることばかりですが、11月15日からは狩猟期間が始まりますのでうかうかしてはいられません。怪我などせずに無事に冬を乗り切って欲しいものです。
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草紅葉3

2006年09月27日 | Weblog
マユミの葉が赤みをおびてきました。遠くに見えるカラマツ林も色が変わり始めています。
日々変化する八島ケ原湿原、春は個体の成長のスピードに驚かされますが、この時期は特に景色の変化の速さに目を見張ります。
「湿原矢の如し?」きっとあっという間に冬が来るのでしょう。
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草紅葉2

2006年09月25日 | Weblog
木々の紅葉は1本1本の色合いですが、草紅葉の特徴の一つは群落単位で色が異なることです。その様子はまるで高原のパッチワークといったところです。

昨日の最低気温は4.8℃。草紅葉の八島ケ原湿原では虫達が太陽の温かさを求めて動き回っています。恒温動物の私たちも上着を着たり脱いだりしながら散策を楽しんでいます。
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草紅葉

2006年09月23日 | Weblog
真紅のシツゲンヤマウルシが薄茶色の島を背景に鮮やかです。
写真のアサマフウロは、朝晩めっきり涼しくなった草原に暖かな色合いの葉を着けて木道を歩く人びとを出迎えています。

草紅葉の季節です。
一年を通して一番霧ヶ峰らしいヨーロッパ的な景色は、おいでになった方々がついついシャッターを押してしまうような不思議な魅力に包まれています。
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お休み処

2006年09月21日 | Weblog
ミズナラ林の木道のすぐ近くに鹿のお休み処らしき跡がありました。
そこは大きなミズナラの木の下で、枝が傘のように張り出しています。下草は食べられ土が出ています。残りの草は体に押しつぶされてペちゃんこでした。

明日は新月、今夜は暗闇に紛れて鹿達の活動が活発になりそうです。
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シツゲンヤマウルシ

2006年09月19日 | Weblog
「湿原の中にある赤いものは何でか」
「レンゲツツジが咲いているのですか」
「島の赤いお花は何ですか」

ここ2~3日、このような質問が多く寄せられています。
今日もいつものように「はい、あれはシツゲンヤマウルシというヤマウルシの仲間です」とお答えしました。

ズームアップしていますのでちょっとピンぼけ気味ですが、葉が紅葉していることが分かると思います。
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ヤマアカガエル?

2006年09月17日 | Weblog
体長3.5㎝。変態して間もない可愛らしい姿です。
八島ケ原湿原のアカガエルはヤマアカガエルということになっていますが、本当にヤマアカガエルでしょうか、、、。ニホンアカガエルではないでしょうか。
文献によるとその見分け方は「目の後ろからのびる背側線粒上隆条で区別する」となっています。背側線粒上隆条が左右が近づくように曲がっているのがヤマアカガエルということなので、この写真で見る限りニホンアカガエルと混在しているのかもしれません。
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ガイドウォーク

2006年09月15日 | Weblog
ビジターセンターでは、1回1時間のガイドウォークを毎日3回行っています。
時間は、午後12:15~1:15 / 1:30~2:30 / 2:45~3:45です。

八島ケ原湿原を散策しながらその時々の特徴ある出来事を分かりやすくお話して、あまり気づくことのない自然の営みを感じていただけるようにご案内しています。
特にこれからの季節は草紅葉がとてもきれいになってきます。秋の虫達も賑やかな羽音をたててお待ちしておりますので是非ご参加ください。

参加費用は、お一人1時間1.000円(オリジナル蛙バッチ付き・保険料含む)です。
学校行事、団体などの方には時間や目標などのご希望に沿った内容でご案内いたしますのでご相談ください。
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変わることへの思い

2006年09月13日 | Weblog
霧ヶ峰の半自然草原では、この50年間に於ける利用形態の変化に起因する植生の変化が大きな問題になっています。
中でも鳥類相に見るコジュリンの絶滅やコヨシキリの激減は草原植生の変化と大きな関わりがあると言われています。

写真は以前紹介したマツムシソウのロゼット。
キク科の高茎草本が優勢な秋の草原に可憐な薄紫色の花を咲かせる霧ヶ峰高原を代表する植物の一つです。
しかし、その生活型は近年の草原植生には適応できず分布範囲が限られてきているように見受けられます。
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ハネナガイナゴ

2006年09月11日 | Weblog
はたまたこんなやつもいたのでした。
秋の虫達、毎年新しい発見があります。というよりは毎年分からずに見逃している虫達がたくさんいるのです。
羽根が短いとコバネイナゴ、羽根が長いとハネナガイナゴ。とても分かりやすいのですがハネナガイナゴの写真を撮ったのは今年が初めてです。

八島ケ原湿原は12.000歳。秋の虫達の寿命はせいぜい半年ですが脈々とその生命を受け継ぎ毎年秋を楽しませてくれます。
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