八島ビジターセンター

長野県のほぼ中央、霧ヶ峰高原の八島湿原を中心とした地域の最新情報をビジターセンターからお届けします

空色の八島ヶ池

2006年10月31日 | Weblog
秋晴れと呼ぶのにふさわしい快晴の1日でした。

秋風の吹く霧ヶ峰を枯れ野原などという方がいますが、晩秋の草原は返り咲きのコウゾリナも終わりに近づきいよいよ種子だらけの大草原に変貌しつつあります。
鳥や動物達が越冬する力を付けるための食事処です。
そのレストランのおしゃれな配色や匂いは私たちの目にも素晴らしく映ります。
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サワラ

2006年10月29日 | Weblog
八島ヶ原湿原の将来を暗示するように育つサワラ。
夏には忘れかけていた常緑の緑は特に秋に目立ちます。
八島ヶ原湿原が永遠に続くと錯覚している私たちに改めて自然界には永遠という言葉はないと教えているようです。
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秋の木道

2006年10月27日 | Weblog
八島ヶ原湿原を1周する木道の1部分はミズナラ林の中を通っています。夏は数少ない日陰を作り涼しい林床ですが、この季節は落葉も進み明るい落ち葉の散歩道です。
この写真は八島ヶ原湿原らしくない風景のようにも見えますが、良く考えてみると昔の霧ヶ峰高原は森だったのですからこんな景色の時代があったかも知れません。
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秋色の主役

2006年10月25日 | Weblog
草紅葉の八島ヶ原湿原。周囲の草原も薄茶色の乾いた景色に変化しています。
しかし良く見るとその根元には緑色をしたシダ類や地衣類や苔の仲間が元気な顔を覗かせています。
遠目には分からない、ゆっくりと木道を歩いた人だけが見られる秋色の主役達です。
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食跡

2006年10月23日 | Weblog
秋も深まり食べ物が少なくなってきたせいかマユミやリョウブの食跡が目に付くようになりました。
私たち日本に住んでいる人びとは「健康のために旬の食材を使った食事を摂りましょう」などと言っていますが、真冬になるとミヤコザサまで食べている鹿達にとって、季節に応じた食生活は彼らがここで生きていくための必須条件です。
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ロープ

2006年10月21日 | Weblog
木道と柵とロープはワンセット。
柵とロープは木道だけでは草原や湿原内に立ち入ってしまう人びとに対する予防処置として存在していますが、この柵とロープに落とし穴がありました。
9月末のある朝、柵のロープに角が引っ掛かり4歳くらいの雄鹿が動けなくなっていました。大分長く時間が経っていたようで、開放したとたん池に飛び込み体を冷やしていました。
良識の薄い人びとのために設置しているロープによって、何の罪もない野生動物の生命が脅かされた出来事でした。
めったにないことでしょうが「鹿ロープ事件」は柵とロープの必要性を改めて私たちに問いかけています。
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八島ヶ池

2006年10月19日 | Weblog
秋になり水草が無くなり秋空を写す八島ヶ池。その色は空の色、深みのある青い水面は周りの薄茶色の草紅葉によく似合います。
そういえば春もこんな感じですが秋のような穏やかさはありません。

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「秋野真弓」写真撮影大会

2006年10月17日 | Weblog
薄ピンク色の実が美しい秋のマユミ。八島ヶ池の青色や湿原の薄茶色によく似合います。
草紅葉や紅葉を撮りに来た大勢のカメラマンがマユミの写真を撮るため木道に三脚を並べている光景は、秋の八島ケ原湿原の風物詩といったところです。
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クサキョウチクトウ

2006年10月15日 | Weblog
今年もまたクサキョウチクトウが咲きました。
秋の花も終わりに近づくこの時期、薄茶色の草原を貫く木道脇に突如として白色の花が咲いています。とても目立つのでビジターセンターへの質問も多く寄せられていますが、八島湿原では園芸品種の逸出と考えられているのでその存在自体に不安や疑問が残ります。

クサキョウチクトウ [草夾竹桃]
Phlox paniculata L.
ハナシノブ科クサキョウチクトウ属
北アメリカ原産の多年草
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東俣国有林

2006年10月13日 | Weblog
観音沢が流れる東俣国有林の巨岩の上にそそり立つ檜、樹齢はどのくらいになるのでしょうか。
観音沢は諏訪大社御柱祭で使うモミの木が育つ「御柱の森」としても有名です。またその鬱蒼とした森は動物達の暮しの場でもあります。
そういえば観音沢沿いのハイキングコースにはトチの実がたくさん落ちていました。それもすべてきれいに割れて中身は一つもありませんでした。いったい誰が食べたのでしょうか。
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