八島ビジターセンター

長野県のほぼ中央、霧ヶ峰高原の八島湿原を中心とした地域の最新情報をビジターセンターからお届けします

アオダイショウ

2006年06月28日 | Weblog
ビーナスラインの側溝の中でお腹を膨らませて動けなくなっているアオダイショウ。その鱗は太陽の光にピカピカ光輝き、お腹は2箇所ぐらい膨らんでいたので何かを2匹くらい飲み込んだのでしょう。
そういえばこの春はビジターセンター裏の巣箱で子育てをしていたジュウカラの雛がアオダイショウにやられてしまいました。
以前はあまり無かったことですが、どうもここ数年蛇を見かけるようになりました。
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グンナイフウロ

2006年06月25日 | Weblog
フウロソウの仲間の中では一番早く花が咲くグンナイフウロ。
この時期としては背の高いそして大きな葉の頑丈そうな姿ですが、その花はうつむき加減に新緑の草原を背景に白~薄ピンク色の可憐な花を咲かせます。
ここで昔の解説員日誌から、グンナイフウロを詠んだ名句をご紹介しましょう。

下を向くグンナイフウロ上を向く

素晴らしい!!
グンナイフウロの生態をよく観察していることが分かります。
皆さんはこの句の意味が分かりますか?
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Visitor Center

2006年06月23日 | Weblog
八島ビジターセンター

八島ケ原湿原は日本の高層湿原の南限に位置し、国の文化財また特別天然記念物に指定されています。
世界で唯一この八島ケ原湿原の資料を展示している八島ビジターセンターでは、四季折々の映像を通してこの地域の最新情報をお届けしています。
また、昨年度から行っているガイドウォークは多くの方々からご好評をいただいており、今年度からは参加者全員にビジターセンターのエンブレムでもあるシュレーゲルアオガエルの缶バッチを差し上げています。
午後のひととき、ビジターセンターのインタープリターと共に八島ケ原湿原を小さく一周し、お花や鳥や動物達の暮しを垣間見に行きませんか。とれたての最新情報と共にあま気づくことのない八島ケ原湿原の魅力をそっとお話しいたします。
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ヒオドシチョウ

2006年06月20日 | Weblog
生まれたてのヒオドシチョウ
図鑑によると「羽化したばかりの個体は緋絨の鎧のように美しい」とある。
なるほど別名は「よろいちょう」
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オビカレハの幼虫

2006年06月17日 | Weblog
お天気が良いと皆巣から出てきてまるで日向ぼっこでもしているようです。
夜は巣に戻ります。
しかし、終齢になるとある日突然皆居なくなります。いったいどこへ行くのでしょうか。
6月下旬ごろから繭になり7月には羽化します。
図鑑によると食草はサクラ・ズミ・ヤナギ・ミズナラ・リンゴ・バラ・etc、、、なるほどこの辺りにあるものばかりです。
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オヤブン

2006年06月14日 | Weblog
「オヤブン」こと「オオミズアオ」
お久しぶりです。
あなたと毎晩お会いしていたのはもう何年も前のことですね。
毎年あなたが窓辺に来ると夏が近いことを感じていました。
最近全く姿を現さなかったのでもうこのあたりにはいないのかと思っていましたが、夕方の木道で偶然にもお見かけすることができました。一瞬人違いかと思いましたが、前翅の赤紫の縁取りと昔と変わらぬ薄緑色の羽根は私の心の中で今でも鮮明に生き続けていました。
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春の花 26

2006年06月12日 | Weblog
タテヤマリンドウ/キジムシロ/セイヨウタンポポ/ニョイスミレ/ミツバツチグリ/サクラスミレ/ミミナグサ/ワタスゲ/ウマノアシガタ/レンゲツツジ/スズラン/チゴユリ/ヒメシャクナゲ/メギ/オドリコソウ/クリンソウ/アマドコロ/ニワウメ/オオヤマフスマ/ナタネハタザオ/ハルジョオン/タカネザクラ/ミズナラの花/サンリンソウ/ニリンソウ/アヤメ/
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春の鳥28

2006年06月09日 | Weblog
キジ/ウグイス/アオジ/ホオジロ/ホオアカ/カルガモ/カイツブリ/モズ/ヒガラ/コガラ/シジュウカラ/ゴジュウカラ/トビ/ノスリ/ハシブトカラス/ノビタキ/ヒバリ/ミソサザイ/アカハラ/オオジシギ/ホトトギス/カッコウ/イカル/コマドリ/カケス/ジュウイチ/ビンズイ/エナガ/
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思いを伝える

2006年06月06日 | Weblog
モズは特に聞いていてそれと分かる甘いさえずりをします。
雄が取ってきた虫を相手にあげたりしているのを見ていると、あー好きなんだなぁーという思いが伝わってきて何となく嬉しくなってしまいます。
春の草原に聞こえてくる音は、小鳥達のさえずりやシュレーゲルアオガエルの鳴き声に代表されるように、相手に自分の思いを伝えようとする精一杯の自己表現です。表現方法は個体によりまちまちですが、全力を傾けているその姿には私たちも見習うべきことが多くあります。
相手に自分の思いを伝えたいと思えることが人間としてのあるべき姿であり、想像することによるエネルギーが原動力となり心の結びつきが生まれます。共感は生きていることへの喜びです。暖かな春の日に生命の喜びを体いっぱいに表現している鳥達を見て嬉しく感じるのは、私たちも鳥達と同じ思いを持っているということを実感していることなのではないでしょうか。
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セスジスズメ

2006年06月04日 | Weblog
昨年のブログでも紹介したセスジスズメの幼虫、ビジターセンターで蛹になって越冬していましたが、きょうの夕方羽化しました。
これはさっそく外の草の中に出してあげた時の写真です。
今年は5月9日にキアゲハが羽化しました。そしてきょうはセスジスズメ、皆順調に越冬して春の高原に飛び立っていきました。生命が誕生する春を身近に感じ、なんだか今年は良いことがありそうな気がします。
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