ミズナラの葉の上で

ミズナラの葉が巻かれています。この巻かれたものはよく木道に落ちていたりしますが、なんでしょう、、、、、、そう、オトシブミの揺籃（ようらん）です。揺籃・・・ゆりかごですね。よく自然系の雑誌などで取り上げられるので知っている方も多いのではないでしょうか。私も何度も揺籃は確認しています。よく足元に落ちていて踏みつぶしてしまいそうになります。

今回、揺籃を一生懸命つくっているオトシブミに出会う事ができました。

アシナガオトシブミではないでしょうか。下の個体が葉を巻いていきます。ゆっくり観察している時間がなかったのでなんともですが、葉を巻くときにぎゅーっと足に力を入れているように感じました。簡単に開いてしまわないように丁寧に作っているのですね。

あの揺籃の中には卵が産みつけられています。孵化した幼虫は揺籃になっている葉を食べて育つのだとか。そして育った幼虫が成虫になって、また八島湿原周りのミズナラに卵を産んで、揺籃を作って・・・。
私は揺籃を作っているオトシブミにあったのは今回が初めてです。でも私が気づくずーーーーっと前から揺籃をつくり、子孫を残してきたのでしょう。今回初めて気付けてとてもうれしかったです。まだまだ出会ったことのない生き物やその生き物のの営みが私たちの目の届かないところにあるのでしょう。


ま
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小さな小さな双葉たち

この小さな小さな双葉はなんだろう？

ビジターセンターの周りの地面では今、
この小さな双葉をたくさん見かけます。

この子たちの正体は。。。


ヤナギです。


風によって飛ばされた大量の種が土に根付き、
今こうして顔を出し始めています。

しかしこのたくさんの双葉たちのほとんどは、
大きくなる前に枯れてしまうそうです。

運の良かった子（ヤナギ）が霧ヶ峰のどこかで無事に成長し、
また再びここへやって来てくれることを楽しみにしています。



ふ

今日

雨が降りそうで降らなかった夕方の写真。レンゲツツジが見頃です。

今日はタヌキに出会いました。湿原の中、木道から20mは離れていたと思いますが、いましたよ。目が会いました。
人の往来が激しい木道の近くでも野生動物の生活があります。


ま

週間花情報発売中です。

今週から週間花情報発売しています。大体９月の中頃まで、毎週更新で販売します。
一枚１００円、トレッキングマップとセットだと２００円です。セットの場合はOPP袋に入ります。
八島ビジターセンターのカウンターで販売しています。散策のお供にぜひどうぞ！



物見石を下ったところからの八島湿原です。今日はすっきり晴れませんでしたし、雨もぱらつきました。霧も出ました。それなりに変化の多い日で楽しめました＾＾。

八島湿原周辺をはじめ、霧ヶ峰一帯は一カ月前に比べればすっかり緑ですね。日が差すと地面を覆い尽くした葉がきらきらします。シュレーゲルアオガエルの合唱も大分落ち着いてきましたが、それでも毎日聞こえます。エゾハルゼミは絶好調です。そんな、最近の八島湿原です。



ま
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レンゲツツジは見頃です。

レンゲツツジ、丁度良い咲き具合です。今がきっと見頃、今週末もよいでしょう。まだ蕾をつけているものもあるのでしばらくは楽しめそうです。


広場に入る手前にはレンゲツツジとアヤメが隣り合って咲いています。
アヤメの花も増えてきました。アヤメはこれからが良いですね。湿原内の池のふちにはカキツバタも見られます。


このところ八島湿原の植物の変化が激しいようです。３日前には蕾なんてなかったのに・・・！え、もうこの花がさいてるの！？　といった感じです。さまざまな植物が蕾をつけて咲こうとしています。取り残されないようについていくのが必死です。湿原もぐんぐん緑になってきて・・・変化の激しい時期ですね。


ま
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旧御射山神社での子鹿の写真が届きました。

先週、八島湿原の宿「ヒュッテみさやま」さんから、母鹿とはぐれた子鹿が人についてきてしまったとの連絡がありました。そちらがこの写真。

登山道から外れた公衆トイレに寄った監視員がコースに戻る際、振り向くとこの小鹿がいて、そのまま旧御射山神社まで付いてしまったそうです。小さな柴犬くらいの大きさで、人に対する警戒心が全くなく、足元に擦寄ってきていました。とても珍しい出来事でした。

あまり人のそばにいると母鹿のもとに戻れなくなる可能性があり、なるべく知らないふりをしたとのことで
その後、子鹿はもといた草原の方へ帰って行きました。無事仲間の中に戻ったことを願っています。

丁度6月は鹿の出産シーズン、霧ヶ峰の広い自然の中では、こんな小さな命がいくつも誕生していることと思います。




み

ふわふわその二

昨日からのふわふわつながりで、この植物。
ワタスゲもまだまだ見頃です。今年は良いと思います、ワタスゲ。鎌ヶ池付近に多いですが、八島ヶ池や湿原内のほかの場所でも見られます。



鎌ヶ池ではサギスゲも白くなってきました。ふわふわ仲間が増えてきました。



昨日のふわふわな綿毛はヤナギの綿毛でしたが、こんな風に木に「なって」います。風が吹くとふわーっと白い綿毛が飛びます。写真のヤナギはイヌコリヤナギ。八島湿原周辺でもみられます。



飛ばされた綿毛が地面に着地しました。これからどうなるでしょうか・・・。数日後が楽しみですね。きっとすぐに変化があらわれます＾＾。その時にまたお伝えしたいと思います。


以上、ふわふわ仲間の紹介でした。これ以外で白くてふわふわしているものを八島で見つけたら、ぜひ教えてください＾＾




ま

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ふわふわが飛ぶ季節

緑色が増してきた八島湿原です。雨や霧の日が続いていましたが、今日はわりと太陽が顔を覗かせている時間が長い一日でした。レンゲツツジは５分咲きくらいでしょうか。毎日花数が増えます。蕾も多いです。あと一週間はきっときれいでしょう。


今日はコレを確認しました。
・・・クモの巣？いやいや。クモの巣はクモの巣ですが、なんか糸の部分がふわふわしていませんか？
これ、ヤナギの綿毛です。小さい種がくっついています。毎年この時期になるとこの綿毛がふわふわふわふわ飛ぶのです。そしてビジターセンターの中に入ってきてちょっと掃除が大変・・・笑　風で本当にいろんなところに運ばれていきます。
ヤナギはたくさん種子を作り、風に乗せて遠くへ飛ばします。でも発芽して定着できるヤナギはほんの僅か（全体の何パーセントくらいでしょうか？）。
これからしばらくするとビジターセンターの周りの湿り気のある場所は緑色のちいさなちいさな双葉で埋めつくされます。ヤナギの芽生えです。そしてまたしばらくするとほとんど枯れます。発芽してみたものの、生育に適さなかった！場合がほとんどです。その中でも数本がビジターセンターの建物と地面の割れ目に残って、大きくなって、あるものはまた何かの要因で枯れ、またあるものは数年頑張ってみたものの、最後は建物に影響を及ぼすということでビジターセンターの職員によって切られ（このヤナギ）・・・。生き残るのは大変です。今ふわふわ綿毛を飛ばしているヤナギは本当に運がよかったヤナギなのでしょう。

ヤナギの綿毛は多分明日も、飛びます。


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耳を澄ます

ズミのピンク色の蕾です。お花は白色。不思議ですね。ズミは３分咲きくらいでしょうか。エゾノコリンゴは木にもよりますが、満開近い木もあります。八島湿原周辺では砂利道と旧御射山付近が特にきれいです。

梅雨に入りました。今日は霧の一日になりそうです。

今日の鎌ヶ池周辺・・・辺りは霧につつまれています。風はなく、鳥の声やカエルの声がよく聞こえます。池からはシュレーゲルアオガエル、周りからはヒバリ、カッコウ、ノビタキ、ヒガラ、ウグイス、、、。
立ち止まって周囲の音に耳を澄ますと本当にいろんな音が聞こえます。

目に映るものばかりに気をとられていると耳から入ってくる音に意識がいかなくなります。気づかないだけで、実はびっくりするような素敵な音が耳に入ってきているかもしれません。

素敵な出会いはまず耳から？！耳を澄ませてみましょう。



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レンゲツツジが開花しました。

広場でレンゲツツジが一輪開花していました。昨日は咲いていなかったのに。これからどんどん花は増えていくでしょう＾＾。楽しみです！日当たりの良い場所や標高の低い場所では結構咲いてきているみたいですね。八島はこれからです。


まだつぼみの固そうなものもあります。これからこれから、です。




先日一日中よく晴れた日がありました。もうすぐ梅雨に入りますね。こんな青空もしばらく見られないかもしれませんね。

６月に入りました。今月もよろしくお願いします！


ま