八島ビジターセンター

長野県のほぼ中央、霧ヶ峰高原の八島湿原を中心とした地域の最新情報をビジターセンターからお届けします

冬期休館のお知らせ

2007年11月10日 | Weblog
           

こんにちは。今日はご覧のようなお天気です。

八島ビジターセンターは本日11月10日をもって冬期休館に入ります。
今年度もたくさんの方々に八島湿原を訪れていただきどうもありがとうございました。私自身も初めての八島ビジターセンター職員として、日々の八島湿原を見ることができ、自然と人から学ぶことの多い一年となりました。また来年もよろしくお願いいたします。

冬期休館中のお問い合わせは下諏訪町産業観光課観光係0266-27-1111までどうぞ。
冬期休館中のブログは不定期に更新する予定です。


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■ホームページhttp://park2.wakwak.com/~vc527000/
■八島湿原の最新情報を発信しています
■インタープリター(自然解説員)によるガイドウォークが好評です!!
■八島湿原にお越しの際は是非お立ち寄りください
■開館 午前9:30~午後4:30分
■TEL 0266-52-7000 (お気軽にお問い合わせください)
■AED設置施設
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雲を追う

2007年11月08日 | Weblog
今年は何度か懲りずに霧の話題をお届けしましたが、それだけ私にとって霧は飽きない魅力の持ち主です。もし、霧ケ峰の魅力を一つ上げなさいと言われたら「霧」と答えてしまうかもしれません。

それは、一つに、霧というよりは気象そのもの、地球環境における気象という現象自体が本質的に興味深い存在であるからだと思います。そして、気象を具現化してくれるのが雲であり、その雲の中にいる時、それは霧になるのです。だから、なにも霧ケ峰が特別なわけじゃない。けれど、街から車で三十分、こんな手軽に気象の動きとか違いというものを肌で感じることができる場所ってそう多くないと思うのです・・・。



例えば今朝、目が覚めると街はうっすらとした霧に包まれていました。もっと早起きすればもっと濃い霧だったのかもしれません。出勤のころになるとそれは靄のようになって明るい光を帯び始めます(写真左)。そして、霧ケ峰に続く道を登りだした途端、車はまるで海底から浮上した潜水艦のように、突然青空の下にさらけ出されたのです。

右の写真はその30分後に霧ケ峰から見た茅野市街方面です。低地全体にうっすらと靄がかかり上空は抜けるような青空でした。ちょうど、八島湿原に霧がたまるように、今朝は諏訪盆地に霧がたまっていたのでしょう。早起きすればきっと素晴らしい雲海が見られたはずです。

慣れてくると、朝起きて空を見上げれば、「今日は霧ケ峰から雲海がきれいかも」とだんだん気がつくようになってきます。そうした予感は、子どものように心をわくわくさせてくれますし、予感が的中したときにはなんともうれしくなります。雲の外と中を行き来している自分を感じるだけでも、それは何倍も楽しくなるのです。

そして、霧ケ峰の中でも天気は実にダイナミックで変化に富み、私たちを驚かせ、楽しませてくれます。この続きは、ぜひ、あなた自身で体験してみてください。


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冬入り

2007年11月06日 | Weblog


こんにちは。ご無沙汰しております。

湿原はこの一週間でまた冬らしくなってしまいました。最近では鳥のカラ類が混群となってにぎやかに枝から枝へ飛びまわっていましたし、ゆくゆくは冬鳥も到着することでしょう。動物たちの生活の変化がわかればもっともっと冬らしさが楽しめると思うのですが、これは私の力不足。この季節の魅力を知りたく、鳥や昆虫の声を聞くと何とか姿をとらえようと思うのですがなかなか見つかりません。見つけてもその種に対する知識が不足気味と、それが、今の私と八島ビジターセンターの問題点かと思います。

今年度は11月10日で閉館となりますが今後も努力を重ねていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

最後に、左上の写真を見てください。ある夕暮れ時、カラマツの頂上で日の入りをじっと眺めている一羽のノスリがいました。こんな姿を見ていると、このノスリが何を考えているのか想像したくなります。動物たちも寒さや温かさを感じて生きていますから、当然、悲しくなったり、感動したりする心をもっていても不思議ではないでしょう。

なので私は「夕日を眺めながら物思いにふけるのが好きなノスリ」が一羽くらいいてもいいかな、と思うのですが・・・皆さんはいかがですか。


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