八島ビジターセンター

長野県のほぼ中央、霧ヶ峰高原の八島湿原を中心とした地域の最新情報をビジターセンターからお届けします

枝豆

2005年07月31日 | Weblog
ビーナスライン沿いにできるエニシダ枝豆、今年は「やや良」といった感じです。
いったいどんな食感なのでしょうかまだ試食する勇気はありませんが近い将来必ずや実践してみたいと思っています。

5:00AM

2005年07月28日 | Weblog
午前5時、男女倉山から朝日が昇り久しぶりに朝から良いお天気でした。
人間は動物や昆虫と違ってあまりお天気に左右されない存在ですがやはりお天気が良いと八島ケ原湿原を訪れる方々の人数が多くなります。しかしそれも昼間だけで夕方になるといつものように静かな時間が戻ってきます。夕暮れ時は動物達にとってもほっとする一時なのかもしれません。

モウセンゴケの花

2005年07月26日 | Weblog
泥炭層の上には花期も短く何度訪れてもなかなかその姿を見ることが出来ない背丈の低い小さな花々が咲いています(中にはキリガミネアキノキリンソウのように背の高い植物もありますが)。モウセンゴケの花もその一つでしょう。ミカヅキグサと混在し午後には閉じてしまう純白の花ですが毎年その姿を確認すると何かほっとした気持ちになります。

夜のニッコウキスゲ??

2005年07月22日 | Weblog
ヒメジョオンと同じ帰化植物仲間のアレチマツヨイグサが咲き始めました。日差しの強い昼間は花を少し閉じてうつむき加減に弱々しく咲いていますが夕方になると元気になってきます。その黄色い花の色を「夜のニッコウキスゲ」と密かに呼んでいるのは私だけでしょうか。

ガイドウォーク

2005年07月19日 | Weblog
梅雨も明け夏らしい日々がやってきました。
八島ケ原湿原のニッコウキスゲはピークを過ぎノアザミやハナチダケサシなど50種類近くの花々が草原に彩りを添えています。
ガイドウォークでは八島池で子育て真っ最中のカイツブリの親子や先週生まれたばかりのヒョウモンチョウなどを紹介しています。また上空で雷のような音を出しているオオジシギにも出会えるかもしれません。
午後12:15~1:15 / 1:30~2:30 / 2:45~3:45の3回、八島ケ原湿原を散策しながらその時々の特徴あるポイントを分かりやすくお話してあまり気づくことのない自然の営みを感じていただけるようにご案内しています。
参加費用 お一人1時間500円(保険料含む)。
学校行事、団体などの方には時間や目標などのご希望に沿った内容でご案内いたしますのでご相談ください。

週末はシャトルバス

2005年07月14日 | Weblog
今週末7/16(土) 7/17(日) 7/18(月)の八島ケ原湿原はシャトルバスが運行されます。八島湿原駐車場にはマイカーを止められませんのでお知らせいたします。
詳しくは下諏訪町のホームページをご覧ください。
http://www.town.shimosuwa.nagano.jp/info/shuttle_bus.htm

8年前

2005年07月13日 | Weblog
木道の脇に白い穂の花があるとお客様から教えられました。撮ってきた写真を見せていただくと何とイタチササゲでした。教えていただいた場所には以前イタチササゲがありましたが7~8年前から花を見ることはなくなっていました。
植物は花が咲かなかったり葉がでないと絶えてしまったと思いがちですが地面の中で何年もじっと期をうかがっていたのでしょうか。今年はイタチササゲにとってどんな年なのか人間には想像もつきません。

今週の八島ケ原湿原

2005年07月11日 | Weblog
咲いている花
ニッコウキスゲ/ハクサンフウロ/ヨツバヒヨドリ/カラマツソウ/イブキトラノオ/ウツボグサ/ノハナショウブ/ノアザミ/エゾボウフウ/ヘラバヒメジョオン/キバナノヤマオダマキ/シロツメクサ/ムラサキツメクサ/アマニュウ/キンバイソウ/ヒメジョオン/ヤグルマソウ/シモツケソウ/ニガナ/ハナチダケサシ/シロバナニガナ/オオカサモチ/ノイバラ/キリガミネアキノキリンソウ/コウリンカ/バイカウツギ/セイヨウノコギリソウ/コウゾリナ/シロバナハクサンフウロ/ツルコケモモ/ヤマオダマキ/トキソウ/サギスゲ/ミカヅキグサ/キリガミネアサヒラン/ミズチドリ/アヤメ/ウマノアシガタ/セイヨウタンポポ/イタドリ/etc...

確認できた鳥
モズ/カッコウ/ホオアカ/イカル/ノスリ/ビンズイ/ヒバリ/カイツブリ/カルガモ/オオジシギ/アカハラ/ノビタキ/

虫など
バッタ/ヒョウモンチョウ/アワムシ/ヤマキチョウ/スジグロシロチョウ/ヒカゲチョウ/

ニッコウキスゲ

2005年07月09日 | Weblog
一年を通じて植物達は同じ場所で暮らしています。今は夏の植物達の季節であり多くの場合春の植物達の痕跡を見ることは出来ません。
種の違いを超えて共生したりまた競争したりその形態はさまざまですが場所を共有し季節的な棲み分けをしているものも多くあります。
夏の花の代表ニッコウキスゲと秋の代表ススキは成長する時期の違いによって今のところ高原を共有しています。