フジパンカップクラブ予選(全般)

2017-07-18 10:40:47 | ジュニア
暑い中3日間にわたり、準備や応援をしてくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

試合に出られなくても、チームのために仕事をしてくれた選手達もありがとう。

試合に出て、良くファイトしてくれた選手達もありがとう。

クラブ新人大会に続き、PK戦で敗退しました。負けた気がしないのが、逆に悔しくてなりません。十分に勝つチャンスがあったし、また勝たなくてはいけないゲーム内容だったと思います。

何が通用して、何が通用しなかったか。どうすれば得点できるか、どうすれば失点しないか。どうすれば試合に勝てるか、どうすれば試合に出れるか。1人1人が考え、個人的に課題を持って練習に取り組んで下さい。

秋の全日本少年サッカー大会では、岐阜県で優勝するだけでなく、本大会で勝つことを目標に頑張っていきますので、引き続き応援をお願いします。

P.S.
3位決定戦でアウトラインAを相手に、主に交代で出場することが多い選手(半分は5年生)で戦い、0-0だったのが少し救いになりました。




















身体が小さい選手

2017-07-12 22:00:00 | サッカー全般
「身体が小さいから(技術が発揮できなくて)、身体が大きい選手に負けるけど、身体が大きくなったら勝てる。」これは本当でしょうか?

身体が小さくても、技術を発揮できる選手がいます。そういう選手は、ボールコントロールがうまいだけでなく、判断が早かったり、かけひきがあったり、身体の使い方がうまかったり、気持ちが強かったりします。

身体が小さい選手は、身体が小さいことが特長。速いステップや速いボールタッチで、敵をかわすことができます。身体が小さいことを生かすプレーです。

身体の小さい選手には、「持っている技術を発揮できるだけの強さが必要。勝たなくても、負けなければ自分のプレーはだせる。」と言ってきました。

そのためには、身体の使い方や当て方を覚え、気持ちを強くもたなければいけません。体幹を鍛えたり、ユース年代以降だとフィジカルトレーニングで筋肉をつけたりする必要もあります。

世界で戦ったら、日本がフィジカルで勝てるサッカー強国はありません。大きくて、強くて、うまい選手ばかりです。その中で、日本人の特長を出して戦うのに、身体の小ささなんか、言い訳でしかありません。

身体が大きくて下手な選手に負ける選手は、それだけの力しかないということです。対戦相手に関わらず、技術が発揮できる選手が、本当に技術のある選手です。






フジパンカップ予選を前に

2017-07-11 17:00:01 | ジュニア
もうすぐフジパンカップのクラブ予選が始まります。クラブから1チームだけが県大会に出場できます。岐阜県のクラブにとっては、『初めての』フジパンカップへの参加になります。

大会に出場する以上、目標は優勝です。優勝するために、『何をすればいいか』をいつも全員が考えて下さい。試合に出ている選手はもちろん、試合に出ていない選手にも、その時に『やるべきこと』や『できること』はあります。1人1人の働きが良い結果につながります。


次はチームの勝利につながる『良いゲームのための10ヶ条』です。

①ゲームを楽しむ。
②自分の力をフルに発揮する。
③仲間と助け合う。
④ゴールを奪うためにプレーする。
⑤ゴールを守るためにプレーする。
⑥ボールを大切にしながらプレーする。
⑦ボールを奪うためにプレーする。
⑧自分の判断でプレーする。
⑨責任を持ってプレーする。
⑩最後まであきらめずにプレーする。

「勝たなければ意味がない」わけではありません。自分のためにも、応援をしてくれるみんなのためにも『良いプレー』をしてください。育成年代は、将来につなげていくことが最大の目標ですが、結果が伴えば最高です。


岐阜VAMOSでサッカーを学んだ

2017-07-08 14:32:16 | サッカー全般
25年前、ちょっとした縁で(だまされて?)、岐阜VAMOSで指導をすることになりましました。当時、岐阜県はサッカー王国と言われた静岡県にまったく歯がたちませんでした。

井上は岐阜VAMOSを立ち上げる時に「静岡県のサッカーが1番だと思わない。もっと良いサッカーができる。」と言っていました。2年後には、クラブ東海大会で静岡県1位のヤマハを破って優勝し、そのことを証明しました。全国大会ではベスト8です。3年生が2人だけという、2年生ばかりのチームでした。

井上を通じて、日本のトップレベルのサッカーやブラジルのサッカーに触れました。テレビやサッカー誌ではわからないことばかりで、サッカー観が180度変わりました。「岐阜で生まれ、岐阜で育ち、岐阜のサッカーしか知らなかった」自分にとって、目からうろこが落ちる思いでした。

サッカーで何が大切か、知ることができました。
やっていいプレー、やっていけないプレー、やらなければいけないプレーが整理できました。
選手をどのように伸ばし、チーム力をどのように高めていくか学びました。
大会を勝ち抜くために必要なことも、教わりました。

井上は、「選手を伸ばすこと」「良いゲームをすること」「勝つこと」を求めました。正直、無理難題です。選手は毎年違うので、この練習をすればうまくなる(強くなる)という魔法の練習はありません。

井上から学ぶ、本を読む、全国大会での経験、強豪チームとの対戦、他の指導者との交流から知識やヒントを得ます。勝ったゲーム、負けたゲームすべてから教訓をもらえます。

考え、頭の中で整理し、練習やゲームに落とし込んで検証する、を何年にも渡って繰り返しました。自分なりに、3つが「何とかできる」ようになるまでに、10年以上かかりました。大変でしたが、岐阜VAMOSにいなければできなかったことです。

自分が岐阜VAMOSで学んだことを、将来がある子供たちに伝えていきたいと思っています。成長できる良い環境を与え、「岐阜VAMOSに入って良かった」と言ってもらえるような指導をしたいです。
























岐阜VAMOSでサッカーをする

2017-07-05 22:41:35 | ゲーム
岐阜県が東海で『3強1弱』(もちろん1弱)といわれていた頃です。突然現れた岐阜VAMOSが、ほとんど2年生のチームで東海大会に優勝し、全国大会でベスト8になりました。翌年は全国大会で優勝し、さらに2年後に準優勝しました。

Jリーグが始まって以降、クラブの全国大会で決勝へ進んだ町クラブは岐阜VAMOSだけです。Jリーガーを10人以上、排出している町クラブは、全国でも多くありません。

岐阜VAMOS代表の井上が国体の監督をやった時、本大会へは出場できませんでしたが、そのチームからU-17日本代表に1人、U-16日本代表に2人選ばれました。

岐阜VAMOS出身で、U-17アジア大会やU-17世界大会を戦った選手が4人います。その内の2人は、小学生の時には県トレにさえ入っていませんでした。

これらをみてわかる通り、井上はチームを強くするだけでなく、選手の能力を見極め、引き出し、育てることができる数少ない指導者の1人です。

指導者をやったことがある人なら、全国大会で優勝することも、Jリーガーを育てることも、どれだけ難しいかわかると思います。実際、全国大会へ出てくるようなチームの指導者からは、凄く高い評価を受けています。

岐阜VAMOSでサッカーをするということは、『井上の指導を受ける』ことだと思っています。選手それぞれにサッカー観があるとは思いますが、井上の言葉を聞く『素直さ』と、サッカーに対する『ひたむきさ』を持って欲しいと思います。