身体が小さい選手

2017-07-12 22:00:00 | サッカー全般
「身体が小さいから(技術が発揮できなくて)、身体が大きい選手に負けるけど、身体が大きくなったら勝てる。」これは本当でしょうか?

身体が小さくても、技術を発揮できる選手がいます。そういう選手は、ボールコントロールがうまいだけでなく、判断が早かったり、かけひきがあったり、身体の使い方がうまかったり、気持ちが強かったりします。

身体が小さい選手は、身体が小さいことが特長。速いステップや速いボールタッチで、敵をかわすことができます。身体が小さいことを生かすプレーです。

身体の小さい選手には、「持っている技術を発揮できるだけの強さが必要。勝たなくても、負けなければ自分のプレーはだせる。」と言ってきました。

そのためには、身体の使い方や当て方を覚え、気持ちを強くもたなければいけません。体幹を鍛えたり、ユース年代以降だとフィジカルトレーニングで筋肉をつけたりする必要もあります。

世界で戦ったら、日本がフィジカルで勝てるサッカー強国はありません。大きくて、強くて、うまい選手ばかりです。その中で、日本人の特長を出して戦うのに、身体の小ささなんか、言い訳でしかありません。

身体が大きくて下手な選手に負ける選手は、それだけの力しかないということです。対戦相手に関わらず、技術が発揮できる選手が、本当に技術のある選手です。