今週の岐阜県は殺人的な暑さが続いた。この週末は12時~2時は避けて練習をしたが、やはり暑い。練習時間を1時間半に短縮した上に、熱中症に気をつけながらの練習になった。昨日などはあえて練習を始めないでいたら、練習時間を過ぎたからと自分たちでウォームアップを始めてしまった。意識が高くて素晴らしいが、昨日に限っては痛し痒し(いたしかゆし)だな。
選手には、サッカーがしたいなら、普段の生活が大切だと伝えてある。①1日3食しっかり食べる。②睡眠時間をしっかりとる。③エアコンの温度に気をつける。④睡眠がしっかりできなかったり、体調が良くないと感じたら、練習を休む勇気を持つ。梅雨があけたばかりで暑熱順化(身体が暑さに慣れること)ができていない頃は、軽い熱中症の症状を訴える選手がいたが、今はもういない。練習中はこまめに水分補給をさせたりはしているが、体調の自己管理ができていることの証明だと思う。
練習はあまり負荷をかけないように、3チームに分けてハーフコートの8人制のゲームのみ。8分のゲームと2分の休憩で1チーム計4試合。休憩は日陰で休む。動くのは鬼回しとウォームアップで30分、ゲームで30分強。チーム分けの方法は、キャプテンが順番に選手を選んでチームを作る。昨日は6年生から、今日は5年生からキャプテンを指名した。選手間の評価(6年生から5年生、5年生から6年生)や、キャプテンに指名された選手の性格、考え方がみれて面白い。
ゲームはやはり6年生が中心になる。プレーの狙いのある・なし、選択肢を持っている・いない、プレーの判断のスピードが速い・遅いなどで5年生とは差がある。相手の中心選手をプレーさせないようにしたり、相手の狙いを読んでプレーすることもできる。
今年のU- 12チームにとっては、これからはどれだけ5年生のレベルをあげていけるかがポイント。去年のチームも5年生だったライオとレンタロウがレギュラーになってチームが変わった(成長した)。チームは生き物。新しい選手が入ることで、化学変化が起こりプレーが変わったり、チームが成長したりする。可能性を持った選手は何人かいるので、期待したい。