高校サッカー選手権大会

2018-01-04 15:01:09 | ゲーム

帝京大可児高(以下、帝京可児)がベスト16で負けた。率直に言ってうまかったし面白かったけど、振り返ってみると順当な結果だった。帝京可児は全国レベルだったけど、全国レベルの中で勝ち抜ける力はなかった。


上田西とは特長やカラーがまったく違うチーム同士のゲーム。解説の北沢は「フィジカルvs技術」と言っていた。テレビで観る限り、フィジカルも違うけど最大の違いは守備力。「うまさ」と上田西の「ひたむきさ」が戦って、技におぼれた帝京可児が負けた。

 

さらにいうと、サッカーをした上田西とサッカーをしなかった帝京可児。上田西の監督は「風を利用しろ」と言っていた。京都橘戦と帝京可児戦ではフォーメーションを変えている。状況や対戦相手によってプレーを変えるのがサッカー。多くの監督から学んだことやJリーガーとしての経験が生きている。

 

実況や解説によると、帝京可児は「くずして点をとる」ことにこだわっていた(らしい)が、うまいところをみせようとして「中央をくずす」ことにこだわっているようにしかみえなかった。ほとんど止めてからのパスとドリブル。結果的にDFも集まってしまい、シュートコースもなくなっていた。

 

中盤では1タッチパスを使った局面の打開や突破ができるが、崩しのアイディアが共有されていないからゴール前では1タッチのパスがなくなる。南米のチームのようにドリブルにワンツー(緩急をつけたり浮かしたりまたを抜いたりアイディアがすごい‼)や3人目の動きをからませないとなかなか中央は崩せない。


岐阜県代表として3試合闘い、素晴らしいゲームをしてくれた帝京可児に感謝。VAMOS出身⑦坂梨ジュリは発熱にも負けす、初戦のゴールに始まり全試合に出場して大活躍。県予選の時よりいいプレーが多かった。Very good!!


 

 


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