サッカーに限らず、楽しみながら上手くなることが１番だと思う。練習をやりながら「この練習は面白いか？」と「この練習で上手くなるか？」を考えながら選手をみている。
つまらなそうであれば、練習メニューを変える。楽しくやっていても、手を抜いたりサボったりするようであれば、練習メニューを変える。「楽しい」と「楽」は違う。
狙いが同じなら、違う練習にすれば、あきずにできる。同じ練習で狙いを変えることもできる。少し設定を変えれば、無数に練習メニューはできる。楽しくて自分から積極的にできる練習にしたい。
つまらない練習を「やらされて」ばかりだと、うまくなりにくい。練習が楽しくないからという理由で、サッカーを嫌いになられては本末転倒。
真剣に全力でプレーするなら、ほとんどゲームでもいいくらい。ゲームをたくさんやる時には、できるようになって欲しいプレーがでるようにルールを設定する。最後に「特別ルール」をなくして、狙いとしたプレーがゲームででるかをみる。
M-T-M(マッチ-トレーニング-マッチ)だとゲームでできなかったことや、ゲームでできるようにしたいことを抜き出して練習をする。その後ゲームをやらせてできるようになったかをみる。
どんな練習をしたとしても、ゲームでできないと「できるようになった」とは言わない。ほんの少しでも、ゲームででる(できる)ようになっていれば、良い練習だったといえる。