準決勝の帝京大可児vs中京を観てきた。中京はVAMOS出身の選手が6人先発②③④⑦⑩⑪。期待しながら観ていたが、まるっきり期待外れだった。
個の力は中京の方があるようにみえたが、攻守の切り替えの速さ、運動量、組織力で帝京大可児の方がまさっていた。中京はドリブルで突破できた時しかチャンスを作れなかった。
最も中京に足りなかったのは守備力。ゾーンディフェンスだろうけど、ボールばかりみてゾーンに入ってくる選手をつかめない。アプローチが遅く寄せきれない。パス&ゴーについていけない。
必然的に守る時間が長くなる。2失点はペナルティエリア付近でボールを奪い返した後のDFのパスミスから。もったいないが、普段から意識してプレーしていれば起こらない。
勝ちたい気持ちも感じられない。ボールホルダーを追い越す動きもゴール前に入っていく動きもない。クリアされた後、DFラインの押し上げよりもFWやMFの選手の戻りが遅い。追加点を取られたら試合が終わってしまうぞ。
何より残念なのが、選手が成長期していないと感じること。FW⑪は頑張っていたが先制のチャンスを決めきなかった。MF⑦は前半途中でまっさきに交代。1年生から選手権に出ていたSB④も後半で交代。おなじくエースのMF⑩はクロスを数本上げただけ。CB②③は3失点の責任がある(からんでる)。
インターハイ予選ではもっと成長したプレーがみたい。(今日は出ていなかったが)帝京大可児にもOBはいる。準決勝以降でないと、まず観ることはない。岐阜工や各務原や大垣日大も勝ち上がってこれるように頑張れ。