今回はゆる~いネタ。
豆腐と納豆という言葉には
「間違って逆に使われたのが、そのまま定着してしまった」
という俗説があります。
豆腐は本来「納豆」であり、納豆は本来「豆腐」であった。という話ですね。
恥ずかしながら俺は、子供の頃にこの話を誰かに吹き込まれたため、結構長い間、この話を信じてました(笑)
だって、子供心で聞く分には微妙な説得力のある話でしたからね。
豆腐・・・この腐るという文字と、納豆の製造過程の発酵させるという行程がイメージ的に合致。
納豆・・・豆腐って「ぎゅっと圧縮された」感じがありますよね。これと「納」の文字のイメージ。
子供としては、これでもう疑いの余地成しに「なるほど~」って話ですよ(笑)
すでにご存じの方も大勢いらっしゃるとは思いますが、豆腐は昔から豆腐、納豆も納豆で、別に間違ったわけでもなく、それはそれで正解ってのが本当の所らしいですね。
豆腐と納豆について(納豆学会)
↑こんなサイト発見しました。納豆学会かあ(笑)
そもそも、豆腐の腐を「腐る」とイメージするのが間違いらしいです。漢字の本場中国では「腐」という文字は、「腐る」という意味よりも「ブヨブヨしたもの(コロイド状)」という意味があるらしいですね。
で、納豆の方は、お寺の台所「納所」で作られたからだそうです。(これは、元禄時代の『本朝食鑑』という書物に書かれているとのこと)
ちょっとした雑学ですけど、俺と同じく「間違い説」で覚えてたって人、覚えてる人、そういう人も多いんじゃないかと思って書いてみました。
ちなみに、俺の過去記事の「エントリー」にも若干繋がる部分だけど、言葉には一つだけじゃなくて同じ言葉でも沢山の意味があるものもあるし、直接意味を持っていなくても派生して広義で別な意味で使われていたりもするし、改めて一つの点ばかりに捕らわれちゃダメだなあと感じました。