花の咲く頃、筵を敷いて座り込んだりはしておりませんが、
川沿いを歩くだけで花を愉しめておりました。

観光地からすこし離れた場所にも、夜中の街灯だけで
満艦飾に咲き盛っている花を独り占めできたりもするのです。

何処でだって花は咲くのだから、人気の無いところで咲いている
花を見つけては讃えて歩くというのが、なんというか猫的な花見
ではなかろうかと思っておりますよ。
高瀬川のヒヨドリ
川沿いへと戻ると、名前の知らない鳥がとにかく自己主張している。
特に身の危険を叫んでいるわけでもなく、仲間を心配している
わけでもなさそうです。
戻って調べてみると、どうもヒヨドリらしい。
大体、けたたましく鳴くのがこの鳥の習性なんだそうで。

すこし冷えてきたので、何か食べに参ります。

狭い店ですが、いつも満員。

前菜盛り合わせ。
トスカナ料理だというので、他の地方とどう違うのか分からない
ものの、楽しませてもらいました。

香辛料には珍しくフェンネルシードが使われていて、そのせいか
ふんわりと上品な香り立ちがいたします。

こうなると接写しすぎで、何だか分からなくなってしまったと
反省しておりますが、美味でございました。
![]() | 水のソーテール3: 悪魔オフィオモルフォス (うるたやBOOKS) |
クリエーター情報なし | |
うるたや |

