クルシャ君の後ろ姿
背中を見せている自覚が猫にあるかどうか、は耳を見れば判ります。
横に開いている耳の様子によって、安心しながら背を向けている
ことをどうも自覚しているらしい、ということが判ります。
正対していなくても、耳でこちらをモニタリングなさっておられる
わけです。
ほら、飼主が右に回ると、右耳を向けてきましたね。
背中を見せるのは、信頼の作法。
なんだったら、撫でていっても驚かないし、嬉しいかもしれないけど
ひと撫でしてみますか、と誘ってるくらいに解釈しても宜しいところ
であります。
この日、猫用のリーシュを買ったのです。
不意の外出があるかもしれないので、クルシャ君を守るために。
胴体で輪を留めて、その輪に引き手を繋ぐタイプだったのですが
輪が作れない。胴体を回して、片方のつなぎ手に届かない。
知らない間に、クルシャ君のマヌル猫化が進んでいたようです。
小物感がすごいので、大型猫だったというのを飼主が忘れていた
だけなのかもしれません。