「ＵＳＡＧＩ」がやって来る。

夕方６時過ぎの
名古屋市内の西の空です。



黒くて低い雲が、北西の方角に向かって、目にハッキリ分かる速度で流れています。

いつもと逆の風向きが、
台風が近づいていることを教えています。


今度の台風５号は、
アジア名で「ＵＳＡＧＩ（うさぎ）」と名付けられているんだそうですね。

そして、
たぶん秋口ぐらいに来るだろう台風19号の名前は「ＫＡＪＩＫＩ（かじき）」だと、
もう決まっているのだそうです。

ご存知でした？



2000年1月から、
日本周辺（北緯0～60度、統計100～180度の北西太平洋海域）の台風には、
従来の英語名ではなく、アジア名をつけることになりました。

その「名前リスト」はすでに決定されて用意されていて、
それを順番に振り当てているのだそうです。


ちなみに、
日本語に由来する「アジア名」リストに載っているのは、「ＵＳＡＧＩ」「ＫＡＪＩＫＩ」のほかに、
「ＫＡＮＭＵＲＩ」（かんむり）
「ＫＵＪＩＲＡ」（くじら）
「ＫＯＰＰＵ」（コップ）
「ＫＯＮＰＡＳＵ」（コンパス）
「ＴＯＫＡＧＥ」（とかげ）
「ＷＡＳＨＩ」（わし）
「ＴＥＮＢＩＮ」（てんびん）
「ＹＡＧＩ」（やぎ）
――だそうです。

どう見ても関連性がなさそうなそれらの単語が
なぜ台風のアジア名として選ばれたのか、
調べてはみましたが、
分かりませんでした。



ところで
本当は今日のブログにはこの写真だけを載せるつもりだった「今日の1枚」は、



静岡県周智郡森町の「鹿苑山香勝寺」、通称「桔梗寺」の山門前で迎えてくれる「童（わらべ）地蔵」です。


地蔵さんの愛らしい面立ちもさることながら、
参拝者の誰かが供えて行った十円玉の置き方がまた
ユーモアがあって微笑ましいでしょ？

ほんの些細なことが、
人の心を優しくし、
和ませるんですね。

私も、心掛けなきゃ。


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