重低音のBlue Canary

♪ 思いつくままを、つたない文と photo で …

駅前散歩。

2007-09-09 | つれずれ
無精者で、
とくに床屋へ行くのが嫌いです。
なぜ?と聞かれると、困ります。
確たる理由がないからです。
だから無精者なのです。


でも、
この前床屋へ行ってからすでに3カ月となると、
後ろ髪が「名古屋嬢巻き」みたいにカールしてきて、
さすがにみっともよろしくありません。

そこで、行きつけの、
自宅の最寄り駅である名鉄電車「西春駅」近くの床屋へ行ってきました。



マイカー通勤のため、普段は行くことのない「西春駅」付近です。

なので、
頭をさっぱりした帰り、
カメラを手に「駅前留学」ならぬ「駅前散歩」をしてきました。

少し長くなりますが、
よろしかったら、またまたお付き合いいただけますか?






幹線道路から折れて約400m先の「西春駅」へ向かう、いわば「駅前大通」です。
最近、駅前再開発とかで道路の拡幅工事が進んでいるせいか、
よけい閑散とした印象を与えているのが皮肉です。


地元信用金庫のショーウインドで見つけました。



「私はCO2削減を宣言します!定期」って、何?


道路脇に、



こんな小さなお稲荷さんがあったんですね。


さて、
「西春駅」です。



といっても、昔はここに駅舎があったのですが、
いまは跨線駅になったため、ここはその西側の昇り口になってしまいました。


ほとんど上り切った階段の右半分に、



左半分には



という貼り紙があります。

ということは、
ここら付近は、歩道や階段に座り込んでタバコを吸っている未成年者が多い、ということですな。


通勤・通学ラッシュ時のダイヤは、



ほぼ3分に1本の間隔で組まれています。
なって言ったって、名古屋駅まで「普通」でも15分ほどのベッドタウンですからね。


駅西側は古い商店街で地権者が多いため、話がまとまらず再開発が遅れているのに対し、
大きな紡績工場跡に名鉄がミニ百貨店を建てた駅東側が、
現在ではむしろ「西春駅」の表玄関になっています。



でも、隣町の旧師勝町と合併して「北名古屋市」になり、
「西春」の名前は町名としても残っていないのに、
なぜまだ「西春駅」のままなんでしょうかね?


4階建てのミニ百貨店と道を挟んでさらに東側に、
百貨店より高くて立派な建物が3棟並んで建っています。



旧東海銀行、現在の三菱東京UFJ銀行の関連施設で、
一番向こう側が「コンピュータセンター」。

一番手前の茶色い鉄扉の中へは、
毎夕方、何台もの現金輸送車が列を成して吸い込まれていきます。

ご入り用の際、狙うなら、「コンビニ」より、ここです。



昔は駅の南側にもあった踏切が高架になり、
現在はこの北側だけになりました。



「カメラ好き」が踏切で待たされるとつい撮ってしまう、典型的に無意味な1枚です。

ほかにも、



こんなショットや、



こんなショットも、
撮っている時は「傑作!」だなんて自己陶酔していても、
あとで見てみると、なーんの意味もない1枚になっていますよね。
やれやれ、です。


踏切を渡って一周し、元の西側に戻ってきた昔の商店街の家並みです。



詳しくはありませんが、
道が狭いこの風情から察すると、ここがかつての「街道」だったのかも知れません。


営業中かどうか分かりませんが、ここは



たしか「自転車預かり屋」さんだと思います。

ずいぶん昔は私も電車通勤をしていて、
自宅から乗ってきた自転車を、駅前に預けて電車に乗りました。

当時はだから雨が大嫌いだったですが、
マイカー通勤を始めると、雨降りの日が嫌いではなくなる、というより、好きになりました。
人間って、本当に身勝手ですよね。


全国各地の商店街と同様、



廃業して建物も取り壊された「歯抜け」の跡地が、
往時には見られなかった「異空間」を出現させたりしています。(向こう側がミニ百貨店)


ここも、



地面の四角い跡は、
かつて店内の床に張られていたタイルかブロックの名残りでしょうね。


それほど遠くない将来には、



最近あちこちで見かけるこんなふうに、姿を変えてしまうのでしょうか。


商店の軒先に飾られた、



いまどき時代遅れのセルロイド?の花飾り。


そして、
頑張って営業を続けている楽器・レコード店の
現在の「イチオシ」新譜は



どうやら、氷川きよし君のようです。



商店街から1本奥に入った住宅地の一角で見つけたのは



この家です。

自分が「サビ好き」でもあるらしいことに最近気が付いた私は、
こんなふうに、サビ色に変色したトタン壁をみると、
とたんにカメラを向けてしまうのです

――なんていうダジャレを「オチ」にして本文を終わったら、
せっかくここまでお付き合いいただいた諸兄に思いっ切り 「グー」パンチを頂戴しても、
グウの音も出せないでしょうね。


帰り道に落ちていたのは、



お祭りの夜店などで見かける「ねじり風船」?でしょうか。

季節外れのこの時期に、
こんな落し物を見たのは
初めてです。


--------------------------------------------------------------------------

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
空き地 (kawa)
2007-09-10 23:10:25
昔なら、建物を建てて貸したのでしょうが、必ずしも、うまくいくとはかぎりません。
といって、売るのも、ということで、空き地か、貸駐車場になるのではないでしょうか。
返信する
そうなのでしょうね。 (kawaさんへ)
2007-09-11 21:45:08
もう、バブル期のような不動産投機はありませんから。
とくに個人商店は、続けていくのがますます難しい時代ですね。
返信する
名古屋の駅では… (mori-kuma)
2007-09-14 18:53:33
 階段のあの狭い空間に、『注意書き』があるんですね。

 大阪の繁華街の駅の階段では、注意書きではなく
百貨店の広告やらが、びっしりうめつくされてますよ。

ご存知でした?
返信する
名古屋でも… (mori-kumaさんへ)
2007-09-17 21:42:18
階段の広告はありますよ。
ただ、「西春駅」はちっぽけな駅なので、広告効果がないとみてスポンサーがつかなかったんじゃないでしょうか。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。