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重低音のBlue Canary

♪ 思いつくままを、つたない文と photo で …

待望の…!

2008-02-11 | ぼやき
2008年(平成19年)2月9日、
拙ブログの開設3年目に当たる記念すべき日に、
名古屋地方にも
「雪大好き人間」である私にとっては待望の、雪が降りました!

もちろん、自宅がある北名古屋市にも
なんと
10cmも雪が積もりました!  ――



――のだそうです!!!!


………………。


正直に言っていいですか?
もう、な~んにも、書きたくありません。


だって、
所用があって金曜日の夕刻から静岡方面へ向かった私は、
今日昼過ぎに帰るまでの2日半、
雪なんて、
雪なんて、
ヒラりとも、ハラリとも、見ていないんですから。


名古屋地方にかなりの雪が降ったこと、
おかげで東名高速が一時閉鎖されたことは、
その夜、ホテルのテレビ・ニュースで知りました。

同じ日、首都圏にも雪が降ったことも、同じニュースで知りました。

それなのになぜ、
名古屋と東京の真ん中の静岡だけは、
雪が降らなかったんですか?

もしかすると、
私の頭上数キロメートル上空だけが晴天域のエアーポケットになっていて、
それが、私の移動コースを
右に左に、しつこく追いかけながら動いていたんですか?

それって、
「雪大好き人間」の私に対する
軽~い「イジメ」じゃありません?


ということで、
昨年末、躊躇した末に買い換えた



わが金ピカ塗装の愛車「マツケン・サンバ」号の新品スタッドレスタイヤ「BRIDGESTONE BLIZZAK REVO 2」が雪の上に残したトレッド・パターンは、
帰ってみると自宅駐車場にまだわずかに残っていた新雪?を踏みしめて刻んだ、

たった、
これだけです。



あれっ?
ひょっとしていま、
どなたか「プッ!」って吹き出しませんでした?

2、3聞こえたような気がしたのは、
ちょっとだけヒガミっぽくなっている私の、単なる空耳ならいいんですけどね。



やれやれ、
3週目に入り、
心機一転のつもりの初アップがこんな話とは、
われながら先が思いやられます。


ともあれ、

この程度の内容と、
何枚撮っても一向に進歩しない自己満足写真の拙ブログですが、
今後ともお立ち寄り願えれば、望外の喜びです。

改めて、よろしくお願いいたします。


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時に縛られて…。

2007-07-23 | ぼやき
ふと、
身の回りを見渡してみました。

すると――。

 
△愛車「マツケン・サンバ号」の時計です。      △自宅キッチンの掛け時計です。

 
△自室テレビの上の目覚まし時計です。        △ミニコンポの時計です。

 
△お風呂のメインスイッチです。            △会社事務所の時計です。

 
△愛車の「レーダー探知機」です。          △通勤途上の名古屋市役所の大時計です。

 
△旧子供部屋の掛け時計です。           △旅先で買ったおもちゃ時計です。430円。

 
△会社のタイムレコーダです。             △携帯電話の待ち受け画面です。

 
△自宅玄関の掛け時計です。            △会社デスクの温度計付き卓上時計です。

 
△お風呂のリモートコントロールです。         △会社と自宅PCのスクリーンセーバです。

 
△自宅居間の掛け時計です。             △会社と自宅のパソコンのタスクバーです。

 
△愛車「マツケン・サンバ号」のカーナビです。     △息子夫婦に貰ったお気に入り腕時計です。


少し汚れていたので載せるのを止めた時計が、
まだ5、6個はあります。


私たちは毎日、
こんなに多くの時計に囲まれ、

時間を気にし、
時間に追われながら、
暮らしているんですね。

これで本当に
「幸せ」だと、
言えるのでしょうか――。


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いつの間にか…。

2007-07-20 | ぼやき
会社指定の喫煙場所である外階段の踊り場から見下ろす
道を隔てた向こう側に建つ民家です。



屋根瓦が所々剥がれ、
人が住んでいる気配がないのですが、

にもかかわらず、

どこに住んでいるのか知らない家主が、
それまで朽ちかけていた板塀を突然、
かなり立派なコンクリートと金属板の塀に建て替たのは、去年の、たぶん暮れ近くだったと思います。


その折り、
工事の邪魔になるからだったのでしょうか、
当時の板塀にもたれかかるように捨てられていた10台近い放置自転車が、
きれいさっぱり撤去されたのですが……、

今年3月に写した上の写真を見ると、
すでに2台、捨てられていました。


そして現在は、



さらに3台、増えています。


こんなふうにして、いつの間にかまた10台近い放置自転車が、新調された塀の前に再び並ぶことを
「都会における原状回復」と言うのなら、
それはとても残念な話です。



無機質な放置自転車ですが、
傍に近寄り、耳を澄ますと、

何かを訴えるような彼らの、
悲しい声が聞こえてくる気がしませんか?



       



       


近頃の放置自転車の多くはステンレス製です。

だから、
錆びて、腐り、やがて地に還ることすら出来ない彼らを、なおさら哀れに思ってしまうのは、
安っぽい感傷でしょうか。




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つるし雛。

2007-01-18 | ぼやき
今月9日のブログで、
今年4カ所目の初詣でに行った静岡県「久能山東照宮」で、思いがけなく美しい物を見た、と書きました。

それは、東照宮・神楽殿に飾られていた、これです。



静岡県・稲取温泉の周辺に江戸時代から伝わる「つるし雛」です。


この「つるし雛」をかなり気に入ってしまい、
あれから少し調べてみたんですね。

ネットで検索し、フリー画像を拾ってみると――。

 

 

人形、植物、動物、食べ物、果物、毛鞠……実にさまざまな飾り物が吊るされています。

そして、
その1つ1つに「意味」があるんですね。たとえば――、
鶴や亀…………長寿。
うさぎ……………呪力があるとされ、神様のお使い。
巾着……………お金に不自由しないように。
座布団…………早くお座りが出来るように。
猿………………厄が去るように。
毛鞠……………家族の幸せ。人の輪、人生の輪。
ぽっくり…………早く歩けるように。
団子……………食べ物に困らないように。

――等々、その家々によって、思い思いの物と数を吊るすため、その種類は数十種に及ぶそうです。


いいですよねえ、素朴で。
ぜひもっと間近で見てみたい――と思っていたら、
先週末、見つけたんですよ、静岡県下の某百貨店の催事場で。

「ラッキー!」と喜び、
もし値段が手頃なら……と頭の片隅で思いながら値札を見て、
一瞬、固まりました。

通販サイトで見つけた、高さ120cmほどの、



ちょうどこんな感じの「つるし雛」に、
いくらの値札が付いていたと思います?


「520000円」でした。
「ごせんにひゃくえん」でもなければ、
「ごまんにせんえん」の読み間違いでもなく、
「ごじゅうにまんえん」だったのです。




私って、物の値打ちが分からない「世間知らず」なんでしょうかねえ。


たしかに、
1つ1つが手作りの、
いい出来栄えだとは思いますよ。

でもね、
「つるし雛」というのはもともと、
家々のおばあちゃんやお母さんが、
孫や子供たちの健やかな成長を祈って、
家にあった着物や古着の端切れを利用して作った、
素朴な「民芸品」だったわけでしょ?

「芸術品」では、本来、決してなかったと思うんですよね。

なのに、
現代では「ごじゅうにまんえん」ですか。
そんなものなんですか、時代が変われば。


どうにも納得がいかず、
憮然とした思いで、



改めて「ごじゅうにまんえん」を、
しばらくの間、見ていました、
たぶん口を半開きしたまま。


でも、
私が「つるし雛」を気に入ったことに変わりはありません。

だから、
「美術品」ではなく、
昔、おばあちゃんやお母さんたちが孫や子供たちのために作った「民芸品」の「つるし雛」を、
それが生まれた土地で見てみたいと、
プランとスケジュールを検討し始めたところです。


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やがて…。

2006-10-02 | ぼやき
昨日からの雨が、少し止んではまた降り続けている名古屋地方です。

出勤時、橋の上から見た高層「億ション」の上層階は、



今朝もまた、うっすらと雲の中にありました。


頭上を時折り「雲」に覆われるのは、
天然自然の現象だから仕方がありません。
けれども……。


私は朝夕の通勤時、こんな道を通っています。



そう、頭上を走るのは「都市高速道」。

だいたい、東京と違って市内の幹線道路が広い名古屋市内は、
都市高速道路は利用者が少ないため、通勤ラッシュ時でもそれほど込みません。

というより、
場所によってはインターの出入口の関係で、高速を使ったほうがむしろ不便ですらありますから。

しかも、
何と言っても料金がバカ高いですし。


それなのに!、です。



凝りもせず、また造っています。
どこをどう結ぶルートなのかさえよく知りませんが。

建設中のこの高速道路も



T字型の橋脚の横幅から推察すると、片道2車線になるようです。

ということは、
完成すると、
こんな感じになってしまうのでしょうか。




都会から、
「空」が、
ますます無くなっていきます。

………。
これが、
本当に「文化的生活」だと、
言えるのでしょうか。

「美しい国・日本」って、
こういうことなんでしょうか。


また一つ…。

2006-08-30 | ぼやき
また一つ、
地方百貨店の灯が消えることになりました。

昨日、三重県・松阪市の「三交百貨店」が、
今年12月30日で閉店すると発表しました。


仕事の取材を兼ねて、見に行ってきました。
名古屋から東名阪―名阪―伊勢自動車道を、少し早めに走って1時間半。
松阪駅ビルに隣接する「三交百貨店」は、
昔なら、文句なしの一等地に立地しています。



店内には著名ブランドが入り、都会的な感覚でレイアウトされています。

けれども、
残念ながら、
お客がほとんど、入っていません。


社長は昨日の閉店発表の記者会見で、こう漏らしたそうです。
「万策、尽きました」

たしかに、
駅前ロータリーから真っ直ぐ延びるすぐ近くの商店街が、



こんな様子です。
人通りが、ありません。
「万策」を打とうにも、打つ手に限りがあっただろうことが、容易に想像できました。


近郊に大型ショッピングセンターが相次ぎ進出したことで、客を根こそぎ奪われた地方百貨店・商店街の厳しい現実を、
今日またここで、見ることになりました。

いや、
これからも同様の光景を、
いくつか見なければならないんでしょうね、別の地方都市で。
残念です。


帰途に立ち寄った東名阪自動車道ハイウエイ・オアシス「亀山サンシャインパーク」でふと見上げた空――。



その空の青さや高さ、雲の形が、
もうそれほど遠くない秋の訪れを、
そっと教えているようでした。

日焼け。

2006-08-24 | ぼやき
先日、数週間ぶりに会った友人から、「日焼けしてるねえ」と言われました。

「日焼け? ああ、右腕だろ? カッコ悪いよねえ、国産車だからね」
と答えると、

「腕? 違うよ。顔。真っ黒に焼けてるじゃん」

ええっ?
………。
心当たりが、
ありません。


たしかに夏休みに出掛けました。
けれども、ドライブ旅行ですから、ほとんど車内に居て、炎天下を歩くことはほとんどありませんでした。

仕事も内勤ですから、同様です。

週末の草むしりは、帽子に長袖で完全防備していますから、
汗はかいても、日には焼けません。

下戸ですから、肝臓も悪くありません。

それなのに、顔が、日焼けしている?
WHY?


今日、ハッと気がつきました、一服しながら。

原因は、たぶんこれです。
いえ、間違いないでしょう、絶対に。



わが社の、愛煙家のための指定喫煙場所です。
何度も書きましたが、外階段の踊り場。

その踊り場は南に面しているため、
午後からはほとんど、日陰がなくなってしまうんです。

だから、
タバコを吸いに外階段へ出るたびに、
数分間ですが炎天下にさらされます。
それが度重なって、顔が日焼けしてしまったんですね。


名古屋地方は今日も36℃を越す猛暑。
灼熱の太陽が、ジリジリと容赦なく照りつけていました。

タバコを吸うおかげで、
肺ガンだけでなく、皮膚ガンの惧(おそ)れまで、増やしているようです。

是々非々。

2006-08-17 | ぼやき
最果ての海で、とても残念な事件が起きました。
北方領土・貝殻島付近の海域で日本の漁船「第31吉進丸」がロシア国境警備艇に拿捕され、その際の銃撃で、乗組員1人が亡くなったことです。


(↑納沙布岬から見た貝殻島灯台)

この海域でロシア側の銃撃によって死者が出たのは50年ぶりだそうです。
まだ35歳だったという青年の死は、慙愧(ざんき)に耐えません。
ご家族の悲しみ、悔しさは、察するに余りあるところです。


ただ……、
と、
非難を覚悟のうえで、あえて書かせていただきます。

この事件を伝えるマスコミに、
ともすると、
「非はロシアにあり」と決めつける論調が見受けられるのは、いかがなものか、と。


いかなる事件に際しても、
状況を冷静に分析したうえで、
「是々非々」の立場を貫き、客観的に報道するのがジャーナリズムのあり方だと、私は思っています。

にもかかわらず、
今回の事件に関するマスコミの、発生以来の報道ぶりはいささか偏っているように、少なくとも私の目には映るのです。

果たしてそれで良いのか、
国民をミスリードしているのではないのか――。
そんな疑問と不安を胸の内に抱きながら、私はいま複雑な思いで新聞やテレビを見ています。


北方領土の帰属について、日本とロシア双方の主張に大きな隔たりがあるのは周知の通りです。
しかし、知る限りにおいて、
北方四島が本来、日本の固有の領土であるとするわが国の主張には、
歴史的にも、国際法的にも、揺るぎない正当性があると私も思っています。

とは言いいながら他方で、
北方領土問題は、
日ロの外交上の「懸案事項」とされたまま、
いまだに解決されていないという「現実」をも、
残念ながら、無視はできません。

無視できないからこそ、
この周辺海域での船舶の航行や漁業の操業については、
いわゆる「中間ライン」や「北海道海面漁業調整規則ライン」と呼ばれる規制線が設定され、
それを越境しないことを大前提にした航行・操業の「安全」が、
両国間の「暗黙の了解」として確保・保証されているのだと、私は部外者ではありますが、そう理解しています。

だとすれば、
そのように定められているラインを、無視したり意識的に越境して操業することは、
取り決めに違反した、早い話「密漁」であって、
そういう認識は、
地元の漁業関係者自身が認めていることなのではありませんか?


そういう、関係者なら誰もが認識している「密漁」の実態に触れることを避けているばかりか、
事実上の「密漁」を「危険操業」などというもっともらしい言葉に置き換えて報道しているマスコミの姿勢に対して、
果たしてそれで良いのだろうか、
世論をミスリードしているのではないのかという疑問と不安を私は抱き、
そのことがもたらす悪い影響を、懸念せざるを得ないのです。


未解決の領土問題と「密漁」とは本来、まったく別の次元で話されるべきテーマではないでしょうか。
そのことを混同したり、あえて目をつぶるような形で今回の事件を取り上げ、是非を論じているマスコミが少なくないことに、とても違和感を覚えるのです。


最も責められるべきは、
地元の漁業者を、危険を承知で密漁をしなければ生計を維持できないような状況に置いている国の無策であり、
また、
北方領土に関わる外交交渉をここ5年間、まったく手をつけずに放置し、問題解決を先送りしてきた政府の「無責任さ」にあるはずです。


対中国、対韓国、対北朝鮮をはじめとする日本の外交に、最近さまざまな問題が表面化しています。
そうした折も折り、対立関係をさらに増やすような無定見な報道は厳に慎むべきであると思っています。


何事においても「是は是、非は非」の立場を貫き、
読者・視聴者を正しくリードする、「ジャーナリズム」としての確固たる姿勢を、
日本のマスコミに望んで止みません。


能天気な私には相応しくない話題について、思いつくままを書いてしまいました。
どうせ自己満足ブログなのだからと、開き直って。
勉強不足に対するご批判やお叱りは、もちろん甘受します。

多忙につき、開店休業。

2006-08-07 | ぼやき
私は今、とても忙しいのです。

携帯電話の機種を急遽、変更したので、
気に入った状態にカスタマイズしようと、
各種設定に格闘中だからです。


前のは買い換えてまだ1年未満。
買い換える予定はまだなかったんです。

ところが、
昨夜、
とても悲しい「事件」が起きてしまいました。

ご覧ください。



分かりますか?
携帯電話の、電池カバー部分が、ありません。
無くなっていることに気が付いたのは、
昨夜、町内の夏まつりから帰ってからです。

オー・マイ・ゴッド!!


夏まつり会場にはデジカメを持って行ったんですが、
携帯カメラでも数枚、撮ってみました。
どうやらその時、何かの拍子で電池カバー部分が外れて脱落したことに、
帰宅するまで気が付かなかったんですね。


電池カバーだけを取り寄せようとしたら、「2週間かかる」との返事です。
カバー1つを取り寄せるだけに、なぜそんなに時間がかかるのか分かりません。
在庫を確認して発送するまでに、4日もあれば充分じゃないですか。

そんなドンクサイ対応をしているから、会社が吸収されてしまうんですよ、ボー○ホンさん――と八つ当たりしています。


ともあれ、カバーがないまま2週間も使うのは嫌なので、機種更新してしまいました。

買い換えたのは「ワンセグ」テレビ付きの新製品……にしようかと思いましたが、やめました。
だって、携帯でテレビなんか見ます?
車のカーナビには付いていますし。

何より、カメラの画質が、これまでに比べて落ちてしまうことを避けました。


前のと同じメーカーの後継機に変えたのですが、
各種の設定がビミョーに違います。
そこで取扱説明書を見ながら悪戦苦闘中というわけです。


そう言えば、この機種のバグが新聞に出ていましたね。
メールの入力で「みられまくっちゃ」と打って変換しようとすると、
フリーズするんだそうです。

私はバージョンアップした対策済みを買ったので安心ですが、
それにしても、なぜ、
「みられまくっちゃ」なんですかね。

もしすかると、メンテナンス用の隠しコマンドだったんでしょうか。

だとしても、もう少し気の利いたキーワードはなかったんだろうかと、
八つ当たりついでに、ぼやいています。

ここまで、やっちゃいましたか。

2006-08-03 | ぼやき
やっぱりでしたねえ。
その意味では「予想通り」だったんですが、
こういう予想がズバリ的中してしまうのは、
なんとも後味の悪いものです。

そう、
昨夜の世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王座決定戦で、
亀田興毅クンが、
勝っちゃいました。



第1ラウンド終了間際、ベネズエラのフアン・ランダエタの右フックを食らってダウン、ゴングに救われたものの、
その後もランダエタの左アッパー、右ジャブに悩まされ、
中盤にようやくやや盛り返しましたが、
第11ラウンドには再び連打を浴びてダウン寸前。
最終12ラウンドも、足がもつれ、倒れそうになるのをクリンチでしがみついて終了ゴングが鳴るのを待つ有様。

これはもう、
誰が見ても、
ランダエタの圧倒的な優勢勝ちじゃないですか。


(△「スポーツ・ナビ」から)

それなのに、
勝っちゃいました、
2-1の判定で。

ウーン、ここまでやるか――の感想です。


「八百長だ」――と大っぴらに口にする人は、今回は案外少ないようです。
そう言ってしまうと、
亀田サイドに対してではなく、
ガチンコで戦っていた対戦相手のランダエタ選手に対して、失礼だからでしょう。

それに、興毅クンも、それなりに頑張っていたと思いますよ、今回は。
でも、明らかに終始、劣勢でした。

なのに、それをひっくり返してしまった判定は、
興毅クンを取り巻く、イヤらしくて、醜くくて、カネの亡者の大人たちが仕組んだ汚い演出に他なりません。


試合後の、父親・史郎さんの談話を新聞で読みました。
こう言ったそうじゃないですか、
「(興毅は)まだ19歳や。これからや」と。

その通り。

本当にそう思ったなら、興毅クンから渡されたチャンピオン・ベルトをリングに叩きつけて、言っておやりなさいよ。
「こんなおかしな判定で、名誉あるベルトを受け取れるかっ!」って。
そのほうがよほど、興毅クンの、これからのボクシング人生のためになったでしょうに。


「負けて覚えるボクシングもある。貴重な機会を亀田は失った」(中日新聞・田中浩一郎記者)
そう思います。

子供をカネ儲けの道具に使う大人たちが、私は大嫌いです。