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雪が降る日

    12時27分 車窓の幻想的な風景


1月23日(月)

予報どおり、雪になった。正午過ぎに外出すると、かなり道路がすいている。大半の人が車で移動する当地では、雪だと危険なので外出を控える人がいる。正月は無事に過ぎたが、これはこの冬で一番の激しい降りである。買物で20分ほど停めておいたら、車は窓も屋根も一面真っ白になっていた。

図書館で津村節子の随筆「似ない者夫婦」を読んだ。その中に、井の頭公園、玉川上水、吉祥寺という地名がよく出てくる。
20年ほど前、私は井の頭の朝日新聞販売店で配達や集金をしていたが、確かに、吉村昭・津村節子夫妻のうちがあった。


  13時04分 あっという間に大降りに

井の頭には、ほかにも、2丁目に本間長世・千枝子さん、1丁目には短歌「コスモス」の宮柊二氏亡き後主宰となった英子さんが住んでいる。宮英子さんも本間千枝子さんも、気さくで、冗談まじりに代金を払ってくれた。一方、夫婦ともに作家の津村&吉村氏の家の空気はどんなだったろうか、社交性など不要、むしろ邪魔なのが作家だとしたら。津村節子さんとは顔を合わせた覚えがない。

彼女の本を読んだのはこれが初めてだが、この世代(終戦のとき16-17歳)らしい生真面目さを感じる。フリーターやニートの増加を憂いており、若者への批判は手厳しいようだ。この文章の感じは、わたしと似ているかもしれない。(もちろん一冊だけではなんとも言えないが・・・・・・。)それが、これまで読もうと思わなかった理由かも。つまり、自分から遠く離れたものを求めるので。



  17時20分  すっかり止んで、夕映えに

新聞屋のほかにこんな仕事も
→2010-11-08「赤坂プリンスホテルの思い出」
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