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大寒の終り

朝5時40分ごろ、JRの駅の近くで、突然「コケコッコー」という声。民家に鶏小屋の珍しくなかった子供時代、よく聞いた声だが、今時こんなところで鶏を飼う人がいるのか?ペットかも知れない。

きのうの毎日の余録で七十二候の「鶏始乳」について読んだ。「にわとりはじめてとやにつく」日差しが伸びて来て、秋から冬に休産する鶏が日照時間の変化を感じ取り、卵を産み始める意味だそうだ。

鶏にも卵を産まない時期があると、初めて知った。自然に任せるとそうなるのを、人間の需要を満たすために無理な飼い方をしているのだろうか。

鶏も、日照時間が少ない時期には、子供を産んでも育ちにくいことを本能的に知って、秋冬は産まないのだろう。人間も、周囲の環境に応じて、産んだり産まなかったりするのかも。

また少し行くとカラスが鳴きかわしている。アリアのように声を高く張って伸ばしたり、カッコーのような節でも。鶏といいカラスといい、冬の終わりにきて勢いづいているみたいだ。

さらに行くと、垣根に赤い実が。葉の下に実が垂れている、これは万両。葉の上に実があるのが千両、万両が千両より重いからだとか。

というわけで、色々発見のあった散歩は7400歩だった。

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