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演劇「闇に咲く花」


   左から辻萬長、浅野雅博、石母田史朗

松江市民劇場7月例会 7月18日(水)18:30 

県民会館大ホールにて
劇団 こまつ座」
原作 井上ひさし
演出 栗山民也
出演 辻萬長 石母田史朗 浅野雅弘
上演時間 3時間(休憩15分)

日本人にとって神社とはどういうものか?
戦争中はどういう役割を果たしたか?
今後どうあれば良いか?

戦中戦後の闇はいかに行われたか?闇は認めるべきか取り締まるべきか?
経済警察と庶民はいかにして戦い合ったか?

野球はいかに昔から愛されたか?野球応援の本来の姿はどうあるべきか?

BC級戦犯の真実の姿とは?

ギターのしみじみとした、時に激しく抗議する音色に乗せて送っている。

闇屋の5人のまだ若い未亡人はギリシア悲劇の合唱隊のようである。

戦争の時代に少年期を送った井上ひさし(1934-2010)の遺言のように思える。

脚本も演技も良くできた芝居で、安心してみていられた。

⇒映画「父と暮せば」2010-8-15
⇒映画「靖国」 2009-1-11
⇒本「太平洋戦争と新聞」2010-8-18
 
 

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