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【本】発達障害に気づかない大人たち


2010 詳伝社 刊  
著者 星野仁彦

氏は精神科医でご自身がADHD※であるとのことだ。(1947生まれ)
タイトルに引かれて手にとったが、私と同じ点が幾つも見つかり、嬉しいやら驚くやら。

1.教官に「免許はあげますが、決して運転しないでください」といわれ、30年あまり一度も運転せず、ゴールド免許保持者だそうだ。持っていると何かと便利なので、返上するつもりはないそうだ。→2011-06-23「返上したい」

2.「切れやすい」という特徴があるので、患者からの電話にもなるたけ出ない。

3.片付け整理整頓が不得手。そのほか家事も育児も、渉外も、すべて夫人任せである。

4.忘れもの、落し物の名人、遅刻常習犯

5.一人暮らしは危険である。部屋が散らかり放題になる。自炊もできない。

6.配偶者、職業の選択に細心の注意を要す。ニートの大部分はADHD?

7.うつ→自殺の危険もある。

8.診断→自覚、服薬で随分改善する。

★お医者さんでもADHDはいるんだな
★ADHDでも医者になれるのか
という二つの発見をした本だ。

人によっては偏っているとかなんとか、批判もするかと思うが、私にとってはまるで文学書を読んだような新鮮な感動を与えられた。

※ADHD 注意欠陥多動性障害(Attention deficit
     hyperactivity disorder)

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