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川喜多映画記念館

JR鎌倉駅から6分、静寂な住宅街にある川喜多映画記念館に正月5日に行った。「明治大正文藝シネマ浪漫展」(13日まで)を見るために。

  圧巻は野口久光(1908~1994)の描いた「大人はわかってくれない」「禁じられた遊び」「赤い風船」「にんじん」「旅情」「野ばら」「天井桟敷の人々」「望郷」「第三の男」「汚れなき悪戯」等々のポスター。また「地上」「百合子、ダスヴィダーニャ」もある。川喜多かしこといえば、戦前「制服の処女」をいち早く発見し紹介した女性としておぼえているがベルリン、カンヌ、ヴェネチアをはじめ、国際映画祭の審査員を務めること26回に及んだ彼女は、英独仏語に堪能で、世界に有名だ。大阪生まれ横浜育ちと聞けば納得である。

多くの外国の映画人がここを訪れ、撮影現場にもなった、長政(1903-81)かしこ(08-93)夫妻の住居跡である離れが残っている。

 今、鎌倉は京都とともに「オーバーツーリズム」観光公害が問題になっている。現に10月に来たときは、小町小路の雑踏のため、辛うじて鶴岡八幡宮までたどり着いたものの、お茶を飲む余力もなく引き上げた。今回は記念館より奥に行きトンネルの手前の喫茶店「雲母(きらら)」で汁粉やくずきり、黄粉餅などを堪能した。帰りの駅には交通整理員がいてエスカレーターの2列並びなどを指示していた。

「地上」6-10-20
「『百合子ダスヴィダーニャ』の映画化」11-2-5
「禁じられた遊び」12-7-16
「赤い風船・白い馬」9-7-12
「杉山平一に出会った」18-1-20(「制服の処女」の画像、鑑賞記録)

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