映画の感想など・・・基本的にネタばれです。
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〔映画〕ディア・ピョンヤン
2005年 日本 107分(第七芸術劇場@十三・大阪にて10月28日鑑賞)
監督:梁英姫=ヤン・ヨンヒ
面白い映画だった!
冒頭、字幕で、近くて遠いあの国の歴史や対日関係の知識を
要領よく見せてくれる。
父と娘、父と母の会話は、間合いがよく、まさにボケと
ツッコミで、聞いていて小気味よく感じる。
大阪、生野区で生まれ育った在日2世の女性=ヤン・ヨンヒが、
朝鮮総連生え抜きの活動家である父とそれを支える母、北朝鮮に
帰った3人の兄とその家族を撮ったドキュメンタリー。
ヤン・ヨンヒは、一徹な父とどうしても思想的に合わず
留学して映画の勉強をしたりする。カメラ越しに
父に質問を投げかけることで、会話が始まる。
撮って行くうちに、疎遠だった父娘の関係が成立し、
好転していく現場に居合わせるのはスリルがあった。
監督:梁英姫=ヤン・ヨンヒ
面白い映画だった!
冒頭、字幕で、近くて遠いあの国の歴史や対日関係の知識を
要領よく見せてくれる。
父と娘、父と母の会話は、間合いがよく、まさにボケと
ツッコミで、聞いていて小気味よく感じる。
大阪、生野区で生まれ育った在日2世の女性=ヤン・ヨンヒが、
朝鮮総連生え抜きの活動家である父とそれを支える母、北朝鮮に
帰った3人の兄とその家族を撮ったドキュメンタリー。
ヤン・ヨンヒは、一徹な父とどうしても思想的に合わず
留学して映画の勉強をしたりする。カメラ越しに
父に質問を投げかけることで、会話が始まる。
撮って行くうちに、疎遠だった父娘の関係が成立し、
好転していく現場に居合わせるのはスリルがあった。
コメント ( 11 ) | Trackback ( 0 )
« 〔映画〕下町... | 〔映画〕長崎の鐘 » |
作家の父は{皇道思想家}最初の日本語小説書いた人だそうです。母は日本人です、今世界中に話題のある国だから、読んでいます。
今時、どうかと思ったのですが、予告編があまりにも 面白かったので。当たり!でした。
ところで、皇道思想家の父親とは、またずいぶん過激ですね?
思想が違っても、理解できなくても、大きく仲たがいすることなく一緒にいれるのは、親子という絆の太さを感じました。良質のドキメンタリーでしたね。
この作品の成功には、大阪弁が効果があったと思います。私は、よそ者ですが、こちらの人たちは、生まれた時から、毎日毎日、会話の訓練を家族で行っているんですよね。おどろいてしまいます。
親子だから何でも分かり合えると思ったら大間違いで、分かり合えなくてイライラすることの方が多いような気がします。それでもずっとカメラを向け続けて父親に向き合おうとした監督の一途さに驚き、感心致しました。
父親も母親も、絶えずカメラを向けられながら生活するのは、さぞストレスの多かったことでしょう。それでも娘を思う気持ちがにじみ出ていて、温かい気分にさせられる作品でした。馴染みのある大阪弁の会話も、私にとっては親しみを増す要因でした。
もし娘が直に語りかけたなら、こうはいかなかったのでは。娘は、NYで映画の勉強をして、映画を撮る立場になってやっと、父と対等に向き合えたのだと思います。親子とはそのくらい難しいものなんでしょう。
(中公新書、文春新書)を
ヤン・ヨンヒ「ディア・ピョンヤン」(アートン社)
とともに図書館で借りて読みました。
どちらも、イデオロギーでくくりきれない真実を生身の口から語っており、眼を開かれました。ある時期北は天国、南は地獄(これは今の北の政府宣伝そのままですが)であるかのように、報道していた日本の左派のジャーナリズムがあったことはよく覚えています。
なんのかんのと、この作品を完成させるまでに、10年かかっているそうですね。固有の時間を、思います。
TBとコメント、有難うございます!!
素晴しいドキュメンタリーだと思います。
その時間を持続させたのは、愛ですよね、結局・…
いいドキュメンタリーでした。
色んな人に薦めたのですが、やはり渋谷での単館上映、なかなか観てくれる人はおらず…(泣)
そうですか、色んな人に…?きっと、黙っていられないほど感動したんですね。私も原作を借りて読みました。これがまた良くて・・・文才もある女性です。
年輩の、こういう格好のお父さんの図柄に飛びつく若い人たちは少ないかも…りおさんは別ですが、フフ
それに渋谷は行きづらい町ですしね。若者が、それも今や小学生がウロチョロしているし、私も在京時代よほどでないと足を踏み入れる気しませんでしたよ。