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【本】鶴は病みき

芥川龍之介 晩年の像   岡本かの子の1936年のデヴュー作。かつて、鎌倉でたまたま同宿した芥川龍之介への20日間の見聞を元に、自殺した彼を悼んで書かれた作品。 かの子については長年、岡本太郎の母であることしか知らず、異様に白粉が濃く肥った女性という印象だった。が、初めて読んで、文章力に驚き、関連書を次々と読んで分ったのは、夫・一平や息子・太郎との関係が常識をはるかに超えていて、 一平・かの子 . . . 本文を読む
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