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【本】吾輩は猫である

 夏目漱石 1905年著 題名を知らない人はいないが、実際に読んだ人は少なく、読み通した人はもっと少ない、そんな小説だと思う。どうも、好悪が極端に分れるみたいで、口を極めてこき下ろす人もいるし、絶賛し中毒症状を呈する人もいる。茂木健一郎氏は、いつどこでも発作的に読みたくなって、買ったのが十冊になってしまったそうだが、私は全二冊、それも数年前に買った岩波文庫588円と、今年の正月に手に入った伯父の . . . 本文を読む
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