映画『利休にたずねよ』 2,3★/5 2013年 監督 - 田中光敏 脚本 - 小松江里子 原作 - 山本兼一 出演者 市川海老蔵 中谷美紀 大森南朋 市川團十郎
まだ見てなかったので、なんとなく映画『利休にたずねよ』を見た。
小説で読めば面白うのであろうが、映画はミスキャストのような気がした。
利休のイメージと市川海老蔵さんのイメージが噛み合わない。
また、所作の美しさでいうならば、中村獅童さんの方が美しいのではないかという考えがぬぐいきれなかった。
半ばも過ぎ、露夕の若かっ裏しころ、高麗の血筋の良い女性と出会う。
その前頃から、金持ちでチャラチャラした髪型と着物の着こなしは、西鶴の与之介さながらである。
特に初めの、水色の着物を着る利休のチャラチャラした走り方は、やはり与之介を意識したもので、市川海老蔵さんのイメージと重なり、この部分の展開だけは良かったといえよう。
しかしながら利休の晩年の姿には重厚さはなく、いただけなかった。
以前に大阪の堺で、利休の資料館を楽しんだことを思い出すが、映画を見終わって、やはり違うと感じたのであった。
また、近年の中谷美紀さんはどの作品も【口角あげまくり】で、上品で若作りに専念されている。
この映画は2013年のものだから、10年前にはもう【口角あげまくり】で見ているこちらが辛くなる。
もっと昔の中谷美紀さんは演技がうまくいい女優さんだと思っていたが、【口角あげまくり】をされ始めてから、演技熱は変な方向に向かわれたのかなと感じ、見切りがついた。
しかしこれは私個人の感想であり、これを読んでいらっしゃる方の中で不愉快に思われる方がいらっしゃったとすれは、お許しいただきたい。
これは私の位置感想に過ぎませんことを付け加えておきたいと思います。
また、以前やはり映画で『利休』を見たことがある。
その映画は、千利休 -は三國連太郎、りき は 三田佳子、他にも猿は●顔のの高麗屋と云った出演者で、上等で重厚に見えたので、今も心に残っている。
どうしても、その映画と比べてみるので、映画『利休にたずねよ』は今回のとほほであった。
今回の映画は、面白くなかったと感じます。
みなさま、
お越しいただきありがとうございます。
心より御礼申し上げます。
監督 - 田中光敏 脚本 - 小松江里子 原作 - 山本兼一 『利休にたずねよ』(PHP文芸文庫)
出演者 市川海老蔵 中谷美紀 大森南朋 市川團十郎
ドラマ『悪夢ちゃん』 3,2★/5 11回 2012年 原作 恩田陸『夢違』 脚本 大森寿美男 北川景子 GACKT 優香 木村真那月 小日向文世
北川景子さん出演との事で、ドラマ『悪夢ちゃん』を見た。
北川景子さんと小日向文世さんが出ておられる時以外は、ずいぶん退屈であった。
無意識の意識は学生時代にいくらかは読んだが、このドラマは無意識の意識や夢がテーマであるにもかかわらず、軸が揺らぎ、知識が半端であった。
心理学をもう少し深く掘り下げ、筋書きを練っていただきたかった。
原作 恩田陸『夢違』(原案) という事であるが、ドラマの最後の場でのこと。
観音が写り、後生丁寧に【夢違い観音 ゆめちがいかんのん】と記されている。
悪夢「あれは何?」
先生「夢ちがい観音よ!」
で固まってしまった。
あれ?あれって、夢違い感の(夢たがい観音)ではないのか?
という意識が大きくなり、その場でドラマから離れ、携帯電話で調べた。
【ゆめちがいかんのん】と入力すると、【ゆめたがいかんのん】と示される。
やはりか、、、
と思いつつもう少し見ていると、奈良の法隆寺では【ゆめちがいかんのん】と記されていた。
まぁ!どうでもいい話^^
しかし、一般的には【ゆめたがいかんのん】というであろうに、あれだけ打つ区yしい北川景子案に、堂々と【ゆめちがいかんのん】と言わせてしまう、監督の意図するところをぜひ知りたいと、視聴している私は深く感じた。
原作 恩田陸『夢違』(原案)
脚本 大森寿美男
演出 佐久間紀佳 猪股隆一 菅原伸太郎
出演者 北川景子 GACKT 優香 木村真那月 小日向文世
映画『空飛ぶタイヤ』4,0★/5 2018年 監督 本木克英 原作 池井戸潤 脚本 林民夫 長瀬智也 ディーン・フジオカ 高橋一 深田恭子
長瀬智也主演の映画『空飛ぶタイヤ』をみた。
本作品もWドラマを濃縮したようで面白かった。
ここのところ、長瀬智也さん出演のドラマや映画を続けざまにみている気がする。
締めは数度みた、中村七之助さんとの共演である、『真夜中の弥次さん喜多さん』でも見ようか?!
『真夜中の弥次さん喜多さん』に意味を求めるべからず。面白いものは、面白い!
ただ、それだけ。
今回も見たという簡単な記録だけで失礼致します。
映画『空飛ぶタイヤ』
2018年
監督 本木克英
原作 池井戸潤
脚本 林民夫
長瀬智也 ディーン・フジオカ 高橋一 深田恭子
ドラマ『うぬぼれ刑事』4,3★/5 脚本 宮藤官九郎 演出 宮藤官九郎 吉田健 土井裕泰 金子文紀 長瀬智也 生田斗真 中島美嘉 荒川良々 要潤 矢作兼 坂東三津五郎 中村七之助 西田敏行
2010年のクドカン脚本・演出のドラマ『うぬぼれ刑事』を見たが、全体がコミカル大変面白かった。
笑いに笑わせていただいたこのドラマ。
長瀬智也さんが出演、生田斗真さんが出演。
加えて、歌舞伎役者の坂東三津五郎さんに、中村七之助さん
締めは 西田敏行さん
最終回のゲストとして迎えられた中村七之助さんの美しさがまばゆい。
七之助さんは古典歌舞伎もうまいが、このドラマでは、歌舞伎舞踊や腰の落とし方や所作とは全く違った、大衆演劇役者のショー用踊り(舞踊)を見事にこなされている。
驚くばかりに、歌舞伎の舞踊と、大衆演劇用ショー用踊りとを使いこなされている潔さに感心した。
中村七之助さんとは、古典歌舞伎を大切にされておられる立派な歌舞伎役者さんだが、歌舞伎役者である前にしんんお役しゃであるのだと、改めて感じた。
見ていただいてありがとうございます。
今回も見たという簡単な記録だけで失礼致します。
以下はウィキペディアより引用 ▼
TBS | |
監督 | |
---|---|
脚本 | 宮藤官九郎 |
キャスト |
ドラマ『タイガー&ドラゴン 』 4,0★/5 11回 2005 脚本 宮藤官九郎 演出 金子文紀 片山修 坪井敏雄 出演者 長瀬智也 岡田准一 西田敏行 銀粉蝶 阿部サダヲ
このドラマもクドカン脚本。
長瀬智也さん 岡田准一さん 西田敏行さんが出演のドラマ『タイガー&ドラゴン 』をみた。
古典落語を踏んでも新落語。
日本的人情が満載のドラマであった。
西田敏行さんがうまい。
何役をされても、西田敏行さんがうまい。
劇中落語(ドラマ中落語)でも劇中落語中劇(ドラマ中落語中劇)が良い。
西田敏行さんはちょっとした落語家よりうまかった
人情ものの解釈が面白かった。
長瀬智也さんの体当たり的な立ち位置が心地よかった。
みていただきありがとうございます。
感謝いたします^^
脚本 宮藤官九郎
演出 金子文紀 片山修 坪井敏雄
出演者 長瀬智也 岡田准一 西田敏行 銀粉蝶 阿部サダヲ
音楽 仲西匡
以下は、ウィキペディアより引用 ▼
各回 | 放送日 | 演目 | オープニング担当 | 演出 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | 2005年4月15日 | 芝浜(しばはま) | 林屋亭小虎 | 金子文紀 | 16.2% |
第2話 | 4月22日 | 饅頭怖い(まんじゅうこわい) | 林屋亭どん太 | 14.1% | |
第3話 | 4月29日 | 茶の湯(ちゃのゆ) | 中谷銀次郎 | 片山修 | 13.2% |
第4話 | 5月6日 | 権助提灯(ごんすけちょうちん) | 辰夫 | 12.8% | |
第5話 | 5月13日 | 厩火事(うまやかじ) | メグミ | 金子文紀 | 12.4% |
第6話 | 5月20日 | 明烏(あけがらす) | 白石克子? | 坪井敏雄 | 12.5% |
第7話 | 5月27日 | 猫の皿(ねこのさら) | 柳亭小しん | 片山修 | 11.9% |
第8話 | 6月3日 | 出来心(できごころ) | ジャンプ亭ジャンプ | 金子文紀 | 11.3% |
第9話 | 6月10日 | 粗忽長屋(そこつながや) | 組長 | 坪井敏雄 | 12.6% |
第10話 | 6月17日 | 品川心中(しながわしんじゅう) | 林屋亭どん兵衛 | 片山修 | 12.0% |
最終話 | 6月24日 | 子は鎹(こはかすがい) | 林屋亭小竜 | 金子文紀 | 11.6% |
平均視聴率 12.8%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) |
『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』 4,8★/5 監督・脚本:宮藤官九郎 長瀬智也 神木隆之介 田口トモロウ 他
クドカン監督・脚本の『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』を見たが満足した。
1970年代のロックを思い浮かべ、中でもUriah Heepのレコードジャケットを思い出した。
Uriah Heepには悪魔が多かったが、この映画では天国と地獄の「地獄」。
そして地獄に至るファンタジーの世界ではジョニュー・デップ主演映画『チャーリーとチョコレート工場』のようなエズラや色合いが画面に映し出された。
色彩は、現職をバリバリに使い、若干サイケデリック効果をプラスして、ROCKだぜ〜って感じ。
話はケワメて面白く、天国と地獄の恐ろしさは逆転。
天国も何もしない怒らない平坦な世界は、ド●ツの「頭にポツン、またポツンと水滴を垂らす拷問」を思い浮かべた。
死人でも、生きているんだ!ROCKだよ!!
長瀬智也さんの顔形とROCKする歌声がうまく高鳴り、作品をより一層面白くしたと思う。
余談であるが、田口トモロウさんが出演されていた。
jazz pianoを弾かれ、とってもかっこよかった^^やるときはやる人だねぇ、この方!!と、ぽあぁ〜んと見入ってしまった^^
理屈なく、こういった作品も、好きだな^^
以下は、ウィキペディアより引用 ▼
TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ |
|
---|---|
監督 | 宮藤官九郎 |
脚本 | 宮藤官九郎 |
製作 | 長澤修一 市川南 藤島ジュリーK. 井上肇 畠中達郎 長坂まき子 髙橋誠 宮本直人 |
出演者 | 長瀬智也 神木隆之介 尾野真千子 森川葵 桐谷健太 清野菜名 山田杏奈 皆川猿時 シシド・カフカ 古舘寛治 清 古田新太 宮沢りえ 坂井真紀 荒川良々 |
音楽 | 向井秀徳 |
主題歌 | 地獄図「TOO YOUNG TO DIE!」 |
映画『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』 4,6★/5 監督 マイケル・アリアス 脚本 大森美香 長瀬智也 福田麻由子
大変面白かった。
もう長くない命、押し迫る死。
生きるということ、死ぬということ。
やりたいこと、やり残したこと。
切羽詰まっら残りわずかな人生の中で、主人公の行動は多角的に考え消して美化できる内容ではない。
しかし、いっぽいの私は、主人公サイドにたち、主人公に応援する矛盾が生じた。
物事は消し一つの道が正しいとは言い切れない。
私は主人公と少女の側にたち、涙していた。
最終章、『母に会いたい』という意を叶え、主人公は母とは会わず、海岸で少女の肩を借り、静かに息を引き取った、、、
長瀬智也さん、福田麻由子さん、ブラボー!
ご来場ありがとうございます^^
感謝申し上げます。
- 長瀬智也(青山勝人)
- 福田麻由子(白石春海)
- 長塚圭史(K3ホールディングス 社長 小久保)
- 田中泯(K3ホールディングス 社員 辺見)
- 大倉孝二(K3ホールディングス 社員 安達)
- Sachi(K3ホールディングス 秘書 百瀬)
- 三浦友和(県警本部刑事部 部長 長谷川)
- 黄川田将也(県警本部刑事部 捜査第一課 岸谷)
- 和田聰宏(県警本部刑事部 捜査第二課 御子柴)
- 霧島れいか(県警本部刑事部 事務員 米沢)
イラン ウルミエ湖
ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』4,1★/5 2003年 11回 脚本/宮藤官九郎 原作/石田衣良 長瀬智也、加藤あい、窪塚洋介 山下智久 妻夫木聡、阿部サダヲ、きたろう 他
脚本/宮藤官九郎、演出/堤 幸彦
原作/石田衣良
長瀬智也、加藤あい、窪塚洋介 山下智久 妻夫木聡、坂口憲二、佐藤隆太、阿部サダヲ、きたろう、森下愛子、渡辺謙、矢沢心、小雪 他
宮藤官九郎脚本とのことで、ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』をみる。
怖い暴力的な部分はあったが、全体を通してテーマがはっきりとしていて、話が面白い。
また、出ている俳優たちも体当たりで、それぞれに個性を出されていた。
一見怖いが、満足のいくドラマだった。
みなさま、来ていただきありがとうございます。
心より感謝申し上げます。
奈良豆比古神社の翁舞 令和4年10月8日 Okina-mai at Naraduhiko Shrine in Nara city Japan
奈良豆比古神社YouTubeチャンネルは無効となっておりますが、
三角のボタン(▶︎)から奈良豆比古神社YouTubeチャンネルに飛んでいただきますと、
奈良豆比古神社YouTubeチャンネルの神事(1時間)を直接拝見させていただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=VjagVtCLX_o
奈良豆比古神社
2022/10/8(土)20:00~
令和4年(2022年)の翁舞は一般公開
YouTube配信
これは、神事として舞われる、室町時代から伝わる伝統芸能。
古い形の『翁』『三番叟』は、所作や形や言葉やリズムに基づき、静粛に行われる。
私にとっては初めての所作の『翁』『三番叟』、リズムは古い形の万歳にさえ似たもので、古代湖と笛の音の二拍子が心地良い。
『翁』や『三番叟』の意味合いを軸に、古い形のそれらの舞を見ることができ、感謝の念は大きい。
翁、三人の舞を初めて見た。
三人は日本をはじめ諸外国で注目されるが、ここでは三番叟に三人回すことなく、翁で三人と変化させておられるのかと、知らない私は勝手に解釈した。
鈴の舞の前に、子供が三番叟に鈴を渡す。
その折の問答は、言葉が古く、現在の私たちには少し聞き取りにくいところがあるが、いずれ文字起こしをしたいと考える。
『翁』舞では 「とぅとぅたらり たらりとぅ、、、、」から始まり、「鳴るは滝の水 鳴るは滝の水」(子供)
に移る。
そして、「千秋楽ぅ〜 千秋楽ぅ〜 千秋楽ぅ〜 千秋楽ぅ〜、、、」
の形に終わるのは、今の『翁』とほぼ同じである。
そかし本舞台では、ここからさらに発展性を見せる。
秋のこの日に、YouTubeで、神様と同方向から翁を見ることができた。
地鎮祭や田植えから始まり、子供の年齢(或いは大きさ)で、稲の成長をも示し、十月十五夜前日にこういった神事が行われる喜び。
これじ私たちに、農耕民族であると知らしめ、或いは収穫の喜びを味わう良き祭りであると、私は感じる。
素晴らしい。
とにかく素晴らしい。
『翁』『三番叟』の意味合いを踏んで作られた室町より伝わるこの舞台が素晴らしい。
舞
リズム
所作
言葉
伝承、継承
これらが素晴らしいと感じ、日本人として、誇りに感じる。
こういったYouTubeをタイムリーに上げていただきました関係者の皆様に感謝いたします。
ありがとうございます。
みなさま
拙ブログにご来場いただきまして、ありがとうございます。
感謝申し上げます^^
2022/10/8(土)20:00~
「翁舞(おきなまい)」3人の翁が登場
三番叟(さんばそう)と千歳(せんざい/少年の役)との問答に、能・狂言の発達以前の古い形が残り、平成12年(2000年)に国の重要無形民俗文化財に指定された。
金谷康佑モダンジャズカルテット 金谷 康佑 (p) 藤井 美智 (tp) 西村 貴行 (as) 小山 直人 (b) 塩入 基弘 (ds) Naramachi blue note
金谷康佑モダンジャズカルテットを聴いて参りました^^
迫力があり、おもしろかったです。
来週は、能楽二演目^^
下調べをして舞台に臨みたいと思います^^
映画『GO』 4,1★/5 2001年 監督 行定勲 脚本 宮藤官九郎 原作 金城一紀 窪塚洋 介柴咲コウ(KOH+)大竹しのぶ 山崎努 山本太郎 新井浩文 村田充細 大杉漣
映画『GO』 4,3★/5 2001年 監督 行定勲 脚本 宮藤官九郎 原作 金城一紀 窪塚洋 介柴咲コウ(KOH+)大竹しのぶ 山崎努 山本太郎 新井浩文 村田充細 大杉漣
クドカン(宮藤官九郎)脚本 の映画『GO』を見た。
役者はそれぞれがいい味を出しておられ、見入ってしまう。
内容は重い。実に、重い。
知らない事が多く、この歳になっても驚くことが多かった。
日本人は『日本』の本当の意味を知っているのか?
そんなことも、学校で習わなかったのか?
恥ずかしい、、、
そういうと私も、在日の方が思う『日本の意味』を知らない。
私も、『日の登る日本』くらいにしか考えて無かった事に気づく。
起承転結がはっきりしており、満足のいく展開であった。
だが、ただ一つ。終わり方が、うまく行き過ぎのような気もしないではなかった。
尤も、作品としては、ああいう形で収まりどころを見つけないとならないといった世の風潮があるのであろうとは感じた。
そのくせ、人々は無意識に心の内では無意味に差別心を秘めている。
差別のない世の中
貧困のない世の中
独裁のない世の中
高きを高め、弱きを救う世の中を望む。
GO(2001年製作の映画)
122分
監督 行定勲
脚本 宮藤官九郎
原作 金城一紀
窪塚洋 介柴咲コウ(KOH+)大竹しのぶ 山崎努 山本太郎 新井浩文 村田充細 山田隆人 キム・ミンミョン・ケナム 大杉漣 塩見三省 萩原聖人
映画『ハチ公物語』3,9★/5 1987年 監督 神山征二郎 脚本 新藤兼人 製作 東急グループ 三井物産 松竹 出演者 仲代達矢 八千草薫 柳葉敏郎 石野真子 山城新伍 長門裕之
映画『ハチ公物語』3,9★/5 1987年 監督 神山征二郎 脚本 新藤兼人 出演者 仲代達矢 八千草薫 柳葉敏郎 石野真子 山城新伍 長門裕之
映画『ハチ公物語』を見る。
脚本は新藤兼人
恥ずかしながら、ハチ公って、こういう理由でご主人を待っていたのかと、初めて知った。
うまい役者さんたちのオンパレードだったので、楽しい時間を過ごすことができた。
うちのハチ公は、
↓
可愛い男の子である。
監督 神山征二郎
脚本 新藤兼人
製作 東急グループ 三井物産 松竹
出演者 仲代達矢 八千草薫 柳葉敏郎 石野真子 山城新伍 長門裕之
映画『命の停車場』3,9★/5 2021年 監督 成島出 原作 南杏子 脚本 平松恵美子 吉永小百合 松坂桃李 柳葉敏郎 小池栄子 泉谷しげる 石田ゆり子 田中泯 西田敏行
映画『命の停車場』 3,9★/5 2021年 監督 成島出 原作 南杏子 脚本 平松恵美子 吉永小百合 松坂桃李 柳葉敏郎 小池栄子 泉谷しげる 石田ゆり子 田中泯 西田敏行
映画『命の駐車場』を見た。
命に対する考えるあり方、命の尊厳を深く考えさせられた。
この映画、最後の終わり方が潔く、くどくなく、うまい。
十分に考えた結果に出した、各個人の尊厳死のあり方が人と心にのしかかった。
監督 成島出 原作 南杏子 脚本 平松恵美子
吉永小百合 松坂桃李 広瀬すず 南野陽子 柳葉敏郎 小池栄子 伊勢谷友介 みなみらんぼう 泉谷しげる 石田ゆり子 田中泯 西田敏行
作家としても活躍する現役医師・南杏子の同名小説を「八日目の蝉」の成島出監督が映画化し、吉永小百合が自身初となる医師役に挑んだ社会派ヒューマンドラマ。長年にわたり大学病院の救命救急医として働いてきた白石咲和子は、ある事情から父・達郎が暮らす石川県の実家に戻り、在宅医療を行う「まほろば診療所」に勤めることに。これまで自分が経験してきた医療とは違うかたちでの“いのち”との向き合い方に戸惑いを覚える咲和子だったが、院長の仙川をはじめ、診療所を支える訪問看護師の星野、咲和子を慕って診療所にやって来た元大学病院職員の野呂ら周囲の人々に支えられ、在宅医療だからこそできる患者やその家族との向き合い方を見いだしていく。咲和子を追って診療所で働き始める青年・野呂を松坂桃李、訪問看護師・星野を広瀬すず、院長・仙川を西田敏行、咲和子を温かく見守る父・達郎を田中泯が演じる。
2021年製作/119分/G/日本
配給:東映
新歌舞伎『時超輪廻古井処(ときをこえりんねのふるいど)』 G2 脚本・構成 今井豊茂 補綴・演出 片岡 愛之助 中村 壱太郎 梅丸改め中村 莟玉 市川 男女蔵 今井 翼
歌舞伎『番町皿屋敷』は色々な役者で見ているが、映画『貞子』は怖くて見てない私。
だが、『番町皿屋敷』と映画『貞子』。
良く言えば融合、悪く言えばこじつけて脚本家され演出されたと言う点で興味深かったので、新歌舞伎『時超輪廻古井処(ときをこえりんねのふるいど)』を見ることにした。
と言うか、なんでもよかったので、芝居が見たかったと言うのが本音。
新歌舞伎『時超輪廻古井処(ときをこえりんねのふるいど)』は概ね面白かった。
だが、『番町皿屋敷』の良いとこ取りとはいかず、浅山鉄山(愛之助)の役所としてのはじめのお菊(中村 壱太郎)に対する愛する思い入れが感じられない。
後半殺す間際に、俺のものにならぬなら、、、と言ったエロでよこしまな思いが小汚く舞台を澱ませる。
自分の思いのままにならぬならと痛めつけ、刀でお菊の口まで左右に引ききり、殺して井戸へ、、、
汚い男だ!と、顔を背ける。
いや!中村 壱太郎さんの感情移入よろしく!の迫真の演技に見とれていた。
依然片岡仁左衛門丈で見たときには、皿が足らない。お菊が隠す、、云々
仁左衛門丈は心もとなく、苦悩の表情を浮かべ、
「お菊を愛している。どうしてそなたは私を裏切ったのか、、、愛しているゆえ、許せないのだ。(要約)」
と、苦悩の末、刀をとり、菊を斬った、、、
あの場面は心に残り、仁左衛門丈の表情や所作は今も心に刻まれている。
そう言った感動の場面は、新歌舞伎『時超輪廻古井処(ときをこえりんねのふるいど)』には、どの場面を切り取っても、感じられないのが惜しい。
また、『時超輪廻古井処(ときをこえりんねのふるいど)』には、姫路などの語りも歌われていたので、姫路城のお菊の井戸(伝承)を思い浮かべキモチはたかびっていた。
しかしながら、映画『貞子』とのこじつけにより、現代の品d原画出てくると面白くなく、そして室町時代の状態を歌舞伎で表現する場面になると興味深く面白かった。
正確に言うと、『番町皿屋敷』と映画『貞子』は時空をけてのテーマなのか、超心理現象がテーマなのか、あい(と言っても、この舞台ではエロス)がテーマなのか、軸が揺らぎ、テーマが定まってない。
おまけに訳がわからないところで、中途半端な技術のダンスにも及ばないタップで。余計に筋書きのテーマは揺らぐ。
私はこの舞台で今井 翼さんを初めて知ったが、あのタップダンスはなんだったのか?あれ、いるのか???
私がタップダンスを初めて見たのは大学時代にイギリスの路上でおじいさんが見事なタップダンスを踊っておられた。
しかし、『時超輪廻古井処(ときをこえりんねのふるいど)』であの半端な短いタップで筋書きは途切れ、おまけに、故中村勘三郎の顔が思い浮かぶ、『時超輪廻古井処(ときをこえりんねのふるいど)』どころではなくなってくる。
声が完全におじさまで、途切れ途切れの台詞と発声しかできない今井 翼さんを起用なさったのかが、疑問である!!!
それを、若いながらも梅丸改め中村 莟玉さんが、多少カバーされていたと感じた。
片岡 愛之助さんは細やかな表現ではなく、始終歌舞伎口調を強調されていた。
松竹座の『伊勢音頭恋寝刃』あたりを考えて、もう少し仁左衛門竹のように細やかで感情移入される役者のなるだろうと考えていたが、今のところは表面に押し出す演じ方をされていらっしゃる。
ここのところ目を引くほどに成長された中村 壱太郎さんの最近の立ち振る舞いや表現力は見事である!!!!
素晴らしい中村 壱太郎さんに、拍手。この役者さんは素晴らしい!!!
上にも書いたが、映画『貞子』は見てない。
しかし、学生時代に多少なりともアングラ劇団を観ていた私としては、今回の貞子役のダンスや表現が物足りなかった。
若干バレエ風の表現もあったが、概ね顔の前で怖さを表現させた手がぐねぐねしていた。
と言うのは、手や脚を前に動かし怖さを表現されていたが、如何にせんむ、背中部の後ろ側が演じられていなかった。
背中の後ろまでときには手をもう少し大胆に動かしたり、イナバウワーの1/5くらいは回して大きく表現して欲しかった。
強いているならそのときに、枯れ草か場面んい似合うお香の香りが欲しかった。
やけにライト表現がうまかったのに対して、無臭であったことは、肩透かしを食わされた。
驚いたのは梅丸改め中村 莟玉さん。
高松煌平役は言葉がはっきりとしていて可愛く、金髪も似合っている。
ジ●●●ズよりもよほど端正で可愛らしいお顔立ちである、、、といえば、世の中の多くのジ●●●ズファンを敵に回すことになるので、あまり言わないことにしよう、、、
船瀬三平役は上手い!美しい。
この役者さんは期待の星だと考える。
安定の市川 男女蔵さんは、歌舞伎を見ていると言う気がした。
押し戻しが意外と短く残念であった!!!
ここは芝居好きの方なら、もうすこし
たっぷり!
の場面である。
あっという間の押し戻し出会った。
また、月並みな言葉だが、愛之助さんのラストの見得はかっこよかった。
私は基本的に歌舞伎で考えると、古典歌舞伎が好きなのだとつくづく感じた。
そういえば、今年見た、七月と九月の大変感動した歌舞伎の記録が未だかけてないことに気づく。
七月と九月の松竹座の歌舞伎は、大変素晴らしく、満足のいくものであった。
今回も簡単な記録のみで失礼致します。
以下は、松竹株式会社 歌舞伎美人 公式HPより引用
▼
G2 脚本・構成
今井豊茂 補綴・演出
時超輪廻古井処(ときをこえりんねのふるいど)
浅山鉄山/細川巴之介 室戸光 お菊/お春の方 船瀬三平/高松煌平 山名宗全 |
片岡 愛之助 今井 翼 中村 壱太郎 梅丸改め中村 莟玉 市川 男女蔵 |
時超輪廻古井処(ときをこえりんねのふるいど)
あのリングシリーズ“貞子”と伝統芸能“歌舞伎”『播州皿屋敷』の異色のコラボが実現!
室町時代後期。足利幕府は機能不全に陥り、有力守護大名の細川氏と山名氏が国を二分して争い、世情は乱れに乱れていた。
細川家の国家老・浅山鉄山(愛之助)はこの機に乗じて、抵抗勢力をことごとく抹殺し、天下を掌握する野望をいだいていた。
細川家の当主・勝元は病の床にあり、後継者の巴之介(愛之助・2役)が、政治に無関心で遊び呆けているのをいいことに、ますます権勢を強める鉄山の台頭に危機感を募らせた近習の船瀬三平(莟玉)は、その陰謀を暴こうと内偵を始めたものの、鉄山の返り討ちにあって井戸に落とされる。
ただ、鉄山自身もまた、不思議な力に引き寄せられ、井戸に引きずり込まれてしまう。
その500年後の現代。
同じ古井戸のそばで、若者たちが謎の死を遂げる。
彼らに共通していたのは、古いVHSテープに映っていた同じ映像を見ていたということ。
一報を受けて調査に乗り出した神官の室戸光(今井翼)は、現場の状況から
「映像を目にした者は7日後に呪いが発動して死ぬのではないか」
という仮説を立てる。
事件の関係者の“スマホ”に問題の映像が録画されていることをつきとめた室戸は、“スマホ”を媒介して呪いが拡散する可能性に気づき戦慄する。
折しもそこへ、井戸のもつ魔力で現代にタイムスリップしてきた鉄山が現れ、その“スマホ”をまんまと奪い去って姿を消す。
元の時代に戻った鉄山は、今度は、待望成就の妨げとなる、船瀬の許嫁のお菊(壱太郎)を、家宝の皿を紛失した濡れ衣を着せて殺害し、井戸に沈めてしまう。さらに、手に入れた“スマホ”の呪いを複製する手段を思いついた鉄山は、最強の政敵・山名宗全(男女蔵)を滅ぼすべく、恐るべき奇策に打って出るのであった…。
「Jホラー」を代表する貞子と、歌舞伎の「皿屋敷伝説」が、古井戸を通して、時空を超えて交錯する新作歌舞伎『時超輪廻古井処』、、、
11:00開演
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時超輪廻古井処
序幕 - 幕間 30分
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時超輪廻古井処
二幕目 - 幕間 10分
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時超輪廻古井処
三幕目・大詰