乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

「おやじの背中~松本幸四郎と3人の子どもたち」

2013年04月22日 | 舞台・音楽 雑感メモ


 「おやじの背中~松本幸四郎と3人の子どもたち」


 ウヒャヒャ
 みましたよみました☆幸四郎丈の「おやじの背中云々」

 夫が数日前から、
「幸四郎さんの番組があるよ」
と、日時何度も念を押す。

 夫当日
「今日は九時からテレビがあるよ」
と、微笑みかける☆

 わたくしは15分遅れで録画しながら衛星劇場の「わが心の歌舞伎座」…(といっても、改装前の歌舞伎座、一度きり二日間で四公演しか見てないよ・泣)をぎりぎりまで見てはウヒョヒョとにやけ、「おやじの背中」に切り替える。

 ぅわおぅ~
 高校一年生から慣れ親しんだ幸四郎丈
 うむ?
 七十歳とは…お若い!

 番組「おやじの背中」は東京新聞出版社の『幸四郎的奇跡のはなし』を軸に構成展開されていた。

 そもそも幸四郎(当時染五郎)さんにであったのは中学生の頃
 小中学生の頃、京都の公開テレビや公開ラジオで司会者に度々指名されていたわたくし
 付け加えておきますと…
 わたくしの小中学校の頃の話でございますが…
 それはそれはたいそうお金持ちのお友だちがいて、友人のと父様が数人のこどもを 当時の人気番組「ヤング オーオー」等の公開録画に何度も何度も招待して下さっておりましたのでございます。

 ある日もわたくし司会者にあてられ、クイズのあと、AP(?)レコード二つ貰ってね…みたいな感じでございました。
 わたくしは知らない歌手や歌ばかりの中から染五郎さんの 「心を繋ぐ6ペンス」を選んだのが、お芝居との出会い。人生の幸運への始まりはじまりぃ~☆
 ここでなぜ染五郎さんの「月の六ペンス」を選んだかと申しますと、めっちゃ優しそうでまじめそうなきっちりとした品格のあるおじさま(当時たぶん30代?)に見えたからなのでした☆

 ある日のこと、京都の高校一年生(わたくしのこと)、南座前にてミニレコードと同じ【市川染五郎】の名を発見
 これはしたり!
 当時十代だったわたくしは三階席(当時7~800円)を買い求める。(当時 映画600円くらいだったので、高校生でもらくちんなお値段)
 時には二階枡席で観劇させて頂き、時にはK丈やN丈の楽屋に入れて頂くといった古き良き時代の こどもひとり歌舞伎観劇。

 父に連れられ幼い頃から京をどりや都おどりは毎年見ていたものの、歌舞伎を見る直接のきっかけとなったのは、幸四郎さんのおかげ☆
 もしあのとき、京都会館に行っていなければ…もし、レコードをいただいてなければ…わたくしは今のように芝居を楽しむことは無かっただろうし、こんなに楽しい時間をつなぎあわせられたとは限らない。そう思うと、幸四郎さんが盧舎那仏(るしゃなぶつ)さま(笑)のように思えてくる…(*^^* 歌舞伎座1100回「」を迎えられるそうで、おめでとうございます)

 アレから三十うん年 ありがとう☆幸四郎さん☆


 そんなわたくしではありますが、昨年は歌舞伎昼夜を含めて、松竹座四興行しか見てないのです。
 そして今年は ZERO~と、ニュースのように歌いましょう☆

 中村芝翫 さんがお亡くなりになったこと…これはつろうございました。
 おととしの顔見世で上方歌舞伎が無かったこと。
 加えて、ここ二年の関西興行の◯の問題
 わたしだってわたしだって本心を申し上げますと、東京の劇場巡りさ行きたいべぇ~なのでごじゃりまする。
 関西に歌舞伎らしい古典歌舞伎を…なのでございまする。
 
 幸四郎さんに藤十郎さん仁左衛門さん(五十音順)総出興行を望む!でごじゃりまするが…
 恒例だった南座五月大歌舞伎も無くなったし~幕間に柏餅味噌餡は食べられないし~
 どうかどうか、関西南座にも力を入れて下さいませ~なのでございまする☆
 幸四郎さん、関西を捨てないで☆と、切望いたします阿呆がここにおりまする☆

 ここ二年、わたくしどっぷりと衛星劇場漬けで名舞台や古典歌舞伎を楽しんでおりまする☆
                                    おわりん☆☆


          



松本幸四郎と一家に密着7年間

歌舞伎俳優松本幸四郎(70)と一家を7年かけて密着した静岡朝日テレビ35周年開局記念特別番組「おやじの背中~松本幸四郎と3人の子どもたち」が21日に放送される。静岡朝日テレビは午後4時、BS朝日は午後9時から放送となる。

 孫の松本金太郎(8)の初舞台から現在までを追いながら、幸四郎の生きざまに迫る。さらに梨園(りえん)の妻として支える紀子さん、女優の長女松本紀保、次女松たか子が本音で夫、父を語る。

 また、昨年8月にせりから転落した市川染五郎の復帰までを密着して家族の絆も描き、新生・歌舞伎座の舞台を終えた幸四郎が
3人の子ども、夢について語っている。密着だけに染五郎の転落した瞬間にも居合わせており、紀保の結婚式や、松が夫婦で新年のあいさつに来る様子などの映像も興味深い。


コメント (2)
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