みちくさ研究所 ともかふぇ

野草や花のエネルギーをいただいて
自然に寄りそった、豊かで愉しい毎日を♪

人間の食性は?

2008年12月19日 | マクロビオティック
13歳の猫のクリームの
今日のご飯は、富山産の豆あじです。
お米と野菜をやわらかく煮て、あじも煮て、混ぜ混ぜ。
いいにおいがして、冷めるまで待てないクリームは
熱いままでも、猫舌なのにがんばって”ハフハフ”しながら食べてます。

鶏肉も好きです。
玄米も好きだけど、やっぱり肉食なので肉か魚を多めにします。

キャットフードや缶詰は、年をとったせいか食べられなくなってきたので
ここ数年は、てづくりお粥。
添加物の心配も少ないしゴミも出ないしね。


人間の食性は??
雑食。。。何でも食べれますけど。 草食??肉食??
動物の歯の形をみれば、その動物にどんな食べ物がベストか分かるんです。

人間の歯は、全部で32本。
臼歯は穀物をすりつぶすための歯ですね。。20本。
門歯は野菜や果物を切るための歯です。。8本。
犬歯は肉や魚を食いちぎるための歯です。。4本。

つまり!!
理想的な割合は、穀物5・野菜2・動物性食品1。

動物性食品は「ぜったいに必要」というものではなく
「もし食べるんならこれくらいの量まで」ということです。


先日の高木善之さんのお話を聞いて、「コーヒーをやめよう」と思った方!!
一緒に、お肉、お砂糖も減らしていくこと~~おすすめです。
環境の面だけでなく、体や心もすっきりしますよ。

お肉食べるでしょう。。。そうすると甘いものが食べたくなるんです。。。
そして、コーヒーも飲みたくなります。
食べ物の性質でね・・・そういうバランスがあるんです


「イノチのネ」の実、お米をよ~く噛んで食べましょう

食べすぎ

2008年12月09日 | マクロビオティック
ぎっつむっつ。いっぱいいっぱい。

食べ過ぎると、
カラダが重くて・頭がぼんやりして、いくら寝ても寝たりない。
肩がこったり、腰が痛くなったり。



江戸時代中期の頃に生きた水野南北さんは、日本一の観相家といわれ
「節食開運説」を唱えた人物です。
● 食事の量が少ない者は、人相が不吉な相であっても、運勢は吉で、それなりに恵まれた人生を送り、早死にしない。特に晩年は吉。
● 食事が常に適量を超えている者は、人相学上からみると吉相であっても、物事が調いにくい。手がもつれたり、生涯心労が絶えないなどして、晩年は凶。
● 常に大食・暴食の者は、たとえ人相は良くても運勢は一定しない。もしその人が貧乏であればますます困窮し、財産家であっても家を傾ける。大食・暴飲して人相も凶であれば、死後入るべき棺もないほど落ちぶれる。
● 常に身のほど以上の美食をしている者は、たとえ人相が吉であっても運勢は凶。美食を慎まなければ、家を没落させ、出世も成功もおぼつかない。まして貧乏人で美食する者は、働いても働いても楽にならず、一生苦労する。
● 常に自分の生活水準より低い程度の粗食をしている者は、人相が貧相であっても、いずれは財産を形成して長寿を得、晩年は楽になる。
● 食事時間が不規則な者は、吉相でも凶。
● 少食の者には死病の苦しみや長患いがない。
● 怠け者でずるく、酒肉を楽しんで精進しない者には成功はない。成功・発展しようと思うならば、自分が望むところの一業をきわめて、毎日の食事を厳重に節制し、大願成就まで美食を慎み、自分の仕事を楽しみに変える時には自然に成功するであろう。食を楽しむというような根性では成功は望めない。
● 人格は飲食の慎みによって決まる。
● 酒肉を多く食べて太っている者は、生涯出世栄達なし。



あらららら~~~~~~~~~~~~~~!?
やばいね

「人の運は食にあり」なんですって

好きなことをやってやりぬく

2008年12月04日 | マクロビオティック
「スキなことをタンノーするほどやりぬき、スバラシイ、オモシロイ、ユカイな、ユカイな一生を送る」
マクロビオティック創始者の桜沢如一氏の言葉です。


この言葉を知ったときの私は、
一番やりたかったことを仕事にできたというのに、精神的にも体力的にもクタクタに疲れ、必死で日々の仕事をこなしていました。
無我夢中とはこういうこと???
やりがいはあったけれど、全く自分の感覚が分からなくなっていました。
そして休日は、起き上がることもできずに寝てばかりのひきこもり。
好きなことを仕事にできたはずなのに。。。何かが、ずれている。

「スバラシイ、オモシロイ、ユカイなユカイな一生」を送りたい
気持ちにも身体にも余裕を持った仕事をしたいし、
休日に寝てばかりなんていやーー

そこから、
私のマクロビオティック・ライフがはじまりました。4年前です。


砂糖を毎日摂取していると

2008年12月02日 | マクロビオティック
「根気がない、気が弱い、意思が弱い、記憶力が弱く物忘れが激しい、
取り越し苦労ばかりする人間になってしまう」と、いいます。


心当たりありませんか??

私はたくさんあるので、砂糖を摂るのを極力避けています。

でも、頂き物のお菓子やよく食べていたシュークリームやクッキー。
砂糖しっかりはいっているんですよね。

「原材料」の表示を見てください。多く入っている順に表示されています。
添加物や、保存料、着色料が、なるべく少ないものを・・・と、気にはしていましたが、
砂糖。。。コレがないもの・少ないものって、市販品ではなかなかナ~~~イ!!
パンやお惣菜にも、ギッチリはいっていますね~~。

でも、まずは意識してみてください。選んでください。


大切なじぶんや家族や友達の、ココロと身体

選べるんですよ。人間は。


食を変えれば、身体も心も変わります。



チョコレートをいつもお土産に買ってきてくれた祖父。
おやつに砂糖たっぷりのドーナッツを作ってくれた母。
いつもおいしいカステラやクッキーを買ってきてくれた東京の叔母さんたち。
誰も~~
私を病気にしよう、根気のない子に育てよう、一生をメチャメチャにしてやろう、なんて思っていたわけではなくて。。。
知らなかっただけだし、私が食べ過ぎただけです

「責任とってよ!!」とぶちぎれたところで、何も変わらないので
これから先を変えていくのです

キレる!

2008年12月02日 | マクロビオティック
フワフワ、とろーり、きれいな甘い、おいしいケーキ。
大好きでした。
今でも好きですが~~、よほど体力に自信のあるとき、身体の調子の良いときに少しだけ食べるようにしています。

それでも、手足が冷えてしびれたり、2~3日後に頭が痛くなったりします。。。



食べた直後は、おいしくてうれしくてホッとできたように感じられても、
白砂糖はその後で血液の質をおそろしく悪くしてしまうのです。
気持ちも落ち込むのです。


「体内に吸収されやすく、すぐにエネルギーに変わる」白砂糖。
良いことだと思い込んできました。
疲れたときやストレスがあるときに、砂糖がたっぷり入ったチョコレートやケーキやお菓子・お饅頭を食べて、元気になっていました


でもね、それは・・・
素早く血液に入る砂糖が、血糖値を急激に上げてしまうので、
それで気分がハイになっていたのです。
でも消費されるのも早いので、今度は気分が急激にダウンします。

これが繰り返されて身体もココロも消耗し、疲れはてて、
”キレやすい”とか”ぶちぎれ”とかの、いや~な性格になってしまうのです。
自殺者や鬱病のひとが増えていますが、鬱病はその原因の大半が白砂糖なのです





でも、売っているお菓子やジュースには、ほとんど「砂糖」がはいっているじゃない!!
どうしてよ?どうすればいいのよ!!


はい、買わなければいいんです。
原材料の表示を見て、「砂糖」と書いてあるものは避ければばいいし、
おうちでも、料理やおやつ・コーヒーなどに使わないようにしていけばいいんです。



おだやかに少しずつ消化されていく
穀物や豆、野菜に含まれる「ほんとうの甘さ」に戻りましょう


ゆっくり血液に入っていくので気分が極端に上下することもありません。
満腹感が持続するので、食べ過ぎることが少なくなって、肥満につながりません。
血液が過度に酸性に傾くこともないので、、身体に負担がかかりません。



ご飯や野菜の自然な甘さ・・・、サツマイモやカボチャなんて、すごく甘いですよ~~

穀物をベースにした甘味料としては、米飴・玄米飴・甘酒などがあります。
未精製甜菜糖やピュアメープルシロップ、無糖フルーツジュースやフルーツシロップ、ドライフルーツなども自然に近い甘みです。





自然に近い甘さ。。。自然からはなれた甘さ。



どちらが気持ちがいいの?おいしいの?シアワセなの?

まずは、自分の身体に注意を向けて、感じてみましょう

白砂糖

2008年11月28日 | マクロビオティック
生まれたときから、砂糖といえば白砂糖。

母なんて、いまだに手のひらに白砂糖をのせてなめています。
幼いころのご馳走~おやつ、という思い出を食べているらしいんですが・・・
ん~~??ということは、母のお腹の中にいるときから私は砂糖漬け


「ともかふぇ」では、主に”甜菜糖”を甘みに使っています。
白砂糖よりはマシですが、
本当は甘いお菓子なんて食べないほうがいいんですよ

ご飯をよ~~~く噛んで食べれば、デザートやおやつは必要ないんです。

でも、小さいころからの習慣や楽しい思い出のあるケーキやお菓子。なかなかすぐには、やめられない。
そんなときだけ、すこしだけ「ともかふぇ」をご利用ください。



で、
世の中のお菓子やケーキやお料理には、ほとんど白砂糖が使われているというのに
なんで白砂糖を使わないかというと・・・・

身体がすごーーーく冷えます。
肥満や糖尿病を招きます。
血中の中性脂肪量を上昇させて、心筋梗塞などをもたらす作用があります。
体内で糖分が燃えるのにビタミンB1が大量消費されるので、慢性疲労・食欲不振に。脚気の原因にもなりかねません。

骨や歯をいためます。
虫歯の原因とかだけじゃなくて、もっと身体の中から!!
白砂糖が体内で代謝するときに乳酸などの酸毒が生じて、その中和にカルシウムが使われます。
血中のカルシウム量が足りなくなると、骨や歯を溶かしてまかなわれるのです。

しかも、精製されて真っ白きれいな白砂糖にはビタミンやミネラルがほとんど含まれていないから、代謝するときに体内からビタミンやミネラルをことごとく奪っていってしまうのです
酸毒で血液が酸性に傾くと、腎臓でアルカリのミネラルを総動員して恒常性を保とうとしてくれます。人間の身体ってよくできていますね~。
でも、腎臓クタクタになっちゃう
腎臓機能が弱るとどんなふうになるか?? それはそれはすごすぎなので・・、次の機会に。

まだまだ、ありますよ
神経伝達を阻害する作用があります。
とりすぎると学習障害・知能障害・認知症などを招くことがありますし、
溶血作用が強いので、清涼飲料水や甘いお菓子などの摂りすぎで、溶血性貧血や脳軟化症をひきおこすことがあります。
分解の過程で、蟻酸を生じその結果ヒスタミンがはじけやすくなるので、アレルギーのかゆみが増すこともあります。


もう。。。書くのも、読むのもつらくなってきましたね~~。



自分にあてはめれば、小学生の高学年のころから心当たりがあることばかりだし、
今現在、白砂糖の入った食品や飲み物がたくさんあって、
たくさんの人達が食べたり飲んだりしていて。。。両親も甥っ子も。


おいしいおいしいって食べていて、後から調子が悪くなったり病気で痛いおもいをしたりは、
イヤだなって思うので。