Vinitalyの醍醐味は、こういうところにある。
パッソピッシャーロの全コントラーダをイッキに横飲み。
パッソピッシャーロは好きでよく飲むが、コントラーダはそう頻繁に飲めないし、全コントラーダの一気飲みは中々出来ない。
対応してくれたのはアンドレア氏のいとこのカルロ氏。
実は、以前、本当に誰もいない試飲会でアンドレア氏とわずか数人で試飲した時は、アンドレア氏はコントラーダを標高順に出してきたと記憶している。
確か(違っているかもしれないが)低い方から高い方。
ヴィンテージは2011年。
カルロ氏がどういう風に進めるかは興味があったのだが、というのも、ワイナリーの人間が一番ワインのことをよく知っているわけで、その辺りはお任せする。
ところが、同じワイナリーの人でも(それもいとこ)全く違って、標高の一番高いものから出してきた。そして、低い順へと進むわけではなく、特徴の違いがかなりわかるように出してきたのである。
これは、アンドレア氏のやり方と違って非常に興味深かった。
パッソピッシャーロのコントラーダは5つ。
アンドレア氏自ら用意した手書きの紙は、数年前(ヴィンテージが4年違いだから4年前)の本当に誰もいなかった試飲会の時のもの。
どうでもいいワインいっぱいのさるワインフェスに参加していた時のもので、誰も、パッソピッシャーロに目もくれなかった、ということがあったのである。
外には飲んだくれがいっぱい、アンドレア氏自ら注いでくれた貴重な試飲会にはわずか数人。。。モッタイナイ。
さて、メモは上から
Rampante 1000メートル、砂、軽く香り良い、3000年前の溶岩
Chiappamacine 4000年前の溶岩、エトナの麓(500m)、複雑、大きな砂利
Sciaranuova 500年前の溶岩、石と粉、藁、ボディあり、800メートル
Porcaria かなりボディあり、石炭のような溶岩で約2000年前のもの
Guardiola フルーツ、ミネラル。ところどころ溶岩、10000年前
今回(2015年ヴィンテージ)の試飲の順は
Rampante 1000メートル
Porcheria 600メートル
Chiappamacine これだけ、溶岩ではなく石灰質、との説明
Sciaranuova 800メートル
Guardiola ワイナリーのある場所
Rampante 標高が高いこともあるが、デリケートで、全体に香りも味もデリケート。ほのかにサクランボが残る感じ。++++(+)
Porcheria がらっと変わって、香りにも味にも強さがある。+++++
Chiappamacine 前者2つと比べると異質な感じ。非常に良くできたシチリア(エトナではない)ワイン。石灰の香りがふわっと出ていて、強さの中にエレガントさを与えている。+++++
Sciaranuova グリーンが香りに混じり、樟脳、藁など、味のバランスが絶妙。香りより味わいがの方がいいか、うーーん、と唸りたくなる。++++++
Guardiola 太さがあり、ボディも良く、酸味もきれい。+++++
それぞれのラベルに付いている(今でも付いていると思うのだが)は、以前の試飲会のもの。
パッソピッシャーロの全コントラーダをイッキに横飲み。
パッソピッシャーロは好きでよく飲むが、コントラーダはそう頻繁に飲めないし、全コントラーダの一気飲みは中々出来ない。
対応してくれたのはアンドレア氏のいとこのカルロ氏。
実は、以前、本当に誰もいない試飲会でアンドレア氏とわずか数人で試飲した時は、アンドレア氏はコントラーダを標高順に出してきたと記憶している。
確か(違っているかもしれないが)低い方から高い方。
ヴィンテージは2011年。
カルロ氏がどういう風に進めるかは興味があったのだが、というのも、ワイナリーの人間が一番ワインのことをよく知っているわけで、その辺りはお任せする。
ところが、同じワイナリーの人でも(それもいとこ)全く違って、標高の一番高いものから出してきた。そして、低い順へと進むわけではなく、特徴の違いがかなりわかるように出してきたのである。
これは、アンドレア氏のやり方と違って非常に興味深かった。
パッソピッシャーロのコントラーダは5つ。
アンドレア氏自ら用意した手書きの紙は、数年前(ヴィンテージが4年違いだから4年前)の本当に誰もいなかった試飲会の時のもの。
どうでもいいワインいっぱいのさるワインフェスに参加していた時のもので、誰も、パッソピッシャーロに目もくれなかった、ということがあったのである。
外には飲んだくれがいっぱい、アンドレア氏自ら注いでくれた貴重な試飲会にはわずか数人。。。モッタイナイ。
さて、メモは上から
Rampante 1000メートル、砂、軽く香り良い、3000年前の溶岩
Chiappamacine 4000年前の溶岩、エトナの麓(500m)、複雑、大きな砂利
Sciaranuova 500年前の溶岩、石と粉、藁、ボディあり、800メートル
Porcaria かなりボディあり、石炭のような溶岩で約2000年前のもの
Guardiola フルーツ、ミネラル。ところどころ溶岩、10000年前
今回(2015年ヴィンテージ)の試飲の順は
Rampante 1000メートル
Porcheria 600メートル
Chiappamacine これだけ、溶岩ではなく石灰質、との説明
Sciaranuova 800メートル
Guardiola ワイナリーのある場所
Rampante 標高が高いこともあるが、デリケートで、全体に香りも味もデリケート。ほのかにサクランボが残る感じ。++++(+)
Porcheria がらっと変わって、香りにも味にも強さがある。+++++
Chiappamacine 前者2つと比べると異質な感じ。非常に良くできたシチリア(エトナではない)ワイン。石灰の香りがふわっと出ていて、強さの中にエレガントさを与えている。+++++
Sciaranuova グリーンが香りに混じり、樟脳、藁など、味のバランスが絶妙。香りより味わいがの方がいいか、うーーん、と唸りたくなる。++++++
Guardiola 太さがあり、ボディも良く、酸味もきれい。+++++
それぞれのラベルに付いている(今でも付いていると思うのだが)は、以前の試飲会のもの。