在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

ベニスのぼったくりレストラン 

2018-02-02 18:07:19 | 行ってはいけない
ベニスのぼったくりレストラン


これが外観


友人がFBでアップしたものを、パラパラと見ていて見つけた。

ずっと以前、ローマの某レストランPでボラれた日本人カップルの話が話題になったが、よーく見ると、こちらの方がかなり悪質。

ローマのレストランPは、実は経営者のお父さんをちょっと知っていて、息子の代になっていったい何をやらかしたのかと興味があったので覚えているが、二人で、豪勢にいろいろなものを頼み、450ユーロくらいの支払い請求が来たはず。
もちろん、いろいろなものを、言葉のわからない日本人カップルが頼むはずはないので、

なになに食べる〜?おいしいよー  これはお願いする

これもあるよ〜  キョトン

これとこれもあるけど〜   お願いしたつもりはない

というようなシチュエーションで、頼んでもいないもの(頼んだつもりのないもの)をどんどん持ってきて、最後に、ハイいくら、と請求したのだろうと想像がつく。

しかし、この場合は、とにかくその料理を作り提供したわけで、少なくとも材料費はかかっている。
もちろん悪徳なのには変わりないが。

さて、今回のベニスの方は、というと。。。

どうも、他にも相当ボラれているよう。
日本人4人、魚介のフライとステーキ4皿で1100ユーロとか記事が出てくる。

レシートの写真は他にも出てきたが、私がFBで目にしたのはこれ。
正式なレシートで、去年の3月。かわいそうに。


これがたまたま目にしたFBの記事

上から。

copertoは、いわゆるテーブルチャージ。二人で5ユーロは安い。
bollito mistoは、茹でた肉のミックス。1人前になっているが、量は多いと想像する。だからか、60ユーロを請求している。せいぜい30ユーロのメニュー。。。。
なぜか、 segueは、続くの意味。
risotto a piacereは、お好みで料理したリゾット。いったい何だったのかにもよるが、オマール海老のリゾット(のはずはないだろう)でも30ユーロ。それが1人前65ユーロ。ひえーーーーー
次のfritturaはフライ。多分、エビとイカとか。。。それが96ユーロ。多分、もしかしてよくある冷凍物かもと思うのに。。。
bibita spina mediaは、生ビール(中ジョッキ、400cc)? ベニスで15ユーロはわかる。

しかし、一番不明なのがmaggiorazione。。。。。。。。「付加」代金。なんのこっちゃ。

合計、お二人で約270ユーロ。

ベニスは高いが、どこにいっても高いが、ちょっと法外。

経営者は中国っぽい名前だが、記事によると、イタリア人と中国人とエジプト人が絡んでいるらしい。
住所がしっかり載っているので(San Marco-Mercerie 4951)絶対に近づかないようにして欲しい。

さすがに、摘発されて20000ユーロの罰金になったというが、ほとぼりが冷めたらまたやりだすかも。
気をつけようー

やっぱり好きになれないテルミニ駅近くのホテルM

2017-12-09 11:11:52 | 行ってはいけない
うーん、やっぱりこのホテルは好きではない。


たまたま、最近、早朝に空港送迎の簡単な仕事が入り、空いていたので受けたのだが、珍しく、(専用車ではなく)タクシーで空港までという内容だった。

チェックアウトを済ませ、タクシーをレセプションにお願いすると、早朝のせいか、いかにもフルボ(ちょっとする賢い)そうな人が一人。
市内まで?と聞くので、空港、と答える。

すぐに、それなら、うちの車があるからすぐ呼びますよー
タクシーと同じ値段ですよー

おお、きたか。。。

本当に5分で来るならいいけど、そうでなければタクシーがいい、と返事をする。

タクシーなら2分で来るので、なんで、ホテルの知り合いのドライバーの車を10分も待たないといけないのか??
値段は同じで、もちろん車は快適だが、へたすると10分以上待つことになる。

彼はすぐさま、知り合いのドライバーに電話をかけ、最初の車は10分はかかる、という回答。
次は、5分でなんとか来る、という回答。

5分で来るよー、とニンマリ。

しかし、案の定5分では来ない。。。

5分ぴったり経った後、まだ来ないならタクシーを呼んで、とお願いする。

イタリアの5分は最低10分、いや、15分になるときもある。。。

だいたい、タクシーを呼んでいたら、もうとっくにホテルを出発している。

彼はちょっと不機嫌になり、タクシーがいいなら、タクシーを呼ぶよ、とぶっきらぼう。

さて、呼んだタクシーがそろそろ来るかも、という頃(最初のアクションから10分以上経っている)、最初に呼んでいた知り合いの車が来た。

その後、来ただろうタクシーにはどういって話をつけたかは知らないが、一応その車で空港まで。

キックバックをもらうのはわかる。
それも自分一人というシチュエーション。
誰とも分けることなく独り占め。

しかし、セコイ。
お客様が多く払っているわけではないので、悪いわけではないが、偶然いただけるシチュエーションになったのならともかく、そういう状況を無理やり作ろうとするところがセコイ。
やっぱり、このホテルとは合わない。。。。

ナポリの超有名老舗ピッツェリアのピザが、これでもか、と言うくらい。。。

2017-10-08 11:18:58 | 行ってはいけない
ナポリの超有名歴史的老舗ピッツェリア B

先日、仕事で、ナポリの超有名老舗ピッツェリアBに行く機会があった。

ずっと以前は本当に美味しかったのでよく行ったものだが、しばらくすると良い噂を聞かなくなり、数年前に行った時、噂は本当だった。。。と思った。
以来、避けていたので、数年ぶり。

人生は短い。
家でテキトウに食べる時はしかたないが、外で食べるのに、まずいものは食べたくない。
ちなみにワインも同様。

ずっと前、ある時のことだが、突然店舗を拡大した時から凋落が始まったと思う。

それまでは店舗は狭く、予約を取るのも難しかった。
また、ピザ以外のメニュー、パスタも、特にタコのトマト煮も、とても美味しかったのである。

そうしているうちに、向かいに小さな店舗を開けた。
これは、狭い道路を挟んでなので、雰囲気も明るく、まだ許せた。

そうしたら、今度は隣に広めの店舗を開けた。
ここが、排水管の問題なのだろうが、どうしても水道くさい。
消毒液臭い、とも言える。
慣れてくるとなんとかなるので我慢だが、少人数以外こちらのスペースに回される(または予約がギリギリだと?)ので、ちょっと閉口。

それに、隣になるとピザの窯からさらに遠くなる。
これはいただけない。

さて、それでも、美味しかった時はまだ許せた。

初めて本場のピザを食べたら、美味しく感じるとは思う。
これは、日本で、外国人がどんな寿司を食べても、どんなラーメンを食べても美味しいと思うだろう、というのと共通。

しかし、今回、これでもか、というくらいすごいピザが来た。

形は悪い、トマトもなんか適当に乗せた感じ、モッツァレッラは乱切りを使っているのか、まだ許せる。
縁は不均等に盛り上がり、特に、盛り上がっているところはちゃんと膨れていなく、つまり、発酵がきちんとしていない。
そして、切れない。。。。もちもちだから切れないのではなく、生地が重たくて、とにかく切れないのである。
ここまで切れなかったピザは人生初体験。(笑)


ちょっと汚い写真だがお許しを

ラーメンにピンキリがあるように、本場のピザにもピンキリがある。
月とスッポン。
いろいろな事情があって、テキトーに入ったところがまずかった、なら許せるが、超有名歴史的老舗のピザがここまでまずいのは許したくない、というより悲しい。。。

もう2度と、間違っても行かないだろーなー。。。
場所は便利なのに。。。

Terravision 空港までのバスサービス

2014-06-11 20:52:53 | 行ってはいけない
最近日本でも知られてきているバスサービスTerravisionに乗ってみた。ローマの空港へ行くのに、一番安くて品質がいい、というのが謳い文句である。

どうしてもフィウミチーノ空港へ行く仕事絡みの用事があり、車で行くことも考えたが、空港のパーキングはたった1時間でも馬鹿高く、この機会にどんなものか使ってみることにした。

オンラインで予約すると片道4ユーロで、 テルミニ駅脇から出ている。同じテルミニ駅から出ているイタリア国鉄の列車は14ユーロなので、はるかにやすい。
しかし、時間とサービスは最悪の印象だった。

運が良ければ良いのだろうが、運が悪い人は結局タクシーに振り替えている。(という人を何人か見た) オンラインは即支払いなので、これでは節約したのかしないのかわからない。

まず、時刻表はあるが、ほぼ無いに等しい。どうも同じ時間で、相当数の予約を入れているようで、人が殺到している。当然一台のバスに乗れる人数ではない。
たしかに、バスはパラパラとくるが、同時に同じ時間に何台も出発できないので、予約時間を20分以上遅れて、30分経っても前の時間のバスが出発している。
幸い早めに乗り場に着いたので、予定時刻1番に出発するバスには乗れたが、それでも10分遅れで出発した。
時刻表を信頼して予約を入れていては、焦る。絶対に焦る。

システムは非常に分かりにくく、予約していてもボーディングパスとやらを窓口で受け取る。ただ単に何か聞きたいだけの人も同じ列に並んでいて、言葉の問題、面倒な質問をする人に当たると、急いで無くてもイライラしてくる。

おそらく、日本人以外はバスに乗るのに並ぶことなど考えないだろうと思うので、列らしきものはあってないがごとし。荷物は自分で荷物室に積み込むので、ここでもう列は完全にバラバラになり、人がバスの乗り口に殺到する。
アシスタントは一人だけで、喧嘩になる人もいる。
最悪の雰囲気。
そして、アシスタントの感じが良いとは言えない。
丁寧な説明はなく、乗れるか乗れないか、みんな時間を気にしているので殺気立つ。喧嘩腰になっ人には、歩いて空港まで行け!と怒鳴っている。
予約をしたバスに乗るだけなのに、なんでこんな雰囲気になるんだろう。

やっと乗れても、車内の暑いこと。
相当早くに出れば、安くて節約できるかもしれないが、まだ、時間にほぼ正確な列車の方がはるかに良いと思った。

空港からの帰りも、すでに支払っているので利用。時間が読めなかったので、もう少し後の便を予約していたが、用事が早めに終わったので、乗れるか聞いたら、次のバスは満員だから1時間後になる、と言われた。1時間後。。。
予約をしていても、フライトの到着時間なんてどうなるかわからないので、正確な時間のバスに乗れるとは限らないだろうに。
随分待って、とにかくバスが来た。
ここでも乗り口には人が殺到。同じように喧嘩腰の人もいる。
あんたは次のバス!とあしらわれている人もいる。
旅行客ではないので、とにかく席があったら乗せて、と強くお願いしてなんとか乗れた。

タクシーを利用していたら、すでに駅に着いているだろうと思う時間に乗り込む。
うーん。たとえ安くても、もう絶対に使わない。確かに安いが、時間の無駄が多過ぎ、貴重な旅行だったらあまりに時間がもったいない。
そして、サービスとってもいい、は完全に誇大広告だった。
絶対にオススメしない。


テルミニ駅の近くのホテル M D'A

2012-08-05 12:55:00 | 行ってはいけない
以前、ちょっとすごい場面を見てしまったので(ブログに書いてます)個人的にはかなり嫌いなホテルだが、そこに医療通訳の仕事で行った。
珍しく、お客様(つまり患者か、その付き添いの人)が、チップをくださろうとした。
医療通訳は観光の仕事とは違うので、チップをくださる方がいないわけではないが、いただこうとは思わない。
そこで、いいですよ、と断っている場面を見たレセプションの人ががなりたてている。
お客様が、何言ってるのですか?
もらっとけ、と言ってます。(遠慮しないでもらったら、というのでなく、もらっとけ、というイタリア語)
その後、帰ろうとすると、遠慮する必要はないぜ。
まあ、それはいい。
でもさぁ、いらないんだったら、僕がもらっておくからさぁ、と会話の中に3回。
4つ星ホテルにして安く、場所が便利で老舗だし(老舗の看板が泣く…)日本人の利用も多いのだが、ああ、悲しい。恥ずかしい。
もっといいホテルはたくさんあります!言いたい。



ローマのタクシーのボッタクリ

2009-07-04 14:21:04 | 行ってはいけない
ご近所さんが毎朝玄関前に置いてくれる無料新聞にまたボッタクリの記事が出ていた。

まずは、昨日のレストランの続きで、オーナーは、返金したら自分たちが悪かったと認めることになるので返金しない、しかし、ウェイターたちは、強制的に加算したサービス料的チップ(名目はチップ)を新婚夫婦お二人に返したい、とあった。
どうやって返すのか?という疑問はあるものの、まあ、その気持ちは嬉しい。
それにしても、どうやってあれだけのメニューを食べたのだろうと思われる、本当のボッタクリの方は返金しないということで、ここまでセコイオナーにあきれてしまった。

そして、昨日は5軒を保健所がチェック、うち2件がクローズとあったが、それが8軒に増えていた。
確かに、古いレストランで、ここ大丈夫??というところが多いので、こういうチェックは頻繁にやってほしい。
ただ、クローズしているところの名前は掲載されていないので、どこかわからないが…
(キッチンを大掃除、大至急設備を一部変更するなどして、3日から1週間で再オープンすることだろう…)

さて、そして、今日の関連して紹介されていたのは、タクシーのボッタクリである。
確かに昔から有名で、特に日本人はネギをよっこらしょ、とたくさんしょっているカモである。
なるほど、タクシー運転手談でも、一番のカモは日本人、次がファミリーなのだそうだ。
特に、駅、空港から拾う時に悪質なタクシーが多い。
たとえば空港から市中心部まで均一料金40ユーロを、ひとりの料金と説明し、3人だから120ユーロを請求するとか、環状道路外を出ると高いタリフになるが、それを市内で適応したり、手口はいろいろである。
私が乗っていても、運転手と口論することがある。もちろんだまされはしないが。
だから、日本から来て、右も左もわからず、また、英語も通じず、訳のわからないイタリア語でまくしたてられると、仕方ないのかもしれない。

そんな不快な思いを防ぐには、個人旅行の場合、日本からのイタリア到着時の空港では、少なくとも、多少高くてもアシスタントを頼んでおくことをお勧めする。
これで、ボラレルことはないし、生の細かい情報を教えてくれるうえ、不安があったら質問すればよい。特に言葉に自信のない人には、下手にボラレルよりは、多少予算がかかっても気持のよい旅ができる。

それから、タクシーを利用したら、必要がなくても領収書をもらうことである。
よほど不快な思いをして、警察に行くと決めた時の証拠になる。

また、領収書に書いてあるかもしれないが(悪質なタクシーは書かないと思う)、車内にあるタクシー運転手登録番号や、車の外に書いてあるタクシーの登録会社の電話番号、タクシーのコードなどを書き写す、少なくとも覚えておくと便利である。

そして、あまり悪質なケースに当たった場合は、勇気を出して届け出を。

ナボーナ広場のすぐ北側にある老舗有名レストラン P

2009-07-03 14:20:00 | 行ってはいけない
ローマは無料の新聞がたくさんある。
いろいろなところに置いてあり、気軽に取れるようになっている。
何故か、ご近所さんが、毎日、早朝に余分に取った分を、玄関前に置いてくれるようになったので、なんとなく目を通す習慣ができた。
昨日、表紙をふっと見ると「昼食に700ユーロの支払い」との文字が目に入った。
ひえ~!どこ?誰?なんで~??と内容を読むと、そこは例のレストランであった。
そして、ボラレタのは日本人観光客であった。

ところで、情報の出どころは、有料有名全国紙レプブリカらしく、友人はネットに載った記事を知らせてくれたし、どうも、ローマ地方版テレビニュースでも紹介されたらしい。

私はガイドブックの仕事も手伝っている。
それにはずっと前から掲載されていたのだが、少し前に、やはり、ボラレタという情報が入り、掲載から外している。
有名観光地ナボーナ広場のすぐ隣、近くには上院もあり、老舗なので、政治家の利用も多いし、外で食べられる雰囲気も良いし、風格はあるが、気軽にも食べられるレストランである。

実は、オーナー(正確には、今は息子に任せているようだが)は個人的に割と良く知っていた。
観光客の良く入る別レストランを、その昔経営していて、割と美味しかったし、早くからの親日家で、日本人コックを使ったり、非常に有能な日本人シェフに任せていた時もある。

頼んだ、というより、断れない日本人に無理やり承諾させて持ってきたのだろうと思うメニューは、伊勢海老、生ガキ、オマールエビのパスタ、スズキのグリル、パン、ワイン、デザート、水ということらしい。さらに、サービス料のつもりか、項目はチップとなっているが、100ユーロ以上が加算され、合計がほとんど700ユーロになっている。
オーナーのコメントも載っていて、喜んで全部平らげたし、最後は、ウェイターと写真を撮ったり、丁寧にお辞儀までして出て行ったのに、ということ。

新婚旅行らしい二人は、よく考えたのだろうと思うが、警察に届け出た。
偉かった!と思う。
あまりの数字に、すぐに警察が介入、そして、保健所まで回してくれて、衛生状態最悪ということで、すぐにクローズになった。
だから、今は閉まっている。
しかし、再び開いても、絶対に行ってはいけないのである。

ところで、新聞には、同時に、観光客に有名なレストランをあと5つ調べたところ、2つが同じく衛生状態最悪で、即クローズの命令を出した、とあるが、その名前は公表されていない。

また、同じようなことを経験した場合、誰かに相談できればすぐに相談か、または、勇気をもって警察に届け出てほしい。


バチカン美術館前の2軒のカフェ

2009-06-27 04:52:42 | 行ってはいけない
バチカン美術館の入口の前付近に2軒のカフェがある。

カフェだけでなく、一応、レストラン、ピッツェリアも兼ねている感じで、簡単な食事もできる。
お客様から聞いた後日談だが、「やられましたよ~」とのこと。
このうちのどちらかわからないが、どっちでも似たり寄ったりは間違いない。
つまり、二人で、ピザ1枚、デザート、コーラ、コーヒー程度を頼んで、25ユーロを請求されたという。
カフェに毛が生えて食事ができるようになっている程度だから、高級ピッツェリアはともかく、この値段は高い。
まあ、破格に高いというわけではないが、いかにも観光客値段である。

美術館に入るのに並んでいると、たいていチラシを配っている。
近くのレストランの場合もあるが、この2軒もわりとよく配っている。

ツーリストメニュー11ユーロなどと書いてあり、プリモ、メイン、付け合わせなど、選べるようになっていて、一見、安そう見にえる、お得そうに見える、また、よくわからない観光客にはとても良心的で便利そうに見えるが注意してほしい。
私は当然、行ったことはない、食べたことはないのだが、昔から、飲み物の値段をふっかけると聞いている。
つまり、水を頼んで、普通はせいぜい2ユーロ程度なのを5ユーロとるとか、ビールを頼むと5ユーロ程度を8ユーロ位に、ワインを頼むと安ワインなのに20ユーロ位ふっかける、という内容だと想像できる。
だから、いくら疲れていても、バチカン美美術館から出た後、すぐ前の通りにあるカフェには入らないことをお勧めする。

ただ、ちょっと離れて入っても、以前、ミネラルウォーターが水道水だった、というところもあったが…。

または、あまりおいしくはないが、バチカン美術館内にセルフサービスレストランがあるので、そちらで食べた方が無難かも知れない。

イタリア国鉄(トレニタリア)の不正請求

2009-03-19 18:24:05 | 行ってはいけない
Trenitalia

昨年の秋にナポリ往復のチケットをネットで買った。
ネットだと安くなるチケットもあるし、便利なのでよく利用している。
昔、イタリアの回線が悪かったこともあるし、システム自体がまずまず(イタリアは本当に遅れている。。)だったので、買うだけで結構時間がかかったのだが、このところは問題もなくだいたいスムーズである。
今回は、往復2枚、目を見張るほどスムーズに買えた。

ところが、である。
カードの請求が来たら、なんと、同じ金額で3回も請求が来ている。
購入記録は、あいにく、その直前に削除してしまっていた。
しかし、トレニタリアの会員なので、会員購入記録は残っている。
購入は、当たり前だが、1回、ひとり分の往復である。

トレニタリアの規則によると、購入のクレームは30日以内。
ぎりぎりだが、それよりも、トレニイタリアにクレームを付けて、その金額を返してもらっても、ちょうどレートが大きく変動していた時期で、結局、かなりの損失が出てしまう。
それに、いちゃもんをつけられ、帰ってこない確率の方が高い。
そこで、カード会社に連絡をした。

日本の某カード会社の対応は、迅速丁寧で、どうしてこんなにサービスが良いのに、日本ではクレームする人がいるのだろう??と思ってしまう。
そりゃあ、いろいろな例、対応はあるのだろうが、そういう人にはイタリアの現状をちょっと見せてあげたい気もする。。。
で、手順に従い、ちゃんと処理をしてくれる。
なにせ、同じ日、同じ列車、同じ指定席で3枚の購入は、どー考えたっておかしいのだからと思っていた。(3人で同じ席には座れないよね!)
ところが、時々、電話で経過を連絡してれたのだが、結構ややこしいことになっている、と。
そして、今日、トレニタリアに反論され(いったいどういう反論をしたのだろう????間違いなく、3回購入しています、ということらしいが)、保険で処理することになった、と連絡が入った。
保険で処理され、結局、私の懐は幸い痛まないのでうれしいが、それにしても。。。
だから、トレニタリアのネットで安易にチケットを購入してはいけないのである。

ローマの暴力バー

2008-10-05 07:25:07 | 行ってはいけない
Piano bar - zona di via veneto Roma

一番引っかからないと思われた人たちが引っかかってしまった。
ヨーロッパにもう10回以上来ている人、ヨーロッパで添乗ができるくらいヨーロッパのことを知っている人、英語の堪能な人。。。
その昔は、確かに多かった。有名だった。良く引っかかったものだ。
いまどきは、その数がだいぶ少なくなったと思うのだが、それでもまだ残っていたのね~。。。

だいたい2-3人くらいで歩いている観光客が狙われるようだが、その中に女性がいるとだいたい対象外となる。
もちろん、例外はあるので、女性がいても引っかかったというケースはあるだろう。
しかし、私はその例外にひっかかったことはないので、暴力バーに行ったこともないし、声をかけられた場面にいたこともない。。。
だいたいが、翌日になって、どの辺で、どんな風に、どんな感じの人に引っかかり、どの辺に行ったか、の話を聞くくらいである。
話を聞いて想像するしかない。。
しかし、今回は、幸いというか、ローマの地理にかなり詳しい人がいたので、話を聞いた後、実地検分をさせていただいた。

引っかかったのは、バルベリーニ広場。
バールや夜まで開いている食料品店(こんな時間まで開いているところがあるとは。。。地元の人も知らなかったりして。。)をなんとなくうろうろしていると、身なりのいい初老の自称ブラジル人に声をかけられたという。
特に目的もなくぶらついていたから良くなかったのか、英語はできるし、話し込んでしまったという。
一杯どうか、という誘いに、ちょっとはおかしいと思いつつ、つい乗ってしまう。。。
行った場所は、ベネト通りの裏、有名な高級中華のマンダリンのある通りの、昔からあるピアノ・バー&ナイト・クラブ、カローセル。
赤いネオンで、ピアノ・バーと書いてある。
階段を少し降りていく地下構造だそうだ。

すぐにシャンペンが出てきて、ロシア&東欧諸国の女性が出てきて、これはやばい、帰りましょうとなるまで、ほんの15分かそこらだったそうだが、お勘定は一人500ユーロ弱。3人で1500ユーロ弱となり、カードで払うことになる。
カードのサインをごまかそうなんてのはできず、しっかりカードの裏のサインと同じように書けと言われたそう。

いやー、気を付けてください。男性の方。
暴力バーに行ってはいけないのは当たり前ですが、それより前に、道をきかれても、両替してくれと言われても(一頃流行った。来たばかりでお金がないから両替してくれという手)、絶対に話し込んではいけないのです。

カフェ・ド・パリで、感じの良いウェイターがカードをくれたので安心して行ったら暴力バーだった、という例もあります。
タクシーの運転手さんが紹介してくれたところがそうだった、という例も。
良ーく見ると、確かに、ベネト通り裏手はなんだか怪しそうなピアノ・バーやらナイト・クラブがちらほらあるし、どうもこういう人が怪しいのか?という感じの中年~初老の何気ない独り歩き男性がちらほら歩いています。
どうか、引っかからないように、十分ご注意ください。

トレニタリア -南イタリアまでの旅 インターシティ編

2008-09-08 05:57:46 | 行ってはいけない
Trenitalia: viaggio per sud italia !!

この夏、カラブリアの海に行った。
インターシティのタダ券が1枚出るので、ユーロスターではなく、インターシティでの旅だった。
でも、たまたま予約した列車がパレルモ行きで、それはいろいろ楽しむはめになった。

まず、朝、テルミニ駅から列車に乗る。
30分近く前に着いたので、ガラガラかと思ったら、シーズンのせいかもう既に結構人が乗っている。
で、予約された席に着くと、既に人が座っている。(まあ、イタリアでは当たり前の光景。)
「すみません」と声をかけると、待ってました!という感じで、以下の返事。
「私たちも予約したんだけれど、予約された席がないの。そこで、車掌にどうしたらいいの?と聞いたら、適当な席に座って、と言われたから、ここに座ってるの。」
でも、そこは私の席。
「そういったって、仕方ないのよ。あなたが他の席に座ってよ。」
まあ、ここはイタリア。これくらいでひるんではいけない。
仕方ないので適当なところに座る。この席を予約した人が来ないことを祈りながら。。。
(来たら、「あの人が私の予約の席に座ってて、あの人は自分の席がないから、私の席にたまたま座っただけで、だから、私は適当に座ったけど、それが、たまたまあなたの席で、私が他に移りましょうか?それとも、あなたが他の適当な席に座ってくれますか?」とやりあわなくてはいけない。。。あー、ややこしい。。)
幸い、その席の予約を持った人は来なく、最後まで座っていたれたのは天の恵み(!)と言うほかはないだろう。。。(なんのこっちゃ。。)

ところで、何故、予約された席がないか???
最初は???と思った。しかし、確かに、席がない。
2列がだいたい向かい合って(向かい合っていない席もある)10の桁となり、あとは、各々の席が1の桁となる。
だから、1列目の11番の席から始まり、車両によるが、106番や116番くらいまで。
この「車両による」というのがクセモノなのだろう。車掌の説明によると、事情により車両が変わったらしい。
そこで、最後の3列がなくなり、そこに予約が入っていた人の席がなくなってしまったのである。
困るよね~、そんなことしないでよね~、これが日本だったら大問題よ~、と思ったが。。
駅で停車すると、降りる人もいるが、その席に該当する人も乗ってくる。
すると、毎回、
「えーっと、91、101。。。あれ???104番がない???どーして???」となるのである。
そのたびに、車掌の代わりに説明を「してあげる」人がいて、笑ってしまうが、ほとんど場合は他の席に座って丸くおさまった。

おさまらなかったのは、あるカップル。
彼らは、「ちゃんとある席」の予約がされていたのだが、そこに座っていたのが「席のない」人たちで、満席の上、2人が一緒に座れる席がもう空いてなかったのか、最初は、二人で離れて座っていたものの、しばらくして「ここは俺たちの席だぁ。ちゃんと予約したのに!車掌に掛け合ってくる。」と鼻息荒く、しかし、車掌に掛け合っても、「席のない」人たちを元の席に戻すわけにはいかず(席がなくちゃしょうがない。。)、結局「早い者勝ちで座った人の勝ち」となった。
2人はそう長い旅ではなかったが、最後、降りる時に、まだ文句タラタラだった。

列車が南へ行くと、降りる人の方が多くなり、やや空席ができてきたため、幸いこの騒ぎは収まった。
と思うと、今度は、「エアコンが効かない!」と騒ぎだした人が若干名。
確かにインターシティは暑い。車両が旧型で、エアコンはあるが、真夏の暑い日、暑い時間、暑い南イタリアへ向けてほぼ満席状態では、効くはずがない。
結構寒がりの私が暑いくらいだから、普通のイタリア人はどれだけ暑いだろう。。。
堪忍袋の緒が切れたのか、数人で車掌に掛け合い、かなり長い間もめていた。
それも、憲法の第XX条XX項によると、公共の乗り物は快適な旅を保証する権利がある、とやっていた。どうも若手弁護士らしい。すごーい。。
その後、私は列車から降りたので、最後を見届けられないのは残念だったが、車掌は警察を呼んでいた。
警察が乗り込んできて、事情聴取にでもなり、そのせいで列車が遅れては、いったいいつシチリアに着くんだろうな~と、人ごとのように心配しながら降りたけど。。。

今回は格別楽しんだ旅であった。(暑かったけど。。)
でも、真夏のシチリア行きのインターシティには乗ってはいけないのである。
(シチリアにはユーロスターは通っていないが。。。)

今までで一番最低の試飲会

2008-07-05 02:00:21 | 行ってはいけない
某協会の今年最後(つまり夏休み前最後)の試飲会があった。
その名も「ソムリエの日」。
この時期だし、ホテルの中庭も使って気持ちの良い試飲会をやるのではないかという期待のもとに行ってみた。
宣伝では、地ビール10種、ワイン50種、スプマンテはシャンペンとフランチャコルタ、オイル8種、チーズ4種、カクテルなどなど。。というフレコミで10ユーロ。参加は誰でも。
18時からのところ、19時少し前に着いたら、もう既に人、人、人。
まず最初の期待は裏切られ、庭どころではなく、そう大きくないホールにすごい人。それでも、お金を払い、この協会の試飲会で時々登場する「飲んだで証」(写真)をもらい、グラスを10ユーロ出して借りる(後で返金)のだが、まずグラスをもらうのに一苦労。

グラスを手にして、地ビールに一番興味があったので、ビールコーナーに直行し、ビールは大変満足できるものであった。
面白いところで、伊予かんの香りのビール、サロンパスの香りのビールがあった。
(伊予かんは美味しかったが、サロンパスはちょっと個人的にいただけなかった。腰痛の時にお世話になるが、飲むにはいただけない。。)
友達と談話しながらビールを飲み、そろそろ何か食べようかな、と思ったのが20時ごろ。しかし、すでに、食べ物が何もなかった!
チーズは影も形もなく、ポルケッタ(豚の丸焼き)も、そして、パンすらも一切れも見えない状態。
そんなこと言ったって、まだ20時よ~。今から来る人もいるのに!!
私の周りの人は、試飲会に食べに来るのではなく、飲みに来る人(ノムリエというのだそうだ)ばかりなので、みんな、おもいっきり食いっぱぐれてしまっている。

そして、しばらくすると、ビールは飲み放題だが、スプマンテは4種の中から2種を選択し、ワインは50種の中から、4種を選択する必要があり、それしか飲めないとの噂が回ってきた。(「飲んだで証」にチェックをつける。)
10ユーロ払って、2+4種のみ!? なにそれ!? まるで、詐欺じゃない~!?
何も食べてないのに!!

まだビールコーナーにしばらく滞在し、とにかくワインをと思ってワインコーナーに近づくころには、さすがに文句があちこち出たせいか、数限定はなくなり、「飲んだで証」チェックもなくなっていたが、良いワインは全てなくなっていた。
(良いワインがなくなったので、4種限定をやめたのかも知れない。。)

ふと見ると、食べ物コーナーに人が群がっているので、これはチーズが復活??と思い行ってみたが、ゲットしたのはパン一切れ。

そして、帰り。
グラスを返却するところに、人の山。
どうしたの?と前にいる人に聞くと、返金するお金がないのよ!と。
お金を待つこと約10分。グラスを借りた分だけ返金があるんだから、頭使って(頭使わなくても)それくらい用意しててよね!と思ったのは私だけではないはずだ。

ビールは思いっきり飲んだが、ワイン数種とパン一切れ。
そして、グラスの返金に10分。。。
今まで参加した中で、ワースト1に輝く試飲会であった。。

こんな詐欺みたいな試飲会は、来年はもう行かないし、行ってはいけない!のである。
(写真は、結局チェックが一つも付いていない「飲んだで証」)

レストランの支払いは誰??

2007-12-12 17:52:44 | 行ってはいけない
昔、知り合いがやっているAというレストランに時々行っていた頃、お勘定をお願いするたびに、「今日は、誰が払うの?もし、君が払うのなら言ってよね。」と言われた。
「仕事だから、お客様が払うから。どうもありがとう。」と返していた。
ある時、この話を、家に帰ってイタリア人のダンナにした。
Aに行くたびに、いつも優しくそう言われる。私が友達と行って、自腹の時には、きっと安くしてくれるだろう、と。そうしたら、笑われた。ダンナ曰く、反対だよ、と。何が反対??と思ったが、つまり、それは、プライベートの時は、少し安くするかもしれないけれど、仕事なら、少しくらい高くてもいいじゃない、ということらしい。
ダンナもAの店主を知っている。なるほど、そう言われれば、そうかも。。と思うことも出てきた。
前にも書いたが、イタリアのレストランは、頼んだ合計額通りに行かなくても不思議じゃないし、お勘定とメニューをいちいち見比べたりしない。だから、少しくらい高い金額を請求しても、バレない確率の方が高いわけである。
もし、見比べて間違いを発見しても、店主に「いやー、間違えただけ、悪いねぁ、よく間違いを発見したねぇ、ありがとう、ありがとう。」などと言われれば(こういう場合、イタリア人はやたら饒舌になる)、それ以上責められない。
なるほど。以来、誰が払うの?とレストランに聞かれるたびに、どちらの意味で聞いているのだろう?と考えてから答えを言うようにしている。

日本語メニューとイタリア語メニュー

2007-12-11 00:02:17 | 行ってはいけない
少し前に、昔よく行っていたレストランの話題が出た。バルベリーニ広場近くの肉料理の美味しいレストランTである。
その頃は、仕事で随分使っていたのだが、ある時、ふっと気がついたことがある。
私はイタリア語のメニューの方がニュアンスがよくわかるので、必ずイタリア語のメニューを持ってきてもらう。日本の人には、日本語メニューがあれば、その方がわかりやすいから、レストランの人は気を利かせて持ってきてくれる。
それを見比べていたところ、何と値段が違ったのである。日本語メニューの方が高くなっている。日本語メニューの値段の方が安い場合は、値上げ後の書き直し忘れていると思われるのでかわいいものだが、日本語の方が高いということは、お金持ちニッポン人を狙った、悪質な仕業としか思えない。
また、イタリアのレストランの場合、他のページでも書いたが、頼んだ合計通りにいかないことが多い為、これだけ頼んでこの値段ならよし、という感じでチェックを見るのが普通である。いちいち頼んだものと照らし合わせない。(と、思う。もちろん、ちゃんと見るイタリア人はいると思うが、値段をはっきり覚えていない場合、お勘定の後に、もう一度メニューを頼むという格好悪いことになる。)
このレストランの場合、その少し前から、なんとなく値段が高くなっているような気がしていた。行くたびに、なんだか、なあなあな計算になっているような気がした。と、思っているところ、イタリア語メニューと日本語メニュの値段が違うことを発見。
当然、店主には文句を言い、それ以来、一度も行っていない。
でも、これはイタリアでは、きっと他でもあり得ることである。


スペイン広場近くのストゥディオハウスL

2007-11-28 23:17:29 | 行ってはいけない
スペイン広場に向かって右に、まっすぐ伸びているドゥーエ・マチェッリ通りがある。その通りに入ってすぐ左にローゼンタールなどを置いている高級食器店ストゥディオハウスLがある。
昨年の今頃、仕事の帰り道、ウィンドーを覘くと、良さそうなナイフ・フォークセットが安くなっている。かなり重厚な雰囲気のお店で、冷やかしで入るお店ではない。しかし、購入する気持ちがあったので入った。
その旨を伝え、品物を出してもらっている間に店内を見た。奥に、白のシンプルな角型の食器が展示されていた。とても気に入ったが、食器一式は、数年前に、2度に分けて日本からかかえて持って来ていたので、前菜を出す時に盛皿として使えそうな、中型の長方形のお皿を2枚購入することにした。ところが、展示されているのが最後の1点というので、1枚の購入となった。10ユーロであった。
その後も、もう少し店内を見回し、レジに着いた時には、皿、フォークセット共、半分以上包んであった状態だった。品物を受取り、支払いを済ませ、店を出た。
ところが、家に帰って、買ったお皿をよく見たら、角が1か所、すっと削り取ったように欠けている。良く見ないとわからないくらいだが、確かに削れている。
もう閉店に近い時間だったし、翌日は祭日でお店は休み、しかし、翌々日、ちょうどスペイン広場まで行く予定があったので、その時に取り換えてもらうこととした。
そして、当日、できるだけ早い方が良いと思い、お昼にはお店に着いた。お皿を見せて、事情を話すと、店主(まだかなり若い若造風)にいきなり、本当にいきなり文句を言われた。
まず、うちでは、包む前に必ずお客様に見せて確認をしてもらう、だから、絶対に私たちがやったものではない、つまり、あなたがやったんだ、と言う。(たかだか10ユーロのお皿だと思ったのだと思う。レジに着いた時には、すでに包み始めていたので、店員は私に見せていない。)
次に、自分の仕業でなければ、すぐ、その日のうちに電話を入れるはずだ、と言う。また、どうして昨日のうちに来なかったのだ、とも。(購入は夕方で、家に帰ったのは19時過ぎだった。また、昨日は祭日だったので、お店はクローズ。)
その他、持ち帰る間にぶつけたとか、開けた時にうっかりやっただろうとか、実にいろいろな言いがかりをつけてくる。
あまりに馬鹿らしい反論に、そして、絶対に自分の主張をまげない店主の態度、返金・交換なんてもってのほか、という態度に、それはそれは頭に来た。だから、当然、確かに声が少しは大きくなったのは認める。でも、できるだけ理論的に反論したつもりである。
すると、変な言いがかりを付け、営業を妨害するのであれば、警察を呼ぶ、と。その間、二人くらい、馴染みの客が入ってきただけで、他のお客様はいないから、別に営業妨害にはなっていない。
結局、しぶしぶ、最後の1枚の為、新しいものが入荷したら連絡をすると、かなり投げやりな態度で言い、2ヶ月後、連絡があった時も、引き取りに行った時も、一言も誤ることもなく、相変わらず、うちは絶対に悪くない、仕方なく譲歩したという、実に大きな態度だった。
それまでの会話の中で、うちはこんなに高級なものばかりを扱っているんだ、うちのお客様はすごい人ばかりだ、だから、こんな間違いが起こるはずはない、と言っていた店主。でも、実際に間違いは起こった。
たかだか10ユーロの皿1枚しか買わない客なんて、うちの客じゃないよね(実際にはフォークセットを購入しているし、お皿は2枚、または、後に追加しても良いと思っていた)という態度。
こんなお店に行ってはいけない。