こんな本を読みました

気ままで偏りのある読書忘備録。冒頭の文章は、読んだ本からの引用です。

『豆柴センパイと子猫コウハイ』『犬猫姉弟センパイとコウハイ』(石黒由紀子)

2014-06-07 | ルポ・エッセイ
猫ってなんて素晴らしいの!嫌なことは忘れて、楽しいことだけを記憶に残して
生きているだなんて!


 最初に続編にあたる『犬猫姉弟~』のほうを買ってパラ見して、これはやっぱり最初から読みたい!と
第一弾を買いに走った。
 軽くてよみやすいエッセイは30分もあれば読めてしまうけれど、可愛くて楽しくて、同じところを何
度も読み返してしまう。特に犬派だった石黒さんが猫の魅力に気づいていくところなんかは「ふふふ、そ
うなのそうなの」とほくそ笑む勢い。犬と暮らしてきた人が猫とも暮らしはじめた時、いろいろと大変な
思いをしながらも驚くのが、「猫って明るい生き物だったんだ」ということらしい。まあ、それだけ「猫
は暗い」というイメージが蔓延してしまっているということなのだけど…そうなのだ。もちろん犬も可愛
いけれど、猫との暮らしも楽しいんだよ~。と声を大にして賛同せずにはいられない。飼い主は猫の肯定
的でマイペースな生き方に本気で憧れることもしばしばなんだよ~。
 ちょっとコウハイ君がうちの猫に似ているところも萌えポイント。いいなあ…憧れの柴犬との仲良しシ
ョット。気分が落ちることの多かった日々に、パラパラと繰るだけでも最高の癒しになった。

 


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