今にして思えば。
幽霊は、思い出に似ている。
デビュー作『6番目の小夜子』の例をひくまでもなく、雰囲気のあるホラーは彼女の真骨頂だと思う。
オムニバス形式で語られていく一軒の“幽霊屋敷”。おぼろげに浮かんだ輪郭が、やがて形をなしはじめる
ような構成が見事。どんどんと自分が物語にとりこまれていくような感覚。ま、起こった出来事自体は
(霊的に)怖くはなく、ときにユーモラスだったりもするのだけど、納得の読後感だった。
今年最後のレビューがこれか~。読書時間もあまりとれず、全体に手抜き加減だったのが悔やまれる。
来年はどんな本を読もうかな。
年越し用に文庫本でも買おうと待ち合わせ前に本屋に寄り、迷ったあげくタイムアウト。
鬼平犯科帳にでも挑戦しようと思ったがあまりに巻数が多くて引いた。
幽霊は、思い出に似ている。
デビュー作『6番目の小夜子』の例をひくまでもなく、雰囲気のあるホラーは彼女の真骨頂だと思う。
オムニバス形式で語られていく一軒の“幽霊屋敷”。おぼろげに浮かんだ輪郭が、やがて形をなしはじめる
ような構成が見事。どんどんと自分が物語にとりこまれていくような感覚。ま、起こった出来事自体は
(霊的に)怖くはなく、ときにユーモラスだったりもするのだけど、納得の読後感だった。
今年最後のレビューがこれか~。読書時間もあまりとれず、全体に手抜き加減だったのが悔やまれる。
来年はどんな本を読もうかな。
年越し用に文庫本でも買おうと待ち合わせ前に本屋に寄り、迷ったあげくタイムアウト。
鬼平犯科帳にでも挑戦しようと思ったがあまりに巻数が多くて引いた。