一年。

あのとき、ワタクシメは事務仕事をしていた。


職場の人がほとんど外に出ていたため、フロアにいた同じ係の人は一人しかおらず。
頭上のプラスチックプレートがぎしぎしと揺れているので怖くなり、机の下にもぐろうかとしたくらいだ。
あれで、停電になっていたらパニックになっていたかもしれぬ。


そのあとも繰り返し繰り返し続いた無数の余震。
体感できるものだけで、数百はくだらなかったろう。
職場の近所に避難所が開設され。
それに携わる業務をしたり。
徒歩で近くのお風呂屋さんに通う方々を見かけたりした。
不安が続いた。それでもそんなことは言えなかった。
一番不安なのは、被災した方々なのだから。


一年が過ぎた。
一年がたってしまった。
何ができるのだろう、という自問は今もやまない。
自答の一つが「生き延びること」になった後も。





合掌。

不振。

不振なのは体調よりも食欲（何）。


確かに、薬の副作用に「食欲不振」ってあったんだが。
使い始めて三日で効果が出るってどうなんだ。
それも、ただ「食べたくない」のではなく、「腹がぱんぱんに張っていて入らないから食べられない」に近いのが困りもの。
ガスで張っているだけならまだいいのだが。
内臓が腫れるってぇのも症状にあるそうなので、食欲不振一つとっても悩ましい。


そんなワタクシメとは無関係に本日のBooじーちゃ。


おかんさま「どうかね、具合は？」


Booじーちゃ。「ダメだ。」


おかんさま「どこが悪いんかね？」


Booじーちゃ「あたま。」





よし正常（ぉぃ）。

残業。

本日も当たり前だがお仕事である。
来年度への引き継ぎなどもあるものだから忙しないったらありゃしない。
……まあ、薬代を稼がせてもらっていると思えばいいのか。
一月分の給料が一月分の薬代でふっとぶってぇのはなんなのさ。


そしてバスのない時間帯に突入したので、田圃の中の道をてくてく。
こんなに運動してるのに健康じゃない不思議。





財布からして、風邪をひいてるしなぁ。しかも重症。

きつきつ。

肩が痛ひです。


お仕事の中身に、重いものを上げ下げするのが加わってるせいで筋肉痛なんですが。
けっして白血病の症状ではなく。というか、肩が痛い白血病ってなんなんだ。


あまりワタクシメの告知前と変わりの無い状況はさておき。


久しぶりに飛ばしてますBooじーちゃ。
おかんさまが洗濯物を持って行ったところ。
顔を見るなり。


「死刑になる。」


……えーっと……。
何がどうしてそうなる。
TVの影響なのかなんなのか、どこにスイッチがあるかわからないので譫妄、というか妄想は対応に非常に困るもんがある。
暴れたりしないだけましではあるが。





そのくせ、機嫌は悪くないBooじーちゃ。ますますもって謎。

判明。

病院へＧＯその後。


これまでにも受診になんやかんやとあったのですが。
ようやく病名判明。


慢性骨髄性白血病、だそうです。





白血病というとアレですな。
薄倖の少女とか、病弱そうなひよわな感じとかいかにもなテンプレイメージが湧くんですが……（ぢっとおのがミを見る）。


まあそれはともかく。


そんなわけで、拙ブログも祖父の介護だけでなくセルフ介護も対象となるやもしれず。





自覚症状より財布に開いたブラックホールの方がイタひかも。