ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

一年。

2012-03-11 | Weblog
あのとき、ワタクシメは事務仕事をしていた。


職場の人がほとんど外に出ていたため、フロアにいた同じ係の人は一人しかおらず。
頭上のプラスチックプレートがぎしぎしと揺れているので怖くなり、机の下にもぐろうかとしたくらいだ。
あれで、停電になっていたらパニックになっていたかもしれぬ。


そのあとも繰り返し繰り返し続いた無数の余震。
体感できるものだけで、数百はくだらなかったろう。
職場の近所に避難所が開設され。
それに携わる業務をしたり。
徒歩で近くのお風呂屋さんに通う方々を見かけたりした。
不安が続いた。それでもそんなことは言えなかった。
一番不安なのは、被災した方々なのだから。


一年が過ぎた。
一年がたってしまった。
何ができるのだろう、という自問は今もやまない。
自答の一つが「生き延びること」になった後も。





合掌。
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