ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

艾。

2012-10-08 | Weblog
ひさびさに艾作成。
なお、艾は「もぐさ」とお読みください。お灸に使うやつね。


我が家ではお灸を腰痛や肩凝りの家庭治療に使っていたりする。
子どものころから慣れ親しんでいるので、わりとそれが当然なところがあった。
とはいえ。
艾を自作しようたぁ、家族でもそんなことを実行したのはワタクシメ一人。
我ながらぢつに変わった子どもではあった。
ツボの本とかを読んでいたのはそこそこ役立っていたので、それはさておき。


もともと、蓬に興味を持ったのは、そのころに読んだ漫画がきっかけだったと思う。
「蓬と白檀を混ぜたポプリで枕を作ると予知夢が見られる」とか。
……では、枕に入れるとしたらどうするか。


草餅を作るついでに、おかんさまに分けて貰った蓬をカラカラになるまで干す。
茎は固いので、葉っぱだけを取る。
そのままだとカサカサ音がするので、適度に揉む。
揉んでいるうちに葉脈だの葉の欠片だのがゴミとしてでてくるので、それをとってさらに揉む。
繰り返すうちに、だんだんと白っぽくなってくる。


それを見ていたおかんさま。
「あら、ちょうど艾が足りなくなってたのよねー♪」


…………お灸用に召し上げられました(泣)。


そんなこともあったねと、当時を思い出しながら本日も艾を揉み揉み。
販売用に大量に作るならともかく。
家庭用にするのであれば、それこそ草餅やお団子でも作るような要領で手でこねていれば。
単純作業の繰り返しで、そこそこの質と量のものが作れるもんである。





手のひらもなぜかぽかぽかすべすべ。温熱効果は高いらしい。
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