健康診断で、一番体力を使うのは胃のレントゲン検査じゃなかろーか。
ぐいんぐいんと3Dチックに振り回されるだけじゃなく、自分でもぐりんぐりん回らないとならんので。
んが、それより前にせねばならぬことがある。
早くも口の中でしゅわしゅわしだす発泡剤を飲み込んで。
バリウム一気。
……なんだか、胃袋の型を石膏で取っているよーな気分にならんでもない。
アレルギーとかでなくてもバリウムを受け付けられない人も、結構いるらしいが。
大丈夫、炭酸入りプレーンヨーグルトだと思えばなんとかっ。
(想像中)
……あんまし飲みたくないかも。
バリウム口に含んでくしゃみって…。
想像すると涙が出そうです。笑いの。
それにしても、その美人さんは災難でしたね~。
で、もっと災難だったのが「健康」と診断されたワタクシメ。
ナニヤラじ~っと問診票の一項目を眺めていたせんせーが。
「……馬力あるんだ?」
……えーっと。
思わず、「ハイ、こんなに腕力が有り余ってますぅ♪」と暴れてやろうかしらんと思いましたよワタクシメ。
いくらなんでも『 体 重 』欄を眺めてそのコメントはないでしょーに。
それも美人さん。
Wooが入社したての頃はまだなんとかなってたらしい。
その翌年の検診の日。
美人さん、四苦八苦しながら、飲もうとしたその瞬間、くしゃみ!
昔なつかし、「たらり~♪ 鼻から牛乳」ではなくてバリウム噴出。
周囲、笑うに笑えず。
鼻からの噴出バリウムは、心無しか黄味を帯びており...。
ここからの描写はホンニンのプライバシーもあり、自粛。
その後、トイレで「ほんとだ!白いんだ」と何を見ての感想なのか、聞こえてまいりましたが、それの描写も自粛いたしまする。
「健康」と診断されて何よりでした。