ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

隠し味。

2012-03-21 | Weblog
彼岸のお中日である。
朝っぱらから、近所の墓地にはお参りの方がやってくる。


降り止まぬ大雪の中を。


大雪警報が出ていた時のような、空の底が抜けたかというような降り方である。
粉雪。霰に近い雪。牡丹雪、オオハクチョウの羽根のような雪。
見る間に降る雪の種類は変わっていくが、半日途切れなく降る。
にもかかわらず、それほど積もらないのがありがたい。
さすがは春の雪である。


雪が降って寒くても彼岸は彼岸。
というわけで、牡丹餅を作ることに。
甘いゆであずきの缶詰を開けて、あんこの準備をしていたあねうえどのに。
おかんさまが「塩を入れるのよ-」と言うと。
「もう入れた」というお返事。


そりゃもう入ってました。しこたま。


もともと味見をしないで味付けをする悪癖のあるあねうえどの。
今回もそれかとばかり、しょっぱすぎるあんこをおかんさまが食べさせたところ。


「おいしいじゃん」


……味覚亡し決定(誤字にあらず)。


ちなみに。もう一個ゆであずきの缶詰を開けて、おかんさまがあるていど味を中和したものが食卓に並んだわけですが。
はっきり言ってしょっぱかったです。


あまりの味にワタクシメも思わず一言。


「『隠し味』って言うよね?(隠し味の塩分が)隠れきれなくてどーすんのさ」





口直し希望とばかりに、番組で取り上げられてた□ーソンの「プレミアムロールケーキ」を買いに走ったところ、売り切れていたというヲチ。
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