渡り鳥の季節になった。
ラムサール条約登録地が県内にあるとかで、上空を集団で渡っていく姿を見ることも増えてきている。
ついこないだまでは、カラスの集団ぐらいしか見ることがなかったのだが。
夕方になるにつれて曇ってきた。
空は一面の雲に覆われて、今日は月も見えない。
なのに、鳴き交わす声が降ってくるのは、白鳥が大陸から渡ってきたのだろうか。
体格に比例してスケールの大きな鳴き声は、きっと彼らが渡ってきたんであろう空の広さを思わせる。
日中。田圃で餌をあさってる姿は、どうにも洋式便器の集団不法投棄にしか見えんのだけど。