ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

コンセント。

2009-12-17 | Weblog
夜の底が白くなった(何)。


人に踏まれたら即座に消えてしまいそうな初雪の後。
ゆっくりと雪が深さを増してゆく。


さーむーいー(がたがた)


寝る間際はそれほどの寒さでもないと思っていても。
しんしんと底冷えする夜にあんかは必須である。


のだが。


あまりに寒いと、電気あんかのコンセントをさすのすら布団からは出たくなくなるものである。
いわんや部屋の灯りをや。
そこで、暗がりを手探りでコンセントをさしたおかんさま。


一向に暖かくならない。


「なによこれ!壊れてんじゃないのこのあんか!」とぶちぶち文句を垂れていたが。
寒さは寒し、とうとうたまらなくなって、部屋の灯りをつけてみたところ。


入っていたのは掃除機のコンセント。


…………。





そりゃ暖かくなるわけないわな。
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2 コメント

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繋がってるのは (BooHooWoo)
2009-12-17 06:09:12
先週の水曜日、近くに住む母の妹から連絡がありました。

「姉ちゃん(母)の女学校時代の友達◯◯さんが
◯◯(某国)から帰国して逢いたがっとんのよ。
『これが最後になるかもしれんから』と言うとる」から始まり
「でも家に行くと、義兄ちゃん(父)ばかりが話してゆっくりできんから、デイに寄らせてもらえんやろか」

Woo、早速ケアマネを通じてデイの許可を取り、
サプライズ再会場面を作りました。

以前
母の同僚とも、こういう機会があったのですが、
その時は母は翌日、その事をスッペラボンと忘れてしまいました。

ところが、
1週間経った昨日、母の精神科受診の待ち時間の時に、何気なく
叔母の携帯から送ってきた「再会場面」写真を見せたら
「ほうほう、◯◯ちゃんが先週、デイに来てくれたんよ」と言った!!
覚えてたんですわ。あら、ビックリ。

20年以上、家族ぐるみで付き合った同僚の訪問は忘れても
女学校時代を過ごして友人の訪問は忘れてない!

記憶の引き出しというものが脳の中にあるらしいですね。
その引き出しは電動なのかもしれません。
コンセントに接続されてなければ開かず
開かなければ、しまえず、
しまえなければ、覚えていられない...。
また、記憶を大切にしまっていても
引き出しが開かなければ取り出せない...。
それでも、母の引き出しのどこかに、楽しかった記憶が残ればいいなあと思います。

さて、会話の中に
「これ/それ/あれ/どれ」しか、昨今出て来ない’こそあど族’の娘Wooとしては、
おのが引き出しの為に
自家発電&電源接続&オアシ稼ぎを目指し、本日も仕事と云う名の脳トレに行ってきます。
返信する
脳トレお疲れさまで~す。 (うりゃ。)
2009-12-18 20:29:31
>BooHooWoo様

最近の出来事は覚えられず、昔の記憶だけが鮮明であるのが認知症の症状と言われておりますな。

なら、昔の記憶に結びついている、最近の出来事なら?

きっとWoo母上様のご友人の記憶は、スイッチが断線してしまったご同僚の方のそれよりもずっと強かったんでしょうね。
うまくそこから他の引き出しを開ける「ひらけごま」のメモが見つかればよいのですが。

次第に寒くなってまいりました。
Woo様もお風邪など召されませんように。
返信する

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