ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

予防接種。

2012-11-06 | Weblog
本日は大叔父上ドノの命日である。
んなこたぁ関係なく、おかんさまとともに、注射のうまいせんせーのもとへ。
インフルエンザの予防接種のためである。
まあ、おかんさまは手術後の経過観察もあるんだが。


一年ぶりに問診票を見る。
……初めて気づいたのだが、ちゃんと「血液疾患の罹患歴」なども答える欄があるもんだね。
改めて見直すと、免疫が正常に機能しているかどうかについての設問はけっこう多い。
予防接種は、免疫力が低下していると、弱毒化しているとはいえ、ワクチンがもとで予防すべき病気になることもあるからなのだろう。


「痛いよ、痛いからね!」
と脅かされたが。
相も変わらず無痛ですってばせんせー。
いつもながら、いい腕です。うん。


白血病と診断されてからは初めてのせんせー参りだったため。
問診票を見てそこそこギョッとなさったらしい。
しみじみとワタクシメの顔を見て。


「これからは(予防接種の)注射が大事になるからね」


周囲にわからぬように、静かなエールをそっとくれた。


どうしても、白血病の場合、症状のみならず抗癌剤治療の副作用でも免疫力に不安が生じてしまう。
だからこそ、予防接種の一本一本が諸刃の剣となり、いよいよその刃は鋭くなりまさる。
危険性は高まる。しかし患者にとっては命綱ともなりうるのだ。
それを受けての励ましである。





帰宅後。「いただいたのは予防接種の代金だけで(おかんさまの)治療費いただいてませんでした~」という電話が来たがまた今度。
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