森博嗣『εに誓って SWEARING ON SOLEMN ε』講談社ノベルス 2006年05月22日 | reading ネタバレ注意。 Gシリーズ四作目。うん、コレは良かったと思います。個人的にはこのシリーズ、一作置きだな…。 加部谷さんと山吹くんがバスジャック事件に巻き込まれる形で物語が進んでいきます。しかしそこではパニックなどカケラも起こらず、漂うのは奇妙な諦観。奇妙な静謐。呑気に同人誌の話なんかしてる。そのオフビート感が面白くて読み進んでいくと、大きな「仕掛け」にまんまと引っ掛かってしまう、と。森博嗣という . . . 本文を読む