「ニコニコ生放送」
若者が希望をもてる日本へ
志位委員長が語った丸ごと日本共産党
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日本共産党の志位和夫委員長が十二日に出演したインターネットの動画サイト「ニコニコ動画(ββ)」の「ニコニコ生放送」。その“紙上再現”です。
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党名に刻まれた夢とロマン
番組は、政治ジャーナリストの角谷浩一氏がコネクター(出演者と視聴者をつなぐ役割)を務め、あらかじめおこなわれた六つのアンケート(約六万人が回答)をもとに進んでいきました。
「CGJ」――志位・グッド・ジョブ
冒頭、角谷氏は、志位氏が「ニコニコ動画」で「志位和夫チャンネル」を開設し、国会質問や記者会見の様子を発信していることを紹介。アンケートの第一問は、「ニコニコ動画上などで志位委員長が『CGJ』(志位・グッド・ジョブ)などの愛称で呼ばれているのを知っていますか」でした。
「知っている」が8・9%となったことについて志位氏は、「結構多いですね。最初は(私も意味が)わからなかったのですが、若い人が教えてくれて。(国会質問などの)事実と論理をよくみていてくれるという感じがします」と。こう語っている最中にも「CGJ」の文字が次々と書き込まれていきます。
二問目は、「『日本共産党』について、志位委員長にもっとも聞いてみたいこと」です。トップは「党の綱領」(日本の改革プラン)で39%。これに、「組織上の特徴」23%、「海外との交流」14%、「マルクス」13%、「党の歴史」11%がつづきます。角谷氏は、とくに野党外交の問題を質問しました。
野党外交と、どうするアメリカとの関係
角谷 海外との交流、野党外交という意味では、海外とどんな付き合いがあるのかということも結構、興味があるという答えが出ています。
志位 私たちは野党ですけれども、外交活動に力を入れています。ひとことでいうと、全方位外交です。つまり、共産党だから他の国の共産党だけと仲良くするというやり方でなく、与党であれ野党であれ、革新であれ保守であれ、交流の意思のある政党とは全方位でお付き合いしようと。
◇
ロシアとは、旧ソ連時代の日本共産党への干渉にたいし大論争をおこない、ソ連が崩壊したときには歓迎の声明を発表したこと、中国共産党とは過去に断絶した時期もあったが、十一年前に関係を正常化し、現在は友好な関係を築いていると語った後、話はアメリカとの関係に移りました。
◇
角谷 (日本共産党は)反米ではないと。ここを少しわかりやすく説明してもらえますか。
志位 日本とアメリカは本当の友好が必要というのが私の考えですが、本当の友達になるには支配と従属の関係ではなれませんよね。いまの「日米同盟」というのは、日米安保条約が結ばれていて、はっきりいえば、アメリカが日本を本拠地にしてイラク戦争をやる、アフガニスタン戦争をやるというものです。これはいまの時代に合わないものであり、それをなくす代わりに日米友好条約を結ぼうということを提案しています。私たちは、アメリカがいまおこなっている軍事政策は批判しています。しかし、アメリカの国民とは仲良くしたい。アメリカは民主共和制を世界で初めてつくった偉大な伝統をもっており、それには尊敬の念を持っています。だから本当の意味でアメリカと友好関係をつくりたい。そのためには対等・平等でなければ。
◇
角谷氏から、視聴者から「共産党は理想だけでは」と書き込まれたことが紹介されて――。
◇
志位 共産党は一九二二年に誕生しましたが、戦前の共産党は「国賊」とか「非国民」と呼ばれ、さんざん弾圧され、『蟹工船』の作者の小林多喜二たち先輩が、特高警察に引っ張られ拷問で殺されたんです。そういう弾圧を受けたが、あの時代に戦争反対をいい、専制政治をなくして民主的な日本をつくろうという主張は戦後、実ってきたでしょう。そのときは少数でも、道理に立つものが未来には多数になるというのが私たちの信念です。
日本共産党のめざす未来社会
ここで届いたメールには、「こういう世の中だからこそ、良いものは良い、悪いものは悪いとはっきりいえる政党が必要だと思います」とありました。さらに別のメールでは、「党綱領を読んだのですが、日本共産党は最終的には社会主義・共産主義へと日本社会を移動させるとあり、その過程で生産手段の社会化がおこなわれると書いてありますが具体的にはどのようなことでしょうか」。
◇
志位 資本主義では、生産手段、たとえば工場とか機械とか土地など、生産のために必要な用具を資本家が握っていますよね。資本はこれを握っているために、働く労働者を搾取することができる。いま、派遣労働が問題になっています。むきだしの搾取ですね。労働者をしぼるだけしぼる仕掛けは、このように生産の用具を独り占めにしているからで、生産は社会全体のためではなくて資本の儲(もう)けのためになっています。私たちは“利潤第一主義”といっていますが、それをなくしていくためには、生産手段を社会全体、みんなのものにする、そのときに初めて、資本主義の矛盾を解決できる。
角谷 「働く人が主人公だ」という書き込みがありました。頑張っている人が全体的にみんなでよくなると。資本至上主義ではないところで、みんなで幸せになる社会が目標だと思えばいいのですか。
志位 目標は、働く人が本当の意味での社会の主人公になることです。そして、働く喜びとともに、人間は潜在的な能力をみんなもっている、一人ひとりがかけがえのない能力をもって生まれてくるけれども、今の資本主義の世の中は、とくに日本では開花できず、能力が押しつぶされる世の中です。そうではなく、人間が自分のもっている可能性、潜在力を自由に発展させることができるような社会というのが私たちの理想です。
政策の関心は、景気・雇用がトップ
視聴者アンケートの第三問は、「共産党のかかげる主な政策のうち、志位委員長にもっとも聞いてみたいこと」です。第一位は、「景気悪化から庶民を守る」で25%。これに、「正規雇用を増やし、長時間労働をなくす」16%、「政治とカネのゆ着をたつ」13%がつづき、志位氏はそれぞれに丁寧に答えました。さらにアンケートの第四問は、「志位委員長個人のことで、もっとも聞いてみたいこと」。「大学時代(東大工学部)の研究内容や生活について」などに関心が集まりました。これにも志位氏は、大学時代に日本共産党に入党し、学生運動に明け暮れながらも、超伝導の研究にとりくんだこと、二十歳代のときに猫を六匹も飼っていたことなどをユーモアを交えて語りました。
人類の社会は資本主義で終わらない
そしてアンケートの第五問。「日本共産党という党名についてどう思いますか」です。
「現状のままでよい」が56%で、「変更したほうがよい」の44%を大きく上回った結果に、志位氏は「温かい結果ですね」とのべ、党名に込められた思いをこう語りました。
◇
志位 私たちは共産党という名前に、「夢とロマン」ということを託しています。人類の社会は資本主義でおしまいではないという。資本主義は金儲けが第一ですよね。そこから貧困の問題が生まれたり、投機、恐慌、環境破壊などさまざまな矛盾が生まれてくる。この悩み多い体制、これで人類の社会は終わりではない、その先がちゃんとありますよという展望があるんですよね。
角谷 書き込みに、「夢とロマンの革命党」というのが来ました。
志位 それはいいなあ。共産党の語源のことをいうと、英語では「コミュニズム」でしょう。さらにその語源は、ラテン語で「コムニス」というんです。これは共同ということで、つまり、人間と人間が角を突き合わせて弱肉強食でたたかう社会ではなくて、共同して連帯して幸せな社会をつくろうというのが語源なんですね。この「コムニス」がそもそもの語源にあって、「コミュニズム」という言葉がある。だから、たとえば「コミュニティー・センター」というのがあります。これは直訳したら「共産センター」ともなりますよ。
角谷 新しい理屈ですね。(笑い)
志位 それくらい当たり前の話なんですよ。そういう社会をめざしているのだということを知っていただけたらうれしいな。でも、56%が、いまのままの党名がいいというのはうれしいですよ。共産党アレルギーというのが、「ニコニコ動画」の(視聴者の)方々のなかにはあまりないんじゃないかという感じをもってこの結果を見ました。
◇
「政権について共産党に期待することは何ですか」――。アンケートの六番目の設問にたいする答えは、「今後も野党として与党を追及してほしい」57%、「他党と連立して与党をめざしてほしい」26%、「共産党単独で政権樹立をめざしてほしい」17%でした。
志位氏は、「この結果も、『与党をめざしてほしい』が(合計で)四十数%でしょう。共産党に政権までいってくれという声を激励として受け止めました」と語ったうえで、こうのべました。
本物の政権交代こそ
志位 私たちは単独政権が目標ではないんですよ。あくまでも連立政権で、私たちのパートナーとして組める政党が出てきたら連立でやっていこうというのが大きな方向なんです。ただ、政権交代をやるときには、政治の中身を変えなければだめですよね。大企業が横暴勝手をやっている、それからアメリカいいなりになっている、この大本のところを本当に「国民が主人公」の日本にそっくり変えるという、そういう政権交代であって初めて、本物の政権交代になると思うんです。
◇
ここで番組がおこなったのが生アンケートです。ずばり、日本共産党が他党と連立する場合にどこがいいかという質問で、(1)自民党系、(2)民主党系、(3)それ以外の三つの選択肢で、結果は、(1)19%、(2)6%、(3)75%となりました。圧倒的多数の視聴者が、自民党はもちろん、民主党も、連立対象にすべきでないと考えている――。
◇
志位 なるほど。
角谷 いまやろうとしている野党共闘のなかで、民主党と組むのはあまり、という声が…。
志位 私たちも、民主党と政権を組もうというふうには思っていません。やはり日本の進路をめぐる大きな問題、憲法や消費税、雇用の問題などで考え方が違いますから。個別の問題で一致点があれば協力しますが、政権を組むということは考えていない。自民とも民主とも政権協力の条件はないと。
角谷 ではどこと組むのか。政界再編が起こったほうがいいんですか。
志位 いま日本の社会は大きな激動期に入りつつあると思うんですね。戦後ずっとやってきた、外交はアメリカ頼み、経済は財界頼みがもうやっていけなくなった。そこを大きく乗り越えた社会の変革が必要なところに来ているわけですが、その志は自民党にも民主党にも見られません。そういう本当の激動期には、「政界再編」というよりも、共産党と政権をいっしょにできるような新しい政治潮流、政党が出てくると思います。
角谷 新しい波というか勢力が今後、生まれる可能性はあるかもしれないと。
志位 必ず生まれると思いますね。
マスメディアへの注文
最後の設問は「メディアについて、志位委員長にもっとも聞いてみたいこと」。35%で第一位となった「TV、新聞等における政治報道の姿勢について」に関し、志位氏は二点、“注文”をしました。一つは、政党や政治家の離合集散など政局報道だけではない、政治の中身の報道をしてほしいということです。二つ目は、自民と民主の「二大政党」の枠内に国民を押し込むような報道をやめ、各政党を公正・平等に扱うことが必要だということです。その点で、「ニコニコ動画」の平等性を高く評価しました。
政権をとったら
五千人以上が視聴し、約三万二千件を超える書き込みのコメントが寄せられた番組後半、角谷氏は、こんなメールを紹介しました。「もし共産党が政権をとったら何を一番したいですか」――。
◇
志位 やっぱり若い人が希望を持てる日本をつくりたいですね。なんといってもいま、若い人が「派遣切り」の問題もありますけれども、未来になかなか希望が持てない、安心して結婚して家庭をつくって子どもをつくってという未来が見えないというのは、社会のあり方として一番不幸なことです。そういう社会にしてしまった政治の責任は大きいんですけれども、若い人が本当に安心して未来に希望を持って暮らせるような日本をつくりたいな。
◇
その具体的な課題として志位氏は、切り刻まれた「使い捨て」の労働をなくし、正社員が当たり前の社会をつくること、均等待遇の実施や長時間労働をなくすなどの労働のルールをつくること、さらに、社会保障から、一番弱い立場の人々が排除されている現実をただすことの意義を強調。「雇用と社会保障という、人間が生きていくうえで一番基本のところで安心して暮らせる日本をつくりたい」と語りました。
そこで最後に紹介された書き込みが、「革命でやるんですか」。こんなやりとりで番組は終わりました。
国民と相談しながら一歩一歩すすむ
志位 やっぱり私たちがやろうとしているのは革命なんですよ。革命というのは世の中を根本から変えることで、アメリカ・財界頼みの日本から、本当に国民が、憲法に書いてある通り主権者になる、そういう日本に変えるというのは大きな革命です。しかし、これは社会主義の革命でなく、本当の民主主義を日本に打ち立てる民主主義の革命です。まずこれをやり遂げたうえで、さらに国民の合意でその先の社会を、私たちは社会主義・共産主義といっていますけれども、その方向にすすんでいこうというのが私たちのプログラムなんです。
角谷 そこは平和的にということで暴力革命ではないと。
志位 どんな社会の発展も、選挙で事前に国民のみなさんと相談する。つまり、選挙での審判をへて、一段一段と階段を上るようにやっていくのが私たちの考えです。
◇
視聴者からは、「えーもう終わりなの」「また来てねー」「さすがCGJ!」「いつまでも労働者の味方でいてください」「総理大臣になってくれ」などの書き込みが相次ぎました。
(出所:日本共産党HP 2009年3月14日(土)「しんぶん赤旗」)
若者が希望をもてる日本へ
志位委員長が語った丸ごと日本共産党
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日本共産党の志位和夫委員長が十二日に出演したインターネットの動画サイト「ニコニコ動画(ββ)」の「ニコニコ生放送」。その“紙上再現”です。
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党名に刻まれた夢とロマン
番組は、政治ジャーナリストの角谷浩一氏がコネクター(出演者と視聴者をつなぐ役割)を務め、あらかじめおこなわれた六つのアンケート(約六万人が回答)をもとに進んでいきました。
「CGJ」――志位・グッド・ジョブ
冒頭、角谷氏は、志位氏が「ニコニコ動画」で「志位和夫チャンネル」を開設し、国会質問や記者会見の様子を発信していることを紹介。アンケートの第一問は、「ニコニコ動画上などで志位委員長が『CGJ』(志位・グッド・ジョブ)などの愛称で呼ばれているのを知っていますか」でした。
「知っている」が8・9%となったことについて志位氏は、「結構多いですね。最初は(私も意味が)わからなかったのですが、若い人が教えてくれて。(国会質問などの)事実と論理をよくみていてくれるという感じがします」と。こう語っている最中にも「CGJ」の文字が次々と書き込まれていきます。
二問目は、「『日本共産党』について、志位委員長にもっとも聞いてみたいこと」です。トップは「党の綱領」(日本の改革プラン)で39%。これに、「組織上の特徴」23%、「海外との交流」14%、「マルクス」13%、「党の歴史」11%がつづきます。角谷氏は、とくに野党外交の問題を質問しました。
野党外交と、どうするアメリカとの関係
角谷 海外との交流、野党外交という意味では、海外とどんな付き合いがあるのかということも結構、興味があるという答えが出ています。
志位 私たちは野党ですけれども、外交活動に力を入れています。ひとことでいうと、全方位外交です。つまり、共産党だから他の国の共産党だけと仲良くするというやり方でなく、与党であれ野党であれ、革新であれ保守であれ、交流の意思のある政党とは全方位でお付き合いしようと。
◇
ロシアとは、旧ソ連時代の日本共産党への干渉にたいし大論争をおこない、ソ連が崩壊したときには歓迎の声明を発表したこと、中国共産党とは過去に断絶した時期もあったが、十一年前に関係を正常化し、現在は友好な関係を築いていると語った後、話はアメリカとの関係に移りました。
◇
角谷 (日本共産党は)反米ではないと。ここを少しわかりやすく説明してもらえますか。
志位 日本とアメリカは本当の友好が必要というのが私の考えですが、本当の友達になるには支配と従属の関係ではなれませんよね。いまの「日米同盟」というのは、日米安保条約が結ばれていて、はっきりいえば、アメリカが日本を本拠地にしてイラク戦争をやる、アフガニスタン戦争をやるというものです。これはいまの時代に合わないものであり、それをなくす代わりに日米友好条約を結ぼうということを提案しています。私たちは、アメリカがいまおこなっている軍事政策は批判しています。しかし、アメリカの国民とは仲良くしたい。アメリカは民主共和制を世界で初めてつくった偉大な伝統をもっており、それには尊敬の念を持っています。だから本当の意味でアメリカと友好関係をつくりたい。そのためには対等・平等でなければ。
◇
角谷氏から、視聴者から「共産党は理想だけでは」と書き込まれたことが紹介されて――。
◇
志位 共産党は一九二二年に誕生しましたが、戦前の共産党は「国賊」とか「非国民」と呼ばれ、さんざん弾圧され、『蟹工船』の作者の小林多喜二たち先輩が、特高警察に引っ張られ拷問で殺されたんです。そういう弾圧を受けたが、あの時代に戦争反対をいい、専制政治をなくして民主的な日本をつくろうという主張は戦後、実ってきたでしょう。そのときは少数でも、道理に立つものが未来には多数になるというのが私たちの信念です。
日本共産党のめざす未来社会
ここで届いたメールには、「こういう世の中だからこそ、良いものは良い、悪いものは悪いとはっきりいえる政党が必要だと思います」とありました。さらに別のメールでは、「党綱領を読んだのですが、日本共産党は最終的には社会主義・共産主義へと日本社会を移動させるとあり、その過程で生産手段の社会化がおこなわれると書いてありますが具体的にはどのようなことでしょうか」。
◇
志位 資本主義では、生産手段、たとえば工場とか機械とか土地など、生産のために必要な用具を資本家が握っていますよね。資本はこれを握っているために、働く労働者を搾取することができる。いま、派遣労働が問題になっています。むきだしの搾取ですね。労働者をしぼるだけしぼる仕掛けは、このように生産の用具を独り占めにしているからで、生産は社会全体のためではなくて資本の儲(もう)けのためになっています。私たちは“利潤第一主義”といっていますが、それをなくしていくためには、生産手段を社会全体、みんなのものにする、そのときに初めて、資本主義の矛盾を解決できる。
角谷 「働く人が主人公だ」という書き込みがありました。頑張っている人が全体的にみんなでよくなると。資本至上主義ではないところで、みんなで幸せになる社会が目標だと思えばいいのですか。
志位 目標は、働く人が本当の意味での社会の主人公になることです。そして、働く喜びとともに、人間は潜在的な能力をみんなもっている、一人ひとりがかけがえのない能力をもって生まれてくるけれども、今の資本主義の世の中は、とくに日本では開花できず、能力が押しつぶされる世の中です。そうではなく、人間が自分のもっている可能性、潜在力を自由に発展させることができるような社会というのが私たちの理想です。
政策の関心は、景気・雇用がトップ
視聴者アンケートの第三問は、「共産党のかかげる主な政策のうち、志位委員長にもっとも聞いてみたいこと」です。第一位は、「景気悪化から庶民を守る」で25%。これに、「正規雇用を増やし、長時間労働をなくす」16%、「政治とカネのゆ着をたつ」13%がつづき、志位氏はそれぞれに丁寧に答えました。さらにアンケートの第四問は、「志位委員長個人のことで、もっとも聞いてみたいこと」。「大学時代(東大工学部)の研究内容や生活について」などに関心が集まりました。これにも志位氏は、大学時代に日本共産党に入党し、学生運動に明け暮れながらも、超伝導の研究にとりくんだこと、二十歳代のときに猫を六匹も飼っていたことなどをユーモアを交えて語りました。
人類の社会は資本主義で終わらない
そしてアンケートの第五問。「日本共産党という党名についてどう思いますか」です。
「現状のままでよい」が56%で、「変更したほうがよい」の44%を大きく上回った結果に、志位氏は「温かい結果ですね」とのべ、党名に込められた思いをこう語りました。
◇
志位 私たちは共産党という名前に、「夢とロマン」ということを託しています。人類の社会は資本主義でおしまいではないという。資本主義は金儲けが第一ですよね。そこから貧困の問題が生まれたり、投機、恐慌、環境破壊などさまざまな矛盾が生まれてくる。この悩み多い体制、これで人類の社会は終わりではない、その先がちゃんとありますよという展望があるんですよね。
角谷 書き込みに、「夢とロマンの革命党」というのが来ました。
志位 それはいいなあ。共産党の語源のことをいうと、英語では「コミュニズム」でしょう。さらにその語源は、ラテン語で「コムニス」というんです。これは共同ということで、つまり、人間と人間が角を突き合わせて弱肉強食でたたかう社会ではなくて、共同して連帯して幸せな社会をつくろうというのが語源なんですね。この「コムニス」がそもそもの語源にあって、「コミュニズム」という言葉がある。だから、たとえば「コミュニティー・センター」というのがあります。これは直訳したら「共産センター」ともなりますよ。
角谷 新しい理屈ですね。(笑い)
志位 それくらい当たり前の話なんですよ。そういう社会をめざしているのだということを知っていただけたらうれしいな。でも、56%が、いまのままの党名がいいというのはうれしいですよ。共産党アレルギーというのが、「ニコニコ動画」の(視聴者の)方々のなかにはあまりないんじゃないかという感じをもってこの結果を見ました。
◇
「政権について共産党に期待することは何ですか」――。アンケートの六番目の設問にたいする答えは、「今後も野党として与党を追及してほしい」57%、「他党と連立して与党をめざしてほしい」26%、「共産党単独で政権樹立をめざしてほしい」17%でした。
志位氏は、「この結果も、『与党をめざしてほしい』が(合計で)四十数%でしょう。共産党に政権までいってくれという声を激励として受け止めました」と語ったうえで、こうのべました。
本物の政権交代こそ
志位 私たちは単独政権が目標ではないんですよ。あくまでも連立政権で、私たちのパートナーとして組める政党が出てきたら連立でやっていこうというのが大きな方向なんです。ただ、政権交代をやるときには、政治の中身を変えなければだめですよね。大企業が横暴勝手をやっている、それからアメリカいいなりになっている、この大本のところを本当に「国民が主人公」の日本にそっくり変えるという、そういう政権交代であって初めて、本物の政権交代になると思うんです。
◇
ここで番組がおこなったのが生アンケートです。ずばり、日本共産党が他党と連立する場合にどこがいいかという質問で、(1)自民党系、(2)民主党系、(3)それ以外の三つの選択肢で、結果は、(1)19%、(2)6%、(3)75%となりました。圧倒的多数の視聴者が、自民党はもちろん、民主党も、連立対象にすべきでないと考えている――。
◇
志位 なるほど。
角谷 いまやろうとしている野党共闘のなかで、民主党と組むのはあまり、という声が…。
志位 私たちも、民主党と政権を組もうというふうには思っていません。やはり日本の進路をめぐる大きな問題、憲法や消費税、雇用の問題などで考え方が違いますから。個別の問題で一致点があれば協力しますが、政権を組むということは考えていない。自民とも民主とも政権協力の条件はないと。
角谷 ではどこと組むのか。政界再編が起こったほうがいいんですか。
志位 いま日本の社会は大きな激動期に入りつつあると思うんですね。戦後ずっとやってきた、外交はアメリカ頼み、経済は財界頼みがもうやっていけなくなった。そこを大きく乗り越えた社会の変革が必要なところに来ているわけですが、その志は自民党にも民主党にも見られません。そういう本当の激動期には、「政界再編」というよりも、共産党と政権をいっしょにできるような新しい政治潮流、政党が出てくると思います。
角谷 新しい波というか勢力が今後、生まれる可能性はあるかもしれないと。
志位 必ず生まれると思いますね。
マスメディアへの注文
最後の設問は「メディアについて、志位委員長にもっとも聞いてみたいこと」。35%で第一位となった「TV、新聞等における政治報道の姿勢について」に関し、志位氏は二点、“注文”をしました。一つは、政党や政治家の離合集散など政局報道だけではない、政治の中身の報道をしてほしいということです。二つ目は、自民と民主の「二大政党」の枠内に国民を押し込むような報道をやめ、各政党を公正・平等に扱うことが必要だということです。その点で、「ニコニコ動画」の平等性を高く評価しました。
政権をとったら
五千人以上が視聴し、約三万二千件を超える書き込みのコメントが寄せられた番組後半、角谷氏は、こんなメールを紹介しました。「もし共産党が政権をとったら何を一番したいですか」――。
◇
志位 やっぱり若い人が希望を持てる日本をつくりたいですね。なんといってもいま、若い人が「派遣切り」の問題もありますけれども、未来になかなか希望が持てない、安心して結婚して家庭をつくって子どもをつくってという未来が見えないというのは、社会のあり方として一番不幸なことです。そういう社会にしてしまった政治の責任は大きいんですけれども、若い人が本当に安心して未来に希望を持って暮らせるような日本をつくりたいな。
◇
その具体的な課題として志位氏は、切り刻まれた「使い捨て」の労働をなくし、正社員が当たり前の社会をつくること、均等待遇の実施や長時間労働をなくすなどの労働のルールをつくること、さらに、社会保障から、一番弱い立場の人々が排除されている現実をただすことの意義を強調。「雇用と社会保障という、人間が生きていくうえで一番基本のところで安心して暮らせる日本をつくりたい」と語りました。
そこで最後に紹介された書き込みが、「革命でやるんですか」。こんなやりとりで番組は終わりました。
国民と相談しながら一歩一歩すすむ
志位 やっぱり私たちがやろうとしているのは革命なんですよ。革命というのは世の中を根本から変えることで、アメリカ・財界頼みの日本から、本当に国民が、憲法に書いてある通り主権者になる、そういう日本に変えるというのは大きな革命です。しかし、これは社会主義の革命でなく、本当の民主主義を日本に打ち立てる民主主義の革命です。まずこれをやり遂げたうえで、さらに国民の合意でその先の社会を、私たちは社会主義・共産主義といっていますけれども、その方向にすすんでいこうというのが私たちのプログラムなんです。
角谷 そこは平和的にということで暴力革命ではないと。
志位 どんな社会の発展も、選挙で事前に国民のみなさんと相談する。つまり、選挙での審判をへて、一段一段と階段を上るようにやっていくのが私たちの考えです。
◇
視聴者からは、「えーもう終わりなの」「また来てねー」「さすがCGJ!」「いつまでも労働者の味方でいてください」「総理大臣になってくれ」などの書き込みが相次ぎました。
(出所:日本共産党HP 2009年3月14日(土)「しんぶん赤旗」)
志位氏にパワハラの事実を話してみたいです。
演説会終了後のトーク集会に参加してみますか。
東西さん、勝手に支持させないでね。
勝手に支持させないですよ。笑。
でも、政治の基準は政策と実績ではないでしょうか?何度もいいますが、どの政党、組織、団体にも「気の合わない」人間はいるのですよ。
政治運動の議論ですから、政策と実績を基準にしませんか?
日本共産党は組織としてパワハラを否定しています。でも、党員個人がパワハラを引き起こしてしますことはあるでしょう。どの政党でも同じです。個人の行為を基準に政党組織を図ったら間違いますよ。
政党において個人の行為が正当化されるのは政党組織の政策、理念に沿っている時だけです。そこからの逸脱は政党の問題ではなく、個人の問題となります。
すーちゃんに置かれましては、政党自体の行為、政策、理念と個人の行為を区別して評価し、政治運動に参加する主権者であってほしいと思います。
政党は人ではないのですよ。政党に人柄はありません。政党政治ですから政治判断の基準は人柄ではなくて、政策と実績ではないですか?つまり、現代の政治は個人のスタンドプレーではなくて、みんなのチームプレイなんですよ。
人柄を重視するという判断基準は現実にあるでしょうけども、やはり、民主国家の主権者としては人柄ではなくて政党の政策、実績、行動・活動を基準として社会的に連帯し、協力しながら民主主義運動を進める必要がありますよ。
人の支配から法の支配へ移行してする方向に民主主義があります。
不愉快極まりない。
あなたのその態度が、日本共産党への不支持をいっそう強くさせます。
現代の政治がチームプレイとおっしゃるのなら、日本共産党にはチームの「和」を乱す一員がいるってことになりますね。
まずは、すーちゃんがパワハラの事実関係をきちんと揃えて、その詳細を公表することが先決だと思います。事実関係について真実であると確信するのであれば、勇気をもって告発している派遣労働者のようにマスコミへ告発するなどのアクションを起こしてください。
そのような事実関係が社会的に明らかになった時点で東西も判断します。
だったら、共産党のパワハラを、党の体質と唱えての批判も当然では?
表向き、自民党が、金権腐敗を是としていないことと、表向き共産党がパワハラを是としていないこと。
そして両方とも党が是としていないことをやった党員や議員がいること。
所属者にパワハラ問題が発生している以上、あなたの論理では党として対応しないのはまずいということになりませんか?
つまり、アクションを起こせないほどの弱者は、いくら虐待しても「告発してから文句を言え」と一蹴できるとおっしゃっていると解釈してかまいませんか?
母子家庭で本当に困窮していたら、マスコミへ訴えたりすることすらできず、最終的に自殺まで追い込まれることもありますよね。
それも「訴えなかった本人が悪い」ってことですか?
自民党は組織として企業・団体献金を合法として開き直っているのですよ?日本共産党は組織として企業・団体献金を違法と主張しているじゃないですか?ぜんぜん違いますよ。
日本共産党は自民党の企業・団体献金を合法であると開き直るその金権腐敗体質自体を告発しているんです。どこが「個人攻撃」なのでしょうか?
パワハラについては、自民党でも日本共産党でも、どの政党でも違法だと断定しているいます。ですから、パワハラ事件を起こす党員がいたとすれば、どの政党でも規律違反であることは当然であるだけではなく、法律上も違反になることは当然です。
政党の評価は政策と実績、理念だというのは当たり前の民主主義ではないでしょうか?
個人の人柄で政党を評価するというのは民主主義ではありません。人柄は個人を評価する基準であって、政党の評価基準ではありません。
「政党は人ではない」とのコメントがありますが、政党の構成要素、つまり実際にあるのは人なのですから、構成員が人物像が政党のイメージにもつながることは否定できません。だからこそ、不祥事を起こした人間や品行不良の人間は、当人の政策やら実績やら政治理念やら思想やらに関係なく除名するんです。
どうも東西南北君は社会経験がなさそうで…。人柄の信用できない人間の言うことが通用するほど世の中は甘くないですよ。もう少し社会経験を積んでから発言されたほうがよろしい。少なくとも真っ当な共産党員は人柄も重要だと理解しています。人柄のダメな人物はチームプレイを乱すんです。お解りかな?
真の大人の考えができるようになりましょうね。
しかし、そのことと組織の評価基準は区別しなければならないということです。
たとえば、日本共産党員個人が全国で犯罪を実現していたとしましょう。それを根拠にして日本共産党組織自体を犯罪組織として取り締まったり、日本共産党自体が犯罪組織だというキャンペーンが始まった時に、コミュニストさんはどうのような態度を取るのですか?
まさか「人柄の信用できない人間の言うことが通用するほど世の中は甘くないですよ。もう少し社会経験を積んでから発言されたほうがよろしい。チンピラ同然の人物が目立つ組織は第三者からは当然チンピラ集団と見なされ、反対に優れた人物が目立つ組織は、そこでも優れたものと見なされます。」と言い放って終わるのでしょうか?
そうではないでしょう?そこに回答があると言っています。これが組織と個人の区別と関係です。
政策と実績、それは大事。でも組織の体質も同じように、あるいはそれ以上に大事。とりわけ組織に入ろうというような場合。
共産党ほど異端排除の体質が激しい組織も珍しい。公明党・学会といい勝負。これまで何人の人が裏切り者・反党分子として排除されてきたか。その辺の歴史を調べてみるべきです。
キンピーさんの事件も、彼の周辺の党員個々人の問題ではない。ある意味、彼らは日本共産党員としては正しく振る舞ったとも言えます。
キンピーさんは民主主義者・左翼として正しく振舞ったけれども、党員は日本共産党らしく振舞った。党こそ絶対の党員は、時には民主主義を裏切り、左翼を裏切らねばならない。
日本共産党とはそういう組織です。残念ながら。
共産党は経営者のパワハラokなの?
組織の中の個人がパワハラをしても、組織の他の人間は知らぬ存ぜぬで、パワハラ受けた側の自己責任なんですか?
いくらなんでも、こりゃ~ひどいよ。
大企業や役所でパワハラが起きても・・・
実行部隊で暴力振るった担当者だけの責任におしつけて、その他のおえらさんは知らぬ存ぜぬ他人事かいな
なるほどねぇ~~~
そうではないですよ。パワハラについては、反社会的行為ですから、どの組織でも処分されて当然です。そう述べていますよ。そこに争点がないと東西は主張しているのです。
すーちゃんの件は、事実関係が不明ですから判断保留し、次の提案をしています。
2009-03-14 23:04:08
うーん。どうも水掛論になりますね。
まずは、すーちゃんがパワハラの事実関係をきちんと揃えて、その詳細を公表することが先決だと思います。事実関係について真実であると確信するのであれば、勇気をもって告発している派遣労働者のようにマスコミへ告発するなどのアクションを起こしてください。
そのような事実関係が社会的に明らかになった時点で東西も判断します。
「人柄の信用できない人間の言うことが通用するほど世の中は甘くないですよ。もう少し社会経験を積んでから発言されたほうがよろしい。チンピラ同然の人物が目立つ組織は第三者からは当然チンピラ集団と見なされ、反対に優れた人物が目立つ組織は、そこでも優れたものと見なされます。」と言い放って終わりにするなどとどこに記しました?
他の投稿者の方からも指摘されていますが、東西南北さんは自分に都合のいいように話を捏造しますね。生野ともうみと同じように。信頼されませんよ。はっきり言って、東西南北さんのような人は黙っていたほうがよろしい。言えば言うほど信頼なくしますから。
ただ、すーちゃんの件は、事実関係が不明なのですよ。事実関係を明らかにすることが先決ではないですか?そうでないと処分もへったくれもないでしょう。このような態度は信頼をなくす態度でしゅおか?
1:「人柄の信用できない人間の言うことが通用するほど世の中は甘くないですよ。もう少し社会経験を積んでから発言されたほうがよろしい。チンピラ同然の人物が目立つ組織は第三者からは当然チンピラ集団と見なされ、反対に優れた人物が目立つ組織は、そこでも優れたものと見なされます。」と言い放って終わりにするなどとどこに記しました?」
そうですか。では、質問に答えてくれますか?
どの組織に所属する個人でも反社会的な行為をすれば、処分を受けます。それは当たり前です。
しかし、そのことと組織の評価基準は区別しなければならないということです。
たとえば、日本共産党員個人が全国で犯罪を実現していたとしましょう。それを根拠にして日本共産党組織自体を犯罪組織として取り締まったり、日本共産党自体が犯罪組織だというキャンペーンが始まった時に、コミュニストさんはどうのような態度を取るのですか?
http://blog.goo.ne.jp/urmt/e/2ef5667b058ce0d6446d0972e0360890
これって、「もし中国軍や北朝鮮軍が日本に攻撃をしかけてきたらどうする?」という問いかけと同質のご質問ですねw
中国軍や北朝鮮軍がどうたらこうたらというのは、いわゆる軍拡賛成勢力が軍拡を正当化する際に使うロジックですが、まさか東西南北さんも同様のロジックで自らの正当化を図るとは呆れました。さて、東西南北さんの問いへの回答ですが、それは前回の投稿に記されています。東西南北さんの読解力が欠如しているとすれば分からないでしょうけど。
だいたい読解力がないのはコミュニストさんなんですよ。組織と個人の区別と関連は理解しましたか?
では。
今現在の日本共産党の態度は、「万万万が一」でも侵略を受けた場合はどうするの?という疑問に対し、コミュニストさんのように「呆れましたね」という回答をしません。「万万万が一」にも侵略を受けた時には必要なのであれば、自衛隊を含めてあらゆる手段で反撃するという回答をします。
これが信頼ある回答なのです。コミュニストさんのような態度は駄目ですね。
多分理解出来ないのは、君だけだよ。
東西さん観光ツアーを企画して、きちんと議論しましょうか?
企業献金を是とするか否とするかは、それぞれの思想信条があるし、どっちが正しいかは完全に結論が出ていませんよね。(あなたの信条は別にして)
その場合、「違法か適法か」が大事であって、自民党だって違法な献金を是とはしていない。
つまり、違法な献金(パワハラ)は問うとして認めていないという意味で一致します。
企業献金を違法合法以外で是非をいうのは、現段階ではただの思想信条の違いであって、どっちが正しいと結論付けて話すべきではありません。
つまり、パワハラを党として禁止していても、実際に党員や議員がそれをやったて批判されるのは個人だというなら、利益誘導を党として禁止している以上、それをやった議員はあくまで個人の責任であて、党がどうこう言うのはおかしいのでは?
企業献金の是非はあくまで思想信条の問題です。それを悪が絶対に正しいという視点で、この件を見ても冷静に判断できないのでは?
「党として認めていないことをやった、個人の責任」か「党として認めていないことをやったのは組織の責任」か。どちらかに統一しなきゃお貸しことですよ。
思想信条で是非を変えるのは、最もやってはいけないことですよ。
>これが組織と個人の区別と関係です。
だったら、パワハラの張本人を処分していない以上、共産党の責任は逃れられませんね。
「わからなかった」「知らなかった」は通用しないはずですよね。
>これまで何人の人が裏切り者・反党分子として排除されてきたか。その辺の歴史を調べてみるべきです。
と、自民党の金権体質を言うなら、共産党の異端排除がパワハラを誘発しているといえませんか?
事実、共産党ほど、自党を批判して出て行った人間を「極悪人扱い」する政党はありませんからね。
はっきりいって、中から見ていて怖くてたまりませんでした。党に批判的な態度をとった人間の受ける扱いについてはね。
つまり、見る人が見れば「共産党の異端排除の考えが、党員のパワハラを誘発している」ともいえてしまいませんか?
2009-03-14 23:04:08
うーん。どうも水掛論になりますね。
まずは、すーちゃんがパワハラの事実関係をきちんと揃えて、その詳細を公表することが先決だと思います。事実関係について真実であると確信するのであれば、勇気をもって告発している派遣労働者のようにマスコミへ告発するなどのアクションを起こしてください。
そのような事実関係が社会的に明らかになった時点で東西も判断します。
追記:なお、コミュニストさんは日本共産党員のようですから、コミュニストさんに事実関係を明らかにした上でご相談されてみてはどうでしょうか?コミュニストさんは以下の立場を日本共産党員として表明していますので、すーちゃんがメールなどで実名を名乗り本気で連絡をとって相談すれば対応してくれるのではないでしょうか?
「自分の属する組織の者が不祥事を起こした場合は、当然、不祥事を起こした人物を組織から排除した上で、迷惑をかけた方々に謝罪し、組織の信頼回復に努めます。人柄の信用できない人間の言うことが通用するほど世の中は甘くないですよ。もう少し社会経験を積んでから発言されたほうがよろしい。チンピラ同然の人物が目立つ組織は第三者からは当然チンピラ集団と見なされ、反対に優れた人物が目立つ組織は、そこでも優れたものと見なされます。」
おまけに捏造批判してくるからねー。
すーちゃんさんにも以前に言いましたが、東西もパワハラではないですが、それなりに熱心な勧誘を受けたことがありますよ。確かに、執拗に「なんで民主青年同盟で活動しないの?なんでなの?なんで答えないの?」みたいな感じを体験しましたよ。その時には、「協力できる点では積極的に協力しながら、日本共産党についても民主青年同盟についても学習させてもらいますので、新聞購読や学習文献を読んで見ます」と答えました。そうすると、「学習は組織に加盟してからでもできるし、組織に加盟して嫌なら辞める自由もある。だから、入りませんか?」というような押しの強い勧誘でしたね。しかし、東西は「学習をして組織について理解を深めてから自覚的に加盟するときはお願いに行きます。今は協力できる点で一致できる点で行動をともにしながら学習を深めたいんです」と答えていましたよ。すると、「そうですか」とかなり不本意な雰囲気を出して「こいつはあかんわ」みたいな態度に豹変しましたが、別にパワハラとまでは感じませんでした。
このような問題点について、日本共産党の綱領は次のように規定しています。
(一三)民主主義的な変革は、労働者、勤労市民、農漁民、中小企業家、知識人、女性、青年、学生など、独立、民主主義、平和、生活向上を求めるすべての人びとを結集した統一戦線によって、実現される。統一戦線は、反動的党派とたたかいながら、民主的党派、各分野の諸団体、民主的な人びととの共同と団結をかためることによってつくりあげられ、成長・発展する。当面のさしせまった任務にもとづく共同と団結は、世界観や歴史観、宗教的信条の違いをこえて、推進されなければならない。
日本共産党は、国民的な共同と団結をめざすこの運動で、先頭にたって推進する役割を果たさなければならない。日本共産党が、高い政治的、理論的な力量と、労働者をはじめ国民諸階層と広く深く結びついた強大な組織力をもって発展することは、統一戦線の発展のための決定的な条件となる。
日本共産党と統一戦線の勢力が、積極的に国会の議席を占め、国会外の運動と結びついてたたかうことは、国民の要求の実現にとっても、また変革の事業の前進にとっても、重要である。
日本共産党と統一戦線の勢力が、国民多数の支持を得て、国会で安定した過半数を占めるならば、統一戦線の政府・民主連合政府をつくることができる。日本共産党は、「国民が主人公」を一貫した信条として活動してきた政党として、国会の多数の支持を得て民主連合政府をつくるために奮闘する。
統一戦線の発展の過程では、民主的改革の内容の主要点のすべてではないが、いくつかの目標では一致し、その一致点にもとづく統一戦線の条件が生まれるという場合も起こりうる。党は、その場合でも、その共同が国民の利益にこたえ、現在の反動支配を打破してゆくのに役立つかぎり、さしあたって一致できる目標の範囲で統一戦線を形成し、統一戦線の政府をつくるために力をつくす。
また、全国各地で革新・民主の自治体を確立することは、その地方・地域の住民の要求実現の柱となると同時に、国政における民主的革新的な流れを前進させるうえでも、重要な力となる。
民主連合政府の樹立は、国民多数の支持にもとづき、独占資本主義と対米従属の体制を代表する支配勢力の妨害や抵抗を打ち破るたたかいを通じて達成できる。対日支配の存続に固執するアメリカの支配勢力の妨害の動きも、もちろん、軽視することはできない。
このたたかいは、政府の樹立をもって終わるものではない。引き続く前進のなかで、民主勢力の統一と国民的なたたかいを基礎に、統一戦線の政府が国の機構の全体を名実ともに掌握し、行政の諸機構が新しい国民的な諸政策の担い手となることが、重要な意義をもってくる。
民主連合政府は、労働者、勤労市民、農漁民、中小企業家、知識人、女性、青年、学生など国民諸階層・諸団体の民主連合に基盤をおき、日本の真の独立の回復と民主主義的変革を実行することによって、日本の新しい進路を開く任務をもった政権である。
君の解り易い捏造は、他者も認めている所だが、私がどこでどう捏造批判したのか他者が認めてるのかい?
下らない吉本ギャグやコピペ返しか出来ないなら、何もやらない方がマシと言うものだよ。
(一四)民主主義的変革によって独立・民主・平和の日本が実現することは、日本国民の歴史の根本的な転換点となる。日本は、アメリカへの事実上の従属国の地位から抜け出し、日本国民は、真の主権を回復するとともに、国内的にも、はじめて国の主人公となる。民主的な改革によって、日本は、戦争や軍事的緊張の根源であることをやめ、アジアと世界の平和の強固な礎(いしずえ)の一つに変わり、日本国民の活力を生かした政治的・経済的・文化的な新しい発展の道がひらかれる。日本の進路の民主的、平和的な転換は、アジアにおける平和秩序の形成の上でも大きな役割を担い、二一世紀におけるアジアと世界の情勢の発展にとって、重大な転換点の一つとなりうるものである。
東西南北さんはまた勝手に話をつくろうとなさいましたね。
本当に他者の言うことを理解していますか?理解していないから、反論するにしても理解に基づいた反論ができない。だから勝手に話をつくる。相手も言ってもいないことを言ったかのように言う。私にはそう映ります。
東西南北さんは一年間でいいから、大学受験の予備校で現代文の授業を受けられたほうがよろしい。自分勝手な解釈は通用しないことがよーく解かり、勉強になると思いますよ。
パワハラの事実関係を明らかにすることが先決ではないでしょうか?もし、事実関係が真実なのであれば、パワハラ行為は反社会的行為ですから、処分は当然でしょうね。
それにしても論点がわかっているのでしょうか?
生野ともうみさんのブログ記事とぶさよさんのブログ記事を比較したらどうでしょうか?どちらが日本共産党を貶めているか?明白じゃないでしょうか?
もちろん、東西としては、どの政党も不完全な発展途上にあるのであるから改善点は改善していく不断の努力は必要だと思っているし、そんなことは自民党でも共産党でも民主党でも同じです。
現実においての判断とは、現実の存在する政党を相対的に比較して、どの政党と協力して政治運動していくのか、という主権者としての主体的な態度が問われているのですよ。
既成政党を批判し、こき下ろすだけこき下ろしておいて自分は主権者としての責任を果たさないとしたら、これを民主主義とは言いません。
ですから、批判は批判として言論ですればいい。しかし、現実政治は政党政治なのです。その時に、完全な政党はないのであるが、具体的にどの政党と協力し、理解を深め合うかの実践的な態度になるわけです。
そこに主権者としての価値があるのではないですか?
いい加減にしなさいね。
偏差値だけ高い屁理屈looperさんよりは、マシだと思ったが。。。自分の読みが外れたかな。
東西さんやlooperさんの態度は、年金の社会保険庁の役人と同じ。
自分達でやりたい方題したのに、文句を言った人間に証拠を出せ!と言っている。
自分達で不祥事をやらかしたのに、それを指摘した人間に、自分達の不祥事の証拠を出せと恫喝している。
自分達に従わない日本国民を、「民度が低い」とか「知性がない」とか馬鹿にしている。
だから民度が高く高度な知性を持った護憲リベラル平和ボケ連中と書いていた。
そんな人たちが国民の信頼を得ることなど、ないだろう。政策や主義主張以前の問題。
東西さんの屁理屈が正しいならば、この世は、大変な事になるね。
東西さんは、ハラスメントは当事者が叫んでも、マスコミがバカ騒ぎしない限り、権力者のやりたい放題でOKなんですね
まず、盲目的共産党支持層でなければ、生野ともうみさんのブログ記事が日本共産党を貶めていると判断するよん。(少なくとも、お近付きにはなりたくなくなる)
と言うか、殆どの有権者は共産党の事なんて眼中に無い。カンブリア宮殿での「共産党さんの事なんて考えた事もない」と言う小池の発言を真摯に考えるべきだろうね。
すーちゃんがパワハラを受けた事実関係については、まだきちんと整理して公表されていません。ゆえに、判断などできるわけがないのです。それとも、くろねこさんは独自で、すーちゃんがパワハラを受けたという事実関係について加害者・被害者双方から取材でもしたのですか?そんなことは時間的にも金銭的にも不可能でしょう?だから、くろねこさんや東西の手となり足となり、目となり耳となるマスメディアの記者がいて取材権があるし、報道の自由があるのですよ。マスメディアと国民の知る権利の関係を理解してください。
ですから、東西は提案しています。ご理解してください。
2009-03-15 16:37:58
すーちゃんの件は、既に東西の立場を明らかにしています。すーちゃんは日本共産党員からパワハラを受けたと主張していますよね?その主張自体はいいんです。でも、東西は日本共産党員ではありませんし、すーちゃんと日本共産党員個人の間に起こった事件ですから、国民的に中立の立場から判断せざるをえないのです。そこで、以下の提案をしました。
2009-03-14 23:04:08
うーん。どうも水掛論になりますね。
まずは、すーちゃんがパワハラの事実関係をきちんと揃えて、その詳細を公表することが先決だと思います。事実関係について真実であると確信するのであれば、勇気をもって告発している派遣労働者のようにマスコミへ告発するなどのアクションを起こしてください。
そのような事実関係が社会的に明らかになった時点で東西も判断します。
当たり前、学校教育と言うのは、そもそも強制する事を否定しては成り立ちません。自分達が生徒に命令する立場なのを棚に上げて、命令拒否するようでは生徒に悪影響を与えるだけです。
>>政党助成金も日本共産党に受け取れという態度でしょ?
共産党の言うような「支持していない人の税金を受け取る云々…」と言う理屈なら、議員給与も歳費も全て受け取り拒否しなければ理屈は合わないから言っているんだがね。ましてや、下らない意地の結果が、末端のワープア化じゃ、悪質なカルト団体と同じ。
>>日米安保を廃棄して自衛隊を増強するのではないのですか?
人類が変わらない限り、自主防衛するのは当たり前。君等のように、非暴力を謳いながら、他国や他者を傭兵として戦わせる事を前提として考えるような卑怯極まりない思考は、自分には出来ないからね。
廊下は走らない。授業は座って静かに受ける。これを強制なしでどうやって徹底させるのか?
まったくそのとおりだよね。
それに、その「憲法違反だから」というなら、廊下を走る権利や授業中はいかいする権利を剥奪するのは、思想信条の強制ですか?
あなたみたいな自称・共産主義者がいることが原因で生野ともうみさんのようなファッションの人が誤解を受けているんだよ。わかりますか?
生野さんに原因を擦り付けないで、あなた自身の、その暴力主義的共産主義を止めることですね。
国旗・国歌については、北朝鮮や中国、旧ソ連のような体制でも教育公務員であるなら強制は当然ということですね?
政党助成金も時の政権政党の権力によって強制徴収し、政党に流し込むのですね?それでいいですか?
日本共産党は機関紙誌事業、党費、個人の募金で現実に政党活動を成立させていますよ。見習うべきではないですか?
もちろん、日本共産党職員の待遇は、中小企業労働者、公務員労働者、大企業労働者と同じく、改善していく必要がありますね。社会的に連帯して労働運動、政治運動を盛り上げれば可能です。
あなたは日本共産党の職員の待遇を思いやるのでれば、日本共産党の主張である機関紙誌事業を拡大する運動に連帯したらどうでしょうか?あるいは、個人で募金活動を手伝うとかもできますね。日本共産党の職員を本当に思いやるのであれば、そういう協力ができるのではないですか?
国というのは国民、国土のみならず、時の三権を含むのです。その三権を含む国歌・国旗を強制するということは国民の基本的人権を踏みにじる暴力です。国歌・国旗はあってもいい。しかし、民主国家を原則とするのであれば、三権を含む国の象徴である国旗・国歌を強制してはならない。山田さんのような独裁、国家主義的な共産主義であれば強制は当然となるわけですが。
政党助成金も国歌・国旗と同じです。議員歳費は公務員の賃金と同じ性格なんですが、政党助成金の性格と区別できないのは何故でしょうね?あなたが強制マンセーの暴力主義的な共産主義者だからではないですか?
だいたい日本共産党職員の待遇改善は、中小企業労働者、大企業労働者、公務員労働者などと同じように改善が必要なんです。社会的に連帯して待遇を改善していくことを大企業の資本家や政府へ要求していくべきではありませんか?どうして分断工作をするのでしょうか?
日本共産党は機関紙誌事業、党費、個人の募金によって財政活動をしています。あなたにその気があるのであれば、機関紙誌拡大や個人募金活動を手伝って連帯すればいいじゃないですか?
日米安保を廃棄して自衛隊を徴兵制でやるわけですね?その理由は自分の国は自分の国の軍隊で守るという建前ですね?それでは、核武装をしないで自分の国の軍隊で守れるのですか?核の傘だけは依存するのですか?あなたの論理だと核武装しなけりゃ一貫しませんね。全部、自前でやるんでしょ?
○:ファッショ
公務員なら国家の命令に沿った行動をする事は当たり前。その命令が間違っていると考えるなら、その命令を撤回させる為の行動や努力を公務員として認められる範囲で行なう事は誰も責めはしないし、責める事を許すべきではない。ただし、命令が撤回されない以上は、その命令を忠実に実行するのが公務員としての努め。
どうしても、この点に納得できないなら、最初から公務員なぞになるべきではない。
ちなみに、これは公務員だけでなく、民間組織でも同じ事です。
これに納得できないなら、組織や集団を離れて、自分で理想の組織や集団を立ち上げるしかありません。
もっとも、そうして立ち上げた理想の集団や組織も、実際には同じような問題が発生して、離脱者が出たり、積極的に排除するようになったりするもんだけどね。
だったら、政党助成金も省庁などへの予算やNPO組織などへの助成金と考えれば、特別おかしな物ではないのさ。
>>あなたの論理だと核武装しなけりゃ一貫しませんね。全部、自前でやるんでしょ?
状況的に必要ならやる、不必要ならやらない。答えはそれだけさ。
あと何度も言うが、自分は国旗や国歌なんぞには、何の思い入れもありません。良識として、国旗を焼いたり、足蹴にしたりはしないようには心がけてはいるがね。
コミュたんにまで言われてまだわからないの?
押して駄目なら、押しまくれ、ということだと思いますよ。引いてみるから駄目なんじゃないでしょうか?
で、そこに「広義の強制」はないのですか?(笑
それに、その政党活動は「専従職員の労働力の搾取」で成り立っていることはどうお考えですか?
ですから、他人に「改善しろ」というなら、まず自分が改善できることを実証すべき。
自分ができていないことを、他人に押し付けるのはただの傲慢。
何度もいっているでしょ
「共産党の論理が正しいなら、専従職員の給与が低いことはありえない」
なぜなら、組織は末端従業員の労働力の搾取はやってはいけないことだから。
それをやっているということは、組織がそれなしでは成立し得ないということを、自ら証明している。
なぜ大企業にやれるからやれといっていることが、自分たちではできないのか、説明できない限り、自分たちはできないことを他人に押し付ける傲慢な意見でしかない。
東西さんの態度は根本的におかしい。
自分に都合のいい事は、弱者の味方のフリをして・・・
都合が悪くなると、威張った役人(公務員)裁判官になるんだな。
ハラスメント受けた人が助けてくれと言っても、マスコミでバカ騒ぎしない限り、事実が確認できないからダメと言う事なんですか?
自民党職員が党幹部からハラスメント受けたり、トヨタやパナソニックの派遣労働者が、管理職からハラスメント受けて当事者が叫んでもマスコミで大騒ぎしない限り、知らぬ存ぜぬということですな。
ハラスメントを受けた人間が、「公表」して「戦」をする事がどれだけ大変な事か?全く分かっていないね。
そんで、弱者の味方とか人権とか憲法とか騒いでいるんだから、困った限り