新潟の鶴齢(かくれい)です。
私にとって久々の新潟酒。
友人のお勧めで購入しようと考え、さて鶴齢といっても数あるなかからどれをチョイスしようかと考えた時、やはり旨み重視の純米酒。
その中でも無濾過でスペックが好きそうなのを選びました。
酒度-1の酸度1.7?
新潟の酒ではあまり見られない数値に興味津々。
生原酒も買えたのですが、今回はあえて火入れの無濾過原酒。
理由は冷蔵庫がいっぱいだったからというだけですが。
これが後にいい結果を生むのです。
ラベルは見た目地味で真面目なんですが、侮る無かれ。
この酒・・、うまあじ!!
もうややこしいことなしでとにかくうまい!!
それが第一印象。
口に含んだ瞬間に丸い米の旨味と、よい酸が感じられます。
舌で転がすと思わず目を閉じてしまうほどその旨さに酔いしれてしまいますよ。
味の乗ったいいところで火入れをしてあるんでしょう。
開栓直後から飲みきるまで最高の美味さが安定して愉しめます。
今まで様々な味の変化を魅せてくれる生酒に拘っていましたが火入れもいいですね。
とにかく旨味と酸のバランスが絶妙。
よって料理に合わせてよし、単体でもよし。
合わせる料理は濃い味のものがいいかもしれません。
この酒を勧めてくれた友人によるとソース系が合うとのこと。
確かにそうかもしれませんね。
ソース命の関西人には欠かせない酒です(?)
新潟のお酒といえば、「端麗辛口」が即座に脳裏に浮かぶのですが、これは全く違う路線・・
これが新潟の酒か!?(笑)
市場で入手したせせりを塩焼きが今日のあて。
久々に自分の好みに合う純米酒に出会えました。
過去飲んだ中でも五本の指に入ると言ってもいいほどですね。
鶴齢 純米酒 無濾過原酒 山田錦
■蔵元 青木酒造(新潟)
■原料米 山田錦
■精米歩合 65%
■アルコール度数 17~18度
■日本酒度 -1
■酸度 1.7
■価格 1.8L 2835円
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