ブログ番 うりサイト

これが生きる楽しみだ!!

金冠黒松 純米酒

2011年08月28日 | 日本酒


一見定番な概観ですが侮るなかれ、2011年春季 全国酒類コンクール 純米酒部門 第1位のお酒です。
金冠黒松は村重酒造さんの看板銘柄。

実は。。正直期待はしていなかっただけにかなりいい。
まず通常の純米酒とは思えないほど香りがよく、優しく滑らかで綺麗な甘さ。雑味感皆無。そしてバランスのよい酸。
最近流行りのインパクト系芳醇旨口の酒とはまた違います。
正統派で真面目、決められた規格内で極限まで美味さを追求しました的な酒ですね。

飲み方も冷からぬる燗まで楽しみ方の幅も広いです。
ということで上記は冷ですが、ぬる燗にしてみました。
そうしますと日本酒感が少し出て、酸が強くなります。
しかし綺麗な甘さは健在で、居酒屋の「熱燗二合」とは全く比較にならない美味さです。

このお酒、どんな料理にもオールマイティーに合いそうで食中酒として最適。
そして単体でも飲み疲れることなく、いくらでも飲んでしまいます。

■金冠黒松 純米酒
■山口県岩国市 村重酒造
■原料米 西都の雫
■精米歩合 60%
■日本酒度 +3
■酸度 1.7
■アルコール度数 15~16度

醸し人九平次 純米吟醸 件の山田

2011年08月21日 | 日本酒


これを書いている現在、この酒は既に冷蔵庫にありません。
美味すぎて書く前に飲み干してしまいました。

さてこの九平次、文句なしに美味いです。
最初甘くコクがあり、そして酸+フレッシュなサワーってなかんじです。
単体で美味いです。
変り種じゃなくちゃんとした日本酒なのに、アテなしでジュースみたいにずーっと飲めます。
これに合うアテは・・、探す前に無くなりました。

日本酒はちょっと・・と敬遠している人でも、これは間違いなく美味いと言わせる逸品。






九平次をよろしくじゃなくて、日本酒をよろしく、というのがいいですね。

醸し人九平次 純米吟醸 件の山田

■愛知県 萬乗醸造
■原料米 山田錦
■精米歩合 55%
■日本酒度 ±0くらい
■酸度 1.7くらい



大山 十水 特別純米酒

2011年08月13日 | 日本酒


大山の十水(とみず)
通常、酒米と仕込み水の量は水の方が多い(らしい)のですが、このお酒は米と水を同石で仕込んだお酒ということで、
日本酒度マイナス5という甘いお酒ですが、それほど甘さを感じさせずすっきりとしていながら米の旨味もしっかりしているお酒です。
個人的にはもうちょっと酸がほしいところですが、これはこれで暑いこの時期にはザ・サムライロックにしたりして楽しみました。








金冠黒松 協会八号酵母 純米酒 精米歩合80%

2011年08月07日 | 日本酒


「協会8号酵母について・・・
この酵母は昭和35年に開発された酵母で、濃厚多酸の味わいが時代のニーズに合わなかった為、昭和53年発売中止となった幻の酵母です。
平成16BYに弊蔵が醸造を復活しました。」

という逸話のある、冷より燗にして本領を発揮する酒です。
ぬる燗がおすすめで、濃厚なお味と酸っぱいほどの酸。
この酒にはこれまた濃厚な十勝スマートチーズが合いますね。
どて焼きとかにもいいかもしれません。
濃い料理に合わせて旨い酒です。
コストパフォーマンス高すぎ!!






 協会八号酵母 純米酒 精米歩合80%

■山口県岩国 村重酒造
■アルコール度数 16~17度
■原料米 五百万石、山法師
■精米歩合 80%
■日本酒度 +8
■酸度 2.3
■価格 1.8L 1890円


日下無双 純米酒 生酒 23BY

2011年08月02日 | 日本酒


23BY 日下無双 純米酒、22BYかと思ったら、23BYだそうです。

私は同じく日下無双の純米大吟醸より磨きの少ないこちらが好みです。

開栓直後はちょっと甘さが目立って、得意の酸も後から遅れてやってやってくる感じでしたが、
開栓から2週間経つと味わいが変わってきて、全体的に厚みが出てきました。
あとから遅れてやってきていた酸も通常の3倍の速度でやってきます。

味は分かっていませんがなんとなく放置しておいた日下無双が好きです。

クリームチーズにカツオ節と昆布だし醤油をかけて頂きました!


 日下無双 純米酒 生酒

■山口県岩国 村重酒造
■原料米 山口県産西都の雫
■精米歩合 60%
■日本酒度 +3
■酸度 2.0
■アルコール度数 16~17度