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これが生きる楽しみだ!!

19BY 御前酒 山廃純米無濾過原酒 二年熟成

2010年06月22日 | 日本酒


てらむらさんのおすすめで購入しました。
日本酒名門会でも紹介されている岡山の地酒、御前酒。
こちらの蔵元の杜氏はなんと女性なんです。
以前にも戴いた事がありますが、歴史ある造りを継承しながら独自の製法を行うなど他にない酒を造られる蔵元ですね。
確か以前に戴いたのは古式製法・菩提もと造りの美味しいお酒でした。

さて、今回は二年熟成の山廃純米です。
酒は黄金色。
冷蔵庫から出して雪冷え~花冷えの時は酒度+8とは思えない旨口に適度な酸が特徴で、山廃をそれほど主張していない丸みがある味です。
丸いけどすごい濃い味ですね。

山廃の原酒ですから、ここはやはりぬる燗でも試してみました。
料理を作る時の調味料投入はかなりいい加減な私ですが、酒の温度だけはデジタル温度計を使います(笑)
ぬる燗にしたこの酒は舌をちくちく刺激するような旨みと、適度な酸が強烈な酸に変化し喉を通る時に障害となります。
つまり、美味いのかどうかって?
最高ですねww






ラベルはですね、派手な鶴の絵とか金やら銀などいらないという説もあるんです。
と私が言っていましたw
銘柄とスペックが書いてあればいいんです。
まあ派手な絵が描いてある酒にはアルコール度数くらいしか書いてありませんけどね。






御前酒 山廃純米無濾過原酒
平成19年酒造年度醸造
原料米 雄町
精米歩合 65%
原材料 米、米麹
使用酵母 協会7号
アルコール度数 17.2度
日本酒度 +8
酸度 1.8
アミノ酸度 1.5
価格 1.8L 2525円(安!!)


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六厘舎 つけめん(特製スープ割り付き)

2010年06月20日 | ラーメン


つけ麺で超有名な六厘舎のつけめんをお取り寄せしました!
テレビを始め、あらゆるメディアに登場してますねー。

浅草開化楼の極太麺に魚介出汁を効かせた濃厚スープ。
ジャンクガレッジ並みの極太麺は茹でるのに12分かかりました(笑)
つけ麺なので、若干柔らかめに茹でて流水でぬめりを洗い流します。
これでちょうどいい具合に締まります。
お店では2~4分洗うんだとか。。
これを丁寧にやるのがつけ麺の肝。






麺はそれなりにたっぷりの250g。
六厘舎特注の開化楼極太麺はやっぱり旨いです。
これが日常的に食べられる関東の方がうらやましい。
写真は色が飛んでるけど、もっと色は濃いです。

そして食べ終わったあとに入れる「スープ割り」も付属しているんですよね。
ん~もっと食べたい!!

六厘舎のつけ麺はこちらで↓↓




佳酒真楽 まゆのあな

2010年06月13日 | 飲み屋さん


大阪は南船場にある「佳酒真楽 まゆのあな」さん。
浪速区にある「地方銘柄専門店 山中酒の店」さんの直営店です。
山中酒の店は関西でも有名で扱っている酒の99%が地酒のみ、設定温度によって3つに区切られた部屋そのものが冷蔵庫になっている薄暗い処に騒然と並べられている酒は一体何本あるのか想像がつかないくらいの取扱量。
私も初めて見たときはその圧巻の量に驚きましたよ。
そんな酒屋さんが営む店舗がいくつかあって、中でも気になっていたまゆのあなさんへ訪問したわけです。

こちらのお店、酒の味を純粋に楽しみたい方のために、全席禁煙!なんです。
いいことですよねー。
美酒を味わうのにあの煙とニオイは本当に邪魔です。
前回の三宮の専門店の時はせっかく美味い酒なのに他の客の煙が流れてきて残念な思いしましたからね。
酒飲みと言われる人種にも色々タイプはありますけど、私の周りの日本酒会の者達は誰も吸っていないところを見ると、本当の酒飲みにはヤニは必要ない!






さて、こちらのお店看板がありません。
重い鉄の扉に店名が彫られているのみ。
中は見えないのでいきなり入るのはちょっと入りにくそう・・とその心配はありません。
予約しないと週末はまず入れないかも?
でも入ると心温かく迎えてくれるので初めてでも全然問題ごじゃいません。






酒リストでございます。
といいますか、ドリンクメニューがこれだけなんです(笑)
ビールはあるけど、日本酒以外は(聞いていませんが)無いのではと思われます。
ほとんどが純米酒でその数およそ100種類。
面白いのは新潟の酒が1本もなかったこと。
日本酒は新潟だ!と思っている方。
名前だけが売れている有名な酒はありません。
日本全国の選ばれた酒が並びます。

何を注文していいかわからない!と思われるでしょうが、ご安心を。
お姉さんに好みの味を伝えましょう。
わからなければ飲みやすいの!でもなんでもいいと思います。
そうすればチョイスしたお酒を持ってきてくれます。
お姉さま達はそいじょそこらの居酒屋バイト娘とはワケが違います。
純粋に酒を愛していて理解しています。だから話も合うし楽しいですよ。






お造り盛り合わせ。
まずこれですよね。出てくるのめちゃ早かったです。





ほんでこれがお姉さんオススメの河内鴨ロースのお造り。
合鴨をお刺身で食べるなんて初めて。
でも脂ぜんぜんしつこくなくて、これは美味です。






島根の王録(王禄)。
これは地元でも入手しにくく、限られた特約店でしか取り扱っていない、唯一無二の酒。
この酒パンチがあって好きなんですよね。
まずは山田八十 無濾過生原酒、山田錦を80%精米で旨味たっぷり、やっぱりこれですよ。






何にも言わなくても最初からデフォルトで和らぎ水がつきます。
和らぎ水と呼ぶお店は私初めて出会ったので嬉しいです。
やっとめぐり合えた感じがします。
今日の和らぎ水は同じく王禄の仕込み水です。
ただのミネラルウォーターではなく、蔵の仕込み水を飲ませてくれるとはさすがですね。






普通の居酒屋ではまず無いと思われる、豆腐の味噌漬け。
ちょっと豆腐感が残ってるけど、日本酒に合う肴として大好きです。








「甘めのすっきりした」のオーダーで持ってきてくれた、山口の東洋美人 611。
飲んだことはなかったけど知り合いが美味しいと絶賛していた酒で興味はあったんです。
オーダーしたあとに酒リストでこれを見つけて、611にしたらよかったなと思っていたら酒娘がこれを持ってきてくれてびっくり。
彼女も大好きなお酒なんだそうです。
611とは611番地の田んぼで栽培された山田錦を使っているという意味。
まるでワインのようなラベルは、中身もワイン!
この純米吟醸、日本酒度+4とは思えない甘さ。美味しい。
初心者にお奨めの誰が何と言おうと、ただ美味しいですね。
白ワインはぶとうってわかりますが、これが米!?と思わせる逸品です。
このシリーズではこの他に437もありました。






中休憩に鳥取の鷹勇 山廃純米。
常温ですがよろしいですか?
なるほど、ではぬる燗で。
初めてのお店だけど、こちらがある程度知識を持っている前提で話してくる酒娘との会話が楽しい。
おぉぅ、山廃感たっぷり、燗で酸が増されていいですね~。
ほんまにぬる燗(40℃くらい)にしてくれてるな。goodjob!






蛸の酒盗焼き。
蛸がプリプリで味付けは酒盗?
よく分からない解説で申し訳ないですが、美味しです。
そうそう、メニューは酒リストもそうだったけど、本日のおすすめ紙切れしかありません。
レギュラーメニュー表が無いんです!
酒リストも今日の日付が入り本日限りのリストのようです。
いつも同じ料理があるのではなく、仕入れた食材によってメニューが変わる。
そういうの好きです。






岩手の酉与右衛門 純米吟醸 19BY。
大阪 秋鹿 セブン 純米大吟醸 無濾過生原酒、よい味乗り。
お店の酒飲み女子とお話していると、醸造酒しか飲まないらしい。
そう、日本酒とワインとビールのみ。
昔は飲んでいた焼酎などの蒸留酒は味に幅がない。
でも地酒の味の幅の広さ、奥深さにハマったとは・・私目と一緒じゃないですか。
話合いますね~。やっぱり行き着くところ旨味の残る醸造酒!






最後に〆のもう一杯。
王禄 超辛純米 無濾過中取りをオーダーしようとしたら何と先ほど売れ切れてしまったんだと。
仕方なく王禄の「渓」純米吟醸本生。
これも言うまでもなく美味か~。

まゆのあなさんは期待して行きましたが期待以上でした。
雰囲気よし、料理よし、酒よし、サービスよし!
欠点が見つからない・・。
あ、あるとすれば・・、カウンターの椅子が自分に合わなかったくらいかな。
最後の辺しんどくなってきました。
てか4時間もいたら当然か(笑)
あまりにも居心地よかったので長居してしまいました。
リピート間違いなし!!






佳酒真楽 まゆのあな (かしゅしんらくまゆのあな)
TEL 06-6268-2005
住所 大阪府大阪市中央区南船場1-9-23
交通手段 長堀橋駅から315m
営業時間 18:00~22:00(L.O)
定休日 日曜・祝日


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20BY 仙禽 木桶仕込み 生もと純米吟醸 無濾過生原酒 雄町

2010年06月06日 | 日本酒


1年熟成された生もとの純米吟醸 無濾過で生原酒です。
なまもとではありません。「きもと」です。「もと」は漢字が変換できない、もしくは変換しても文字化けの可能性があり、変換していません。

さて、この生もと、通常の仙禽より味がさらに濃いです。
ラベルにはビューティー&ビースト。
口にした初期は酒度マイナスの甘味が丸く、しかしそのあとすごいのがやってきます。
高酸度健在です。

合わせる料理をチョイスするのが難しい酒ですね。
何せ全ての食材に勝ってしまう味。。
「やっぱり刺身には酒だよな」の概念は見事に破壊されます。

この味にはやはり肉!!






というわけで、オージービーフのブロックが売れていたので牛肉のタタキを造りました。
オリーブオイルで全面を焼き、ポン酢で冷やし、冷蔵庫にイン。






今日の薬味はこれ。
「おれの一杯」を追求されている友人から頂き物の「土佐小夏こしょう」。
最近アップされていませんが、おれの一杯は追及できたのでしょうか。






柚子胡椒ではなく、小夏こしょうです。
これをタタキにつけて、ポン酢で戴きます。
柚子こしょうよりマイルドで、タタキの肉々しさを引き締めてくれます。
これは大変いい仕事をしていますよ。

お酒の方はというと、、まだ生もとの方が全然勝っていますね。






お次は「551の餃子」。
やはりこれが無い時とある時とではテンションが違うらしいです。
この生もと、餃子でも合いますね。






お次は牛すじ煮込み。
関西ではどて焼きとして味噌・みりんなどでじっくり煮込みますが、今回はあっさり醤油味でチャレンジです。
レシピはめんどくさいので超テキトーな我流です。
その割りには旨くできたので、そのうちレシピが固定できたら公開しましょうw
この酒にはこの牛すじ煮込みが一番合うような気がします。
すじも進む、こんにゃくも進む。酒がいくらでも進みます!






20BY 仙禽 生もと純米吟醸 無濾過生原酒 雄町 仕込み 木桶50

原料米 雄町
原材料 米・米麹
精米歩合 55%
酵母 NO.77
アルコール分 17度
日本酒度 -3
酸度 2.4
(株)せんきん


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