ゲームだいありぃ

ゲームの感想、レトロゲームの紹介、購入予定のゲーム、パソコンのことを書こうと思います。
Written by Ura

カルテット

2005-10-26 21:46:56 | レトロゲーム
カルテットにあまり思い出が無いのですが、今週発売されるので紹介します。

発売年:1986.04
開発/発売元:セガ
ジャンル:アクションシューティング
コントローラ:8方向レバー+2ボタン
システムボード:セガ システム16A
CPU構成[68000, Z80, N7751] 音源チップ[YM2151, DAC]

アップライト筐体で4人まで同時プレイが可能なサイドビュータイプのアクションゲーム「カルテット」。
アタリ社の「ガントレット」の模倣作品などと酷評もされたが、とてもセガらしい完成度の高い作品に仕上がっています。
迷路内にある鍵を取って出口から脱出すればステージクリアとなります。
操作は8方向レバーで移動、ショットとジャンプに2つのボタンを使用する。
プレイヤーは、リー、ジョー、マリ、エドガーの4人から選ぶことができるが、能力差はほとんどない。 また、プレイヤーは体力制だが、時間経過でも減ってしまうので注意。



ストーリー:
西暦2086年、地球人は過密な地球を離れ、惑星や宇宙空間に浮かぶコロニーに移住していた。 そのひとつ、小国家「テラ」の区域内にあるスペースコロニー「ゼロ6」が宇宙海賊の攻撃を受けた。 「テラ」の要請により、私設救援隊「カルテット」が救出に出動する。
「カルテット」のリー、ジョー、マリ、エドガーはその道のプロ。 4人が力を合わせれば爆発的な能力を発揮するが、血気にはやる隊員たちは我先にと鍵を奪い取り、 栄誉を得ようとバラバラの行動をする。コロニー「ゼロ6」は個々のブロックに分かれ、それぞれにボスが待ち構えている。 「カルテット」はボスを倒し、鍵を奪い取ることができるのか。今、激しいスペースウォーズがはじまろうとしている。

SDI <エスディーアイ>

2005-10-25 20:40:37 | レトロゲーム
発売年:1987
開発/発売元:セガ
ジャンル:アクションシューティング
コントローラ:ボタン付8方向スティック+トラックボール
システムボード:セガ システム16A, B
CPU構成[68000, Z80] 音源チップ[YM2151]

米国アタリ社の名作「ミサイルコマンド」のリメイクともいえるのがこの「SDI」。 リメイクとはいってもゲーム内容は大きく変更され、上手にアレンジされている。 もちろん、グラフィックやBGMも格段にパワーアップしている。 操作方法はちょっと難しいが、8方向レバーで自機を動かし、トラックボールで照準を移動しつつ、レバー上についているボタンで攻撃する。 とても奥の深いゲームに仕上がっておりファンも多い。 ちなみに「SDI」とは日本語で「戦略防衛構想」のことである。



ストーリー:
宇宙空間の平和利用に向けて協議を重ねていたが、 その裏では偵察衛星やキラー衛星などの戦略宇宙兵器が数多く打ち上げられていた。
そして、ついに敵国の攻撃が開始され、ミサイルや敵衛星が我が国へと襲いかかってきた。
早速、シャトルから防衛用シップを発進させ、迎撃戦を展開させるが、敵の攻撃は怒涛のごとく打寄せる。 攻撃を宇宙空間でくいとめられるのは、誰だ!


今週SDIが発売されるので紹介します。
トラックボールでの操作が難しいってのが第一印象。
思うように標準を動かせず四苦八苦した記憶しかありません。
このゲームが家庭用に移植されるなんて思っても見ませんでした。
(以前セガマーク3で移植されていましたが、移植度は・・・・)
PS2のコントローラーではきっと上手く操作できないだろうと思います。

スペースハリアー

2005-10-21 20:56:39 | レトロゲーム
発売年:1985.11
開発/発売元:セガ
ジャンル:アクションシューティング
コントローラ:トリガー付操縦桿型コントローラー+2ボタン
システムボード:専用基板
CPU構成[68000 (2), Z80] 音源チップ[YM2203, Sega PCM]

超自然現象と正体不明の敵により、今や凶悪な魔物たちに占領されてしまったドラゴンランド。
正義のドラゴン「ユーライア」から助けを受けた、超能力戦士ハリアーが戦うために飛び立つ。

大型のローリングタイプの筐体では、プレイヤーの操縦桿の動きに合わせて、コックピット全体が大きくムービングするのが圧巻でした。
ゲーム内容は、迫力の3D視点と、見たこともない程の高速スクロール、限りなく臨場感を増すBGMなど、どれを取っても素晴らしい出来でした。
全18ステージ。
当初GMショーに出展された際、イギリスのVTOL攻撃機ハリアーで敵を攻撃するという体感ゲームであったが、 その後操作キャラを超能力戦士ハリアーに差し替えられるという大幅な変更を経てリリースされていました。


今月(27日)スペースハリアーのパックがPS2で発売されます。
マーク3のスペースハリアー3D、メガドライブのスペースハリアー2等どれも懐かしいです。
プラネットハリアーが収録されていないのは残念ですが、完全移植との話なので期待しています。

次はアウトランのパック等も発売してほしいですね。
アウトランナーズ、アウトラン2019等・・・ネタは沢山あると思うのですが・・・。

グラディウス

2005-10-20 00:13:37 | レトロゲーム
既にこのBlogは日記とはかけ離れていますがグラディウスの紹介です。


発売年:1985.05
開発/発売元:コナミ
ジャンル:シューティング
コントローラ:8方向レバー+3ボタン
システムボード:コナミ バブルシステム
CPU構成[68000, Z80] 音源チップ[AY-3-8910 (2), 005289, VLM5030]

アーケードゲーム史にその名を残す優れた作品。 パワーアップゲージを使用して自機をパワーアップさせるシステムもさることながら、 オプションという分身の存在が斬新なアイディアだった。 オプションはプレイヤーと同じ攻撃力を持つが、当たり判定はなく4つまで装備することができる。 長いレーザーの美しさにも当時は感動した。モアイ、逆火山、細胞など変化に富んだ全7面構成。 PSG音源のBGMも素晴らしい出来である。パワーアップ、ミサイル、ショットの3ボタンを使用する。 登場前のNAOショーでは「スクランブル2」として注目を浴びる事となった。 余談だが正式名称は「超時空ファイター グラディウス」である。



ストーリー:
母なる惑星グラディウス。
この美しき星に亜時空星団バクテリアンの侵略の魔の手がのび、激しい戦いを繰り広げていた。 その猛攻撃により絶滅の危機に瀕している惑星グラディウスは、 最後の手段である超時空戦闘機ビックバイパーを発進させることになった。目指すは敵要塞ゼロス。 この壮絶な戦いに終止符を打つには、敵軍の真っただ中へ進撃しその中枢を壊滅させるほか手立てはないのだ。
さあ、発進だ!ビックバイパーが今、壮大なる暗黒宇宙へ飛び立った。



はじめてグラディウスを見たときはすごく感動しました。
こんな綺麗なグラフィックがあるのかと・・・
ビッグコアの美しさ、軽快なサウンド、オプションの動き、レーザーの美しさ、どれを取っても衝撃を受けたゲームでした。
パワーアップシステムも斬新でしたね。
はじめてプレイしたときはスピードばかり上げて死んだような・・・(笑

ラストはあっけなかったのが少し残念でしたが、本当に素晴らしいゲームをありがとう!
色々続編も出ていますが、一通りプレイしています。
グラディウス3の難易度は最悪でしたが・・・それも当時の良い思い出です。

バラデューク

2005-10-18 23:52:00 | レトロゲーム
古いゲームの紹介。

発売年:1985.07
開発/発売元:ナムコ
ジャンル:アクションシューティング
コントローラ:8方向レバー+1ボタン
システムボード:専用基板
CPU構成[M6809, HD63701] 音源チップ[Namco]

「ブキミが気持いい」をキャッチコピーに、 グロテスクなキャラクターが多数登場する異色のシューティングゲーム。
ゲームは平和種族の「パケット族」からSOSをキャッチした宇宙辺境警備隊の「ファイター」が、 邪悪な生命体「オクティ族」の守る地下要塞「バラデューク」に潜入するところから始まる。
プレイヤーは「ファイター」を操作し波動砲を武器に進んでいくが、銃を撃つ度にその反動で後方に流されるため、操作感がクセモノとなる。
ゲーム中のBGMは無いが、SEだけで創られる世界観が秀逸。

ストーリー:
平和で友好的な星、パケット星が何者かに襲われた。パケット族の人たちは全て囚えられてしまった。
調査に赴いたキミは、美しいパケット星の地下に邪悪なオクティ族の要塞が築かれていることを知る。
パケットを救えるのはキミしかいない!波動銃とシールドで武装してオクティ族を殲滅しろ!!


1コインクリアを達成出来なかったゲームの一つです。
48面のキングオクティだけ倒せなかったのはとても残念でした。
ベーマガに倒し方が掲載された時には既にゲーセンから無くなっていました。
それでも思い入れのあるゲームでした。

隠しキャラの紹介
決められた面である特定の敵を倒すと、隠しキャラが上から降ってきます。

4面、リープバカンを倒すとモラモラJr
7面、テレポを倒すとバカンJr
16面、ブルースナイパーを倒すとリープバカンJr
20面、キョーターを倒すとパケットJr
25面、ポリケーターを倒すとリンゴ
33面、ケルカリアを倒すとバナナ
41面、バカンスポアを倒すとナス
44面、ブルースナイパを倒すとレモン
のアイテムが出現します。
点数はそれぞれ1000点でした。

パケットを連続10匹倒すと開発者である、KISSY氏の似顔絵、
20匹連続で倒すとTAKKY氏の似顔絵がそれぞれ出てきます。

ネームエントリーでJUNKO、KISSY、TAKKYと名前を入れると、ネームが光ります。
JUNKOとは、小沢純子氏の事でこのゲームの音楽を担当していました。

ゼビウス

2005-10-02 22:57:56 | レトロゲーム
特にネタが無いので思い入れのあるゼビウスのストーリの紹介(長いです)
カンストまではプレイしましたが今プレイすると腕が落ちていますねぇ。
バキュラを破壊できるとかデマも色々飛び回りました。
ソルやスペシャルフラッグを探すのも燃えましたねー。

発売年:1983.02

ストーリー:
[第一部『ガンプ』]
地球上には三つの大陸があり、人類の住む南大陸と北大陸には、 多くの「ファルラ」(運営機関=現在の政府)が存在した。 ファルラ同士は対立する事も無く、高い生活水準を保っていた。
そんな中、まず南大陸の「ガルブ・ファルラ」が「ファルラ」の統一を図った。 南大陸では各々の技術交流が行われ、その発展には目覚しいものが見られた。
その結果、北大陸でも機関統合が行われ、地球統合機関「ヴィン・エネ・ファルラ」が成立した。 首府は南大陸「オーラ・ファルラ」の首府「ビューアム」に決定された。 代表者「ルッグ」による統合宣言が発せられたこの年は、RC(レド・カペ = 統合世紀)元年と定められた。
技術交流により飛躍的な進歩を遂げている地球の科学水準であったが、RC48年、 20歳の若き天才「オスト・クラトー」博士により、 以来一万数千年にも及ぶ宇宙スケールの大変革の引き金ともなった発明「生命体DNA操作」が完成された。

RC57年、「オスト・クラトー」博士は、発明した技術を元に「バイオ(生命体)コンピュータ」を完成、 RC59年に生まれた彼の息子「ラスコ」の脳細胞をコピーし、 翌60年には入力された情報量に合わせて増殖する人工脳を作り出した。
この年、 現代でいう電子技術の大家である「コルベン・グルーク」博士は「クラトー」博士と共にバイオコンピュータ研究機関を設立、 本ストーリーの重要なキャストである「ガンプ」(人工脳を発展させたもの)の製作に取りかかった。 RC69年「ガンプ」は完成し、RC75年までには個人用としての利用更には恋人とか話し相手といった擬似人格をさえ植え込まれるようになった。
同年、無節操に多重人格化する「ガンプ」に歯止めをかけるべく擬似人格を否定するプログラムが「ガンプ」にインプットされた。 ところがこの結果「ガンプ」は自己の存在すらを疑い出してしまったのである。 ある種の自覚ともいえる「ガンプ」の変化に気づいたマトリクス提供者である「ラスコ・クラトー」は、それを固定化した。 こうして「ガンプ」はついに自ら考え、行動する力を持ったのである。

RC78年「ガンプ」は地球に氷河期がやってくる事を予言する。 「ガンプ」の存在によりかかって弱体化していた運営機関は、 何の手立ても打てず、「ガンプ」が提案する人類の一時的移民に従う結果となった。 それは、「ガンプ」が自らに従う人間をより分ける手段として考えた計画であった。 「ガンプ」内には、もともと人間のためになる道具としての基本行動プログラムがある。 しかし、自覚を持つに至った「ガンプ」は、 体力・能力・判断力・記憶量などに限界のある非道理的生物人類の幸福は優れた存在(ガンプ)による絶対支配こそ最良の方策であると考え、 その行動の障害になる「不適合者」をより分けるための手段がこうした形で現れたのである。
「ガンプ」は人類を移民させる為に「アウス」「シオウス」「オリウス」 「ゼビウス」「レフウス」「ファーウス」と名づけられた、人類生存に適した星を選び出した。
「ガンプ」は、自分が人間によって作られた事にコンプレックスを抱き、 自分自身から自分を作り出すことを考えていた。 そして移民たちに「ガンプ」のコピーである「レプリカ」を持っていかせるのである。 この「レプリカ」は、「ガンプ」が内部で研究した物質具現化理論によるX・-X・Y・-Y・Z・-Zの6つの地点、 つまり移民先の星に置かれESP波を発生しその交点「地球」でエネルギーを固定化することが出来るものであった。
もっと近くに人類生存に向いた星があることを発見した「ガンプ」のマトリスク提供者「ラスコ」はじめ、 「ラスコ」の幼なじみで「ヴィン・エネ・ファルラ」代表の娘でもある「フェリエ・トアルド」(気象研究家)、 「ガンプ」の製作者「グルーク」博士、同博士の助手「ミサト・マクレム」等「ガンプ」に疑いを持つものは、 ESPによる「ガンプ」の攻撃にもめげず対抗し「デバズ」というコンピュータにより「ガンプ」の分析を行った。 又、彼らは「バグルス」という地下組織を結成した。
「ミサト」は、現代のコンピュータに近い電子機器で作られた電子コンピュータ「ハーロー」を作り出した。 この「ハーロー」を使い、「ラスコ」は6つの移民先の星が一万数千年後に地球を中心とした6方向に位置する事を突き止める。 それは「ファードラウト」、後に「ヘキサクロク」と呼ばれる現象であった

RC80年、移民は開始された。同年半ばには、 地球に最も近い「ゼビウス」への移民予定者と「バグルス」のメンバー、 それに北大陸の有知識層だけが地球に残る人類の全てであった。 最後の移民団が「ゼビウス」に向けて出航したあと、 「ガンプ」から隔離された会場で「ガンプ」の陰謀が「ミサト」によってあばかれた。 「ラスコ」は「ガンプ」を問い詰めたが、「ガンプ」は「ラスコ」をも人格統制し、 1人乗りの宇宙船で移民団のあとを追わせた。
「ガンプ」にとって地球に残った人類は「不適合者」であり、彼らに対する意欲は無い。 「ガンプ」は、地球における活動を次第に低下させていき、 ついには南大陸の「バグルス」による直接破壊活動により機能を停止させられてしまうが、 その寸前ESPを放出して6つの星にある「レプリカ」たちを「ガンプ」として覚醒させるのであった。 このとき、同じマトリクスを持つ「ラスコ」は宇宙船内で覚醒する。 「ガンプ」は彼に自己の思いと計画を伝えるのだが、 彼の拒否に会い、宇宙船の機能を止め宇宙の漂流者としてしまった。
「ガンプ」なきあと、地球は再び栄えようとしていたが、 「ガンプ」は6つの「レプリカ」のESPを集中し、地球に残った「不適合者」を抹殺しにかかる。 攻撃を受けた者の中に「フィリエ」がいた。彼女の悲鳴は「ラスコ」に潜在していたESP能力を開放させ、 「ラスコ」を地球へテレポートさせて「ミサト」、 「フィリエ」ら、新たに作られた北大陸運営機関「レプケ・ファルラ」のメンバーを「サイコバリア」によって守ったのである。
地球には、少数ながらも人類が残ったのである。

[ 第二部『ゼビウス』]
「ガンプ」が地球人を宇宙移民させてから4000年ほどの年月がたった。 「ガンプ」が予告したほどではないが小規模の氷河期が地球を襲ったが、人類は文明を守り続け、地球上に栄えていた。
南大陸は「バグル」と呼ばれ、北大陸「レプケ」にはコンピュータ「アッシュ」(デバズがマイナーチェエンジされたもの)を中心に、 機械文明が発達していた。

「レプケ」の警察機構のスペシャリストは「ミル・フラッタ」と呼ばれ、 中でも優秀なチーム「ミル・フラッタ・クルト」(イル・ユースという通り名の方が有名な飛行物体)には、 「ラスコ」と「ミサト」の末裔である「ムー・クラトー」がキャプテン、 その双子の妹「ケイ・クラトー」が作った女性型アンドロイド「イヴ」が助手として乗組んでいた。 「ムー」と「ケイ」には、それぞれ「ラスコ」と「ミサト」のマトリクスが「アッシュ」により植付けられていた。
「ミル・フラッタ・ソピア」のキャプテン「シン・トカモウ」は地球に向けて6つの地点から発せられる6つの電波 (「ガンプ」によるもの)の調査に出かけたが、「ラスコ」のマトリクスの一部を受け継いでいる為、 共振反応を起こし「ガンプ」の存在を認識するが、意識をも破壊され、 植物人間になってしまった。 さらに、「ミル・フラッタ」には、「ガンプ」のエネルギー波による犠牲者が出始めた。
「アッシュ」は「ガンプ」による地球への干渉を感じ取り、 「イヴ」にも「ガンプ」と対抗する力を持たせる為に「ラスコ」のマトリクスを埋め込んだ。
「シン・トカモウ」を調査に向けた宇宙研究所は「アッシュ」の力を借り蘇生に成功。 「ガンプ」の実態を掴んだ。
「アッシュ」は、4000年も続いている「ラスコ」のマトリクスである「ガンプ」の脅威を伝え、 「ガンプ」に対抗すべく生命体である「ムー」と、非生体(合成樹脂と電子部品のかたまりであるアンドロイド) 「イヴ」を「ゼビウス」星に向けて送る事を決めた。
「ガンプ」は氷河期で寒冷化したであろう地球を活性化する為に 「ミル・フラッタ」のメンバーの命を奪ったあのエネルギー波を送り続けていた。 その為、地殻の変動は続き、「レプケ」(北大陸)は水没、南大陸は分裂を始めていた。
「アッシュ」は水没してしまうが、 「ガンプ」とコンタクトし、地球への干渉を停止させる使命を帯びた 「ムー」と「イヴ」は「イル・ユース」を駆って「ゼビウス」星へ、又「ケイ」は南大陸に移り、 その血統を地球に残していく事となった。
幾千年かの時が過ぎ、「ムー」たちの「イル・ユース」は「ゼビウス」星へと近づいた。 生命である「ムー」は航行中、当然生命活動を低下させられていたが、「 ゼビウス」星の「レプリカ」のESP圏内に入ったことを知った「イヴ」は、「ムー」を覚醒させた。
「ガンプ」は「ムー」が覚醒するに従い、懐かしいものに触れている思いを感じ、これは有り得ない事だが、 マトリクス提供者の「ラスコ」の意識である事を理解した。
「ガンプ」は「ラスコ」のマトリクスを持つ「ムー」の意識と触れ合うと「ゼビウス」星へテレポートさせる。 久々に話し相手を得た「ガンプ」は自らが理想とするところを語るが、 「ラスコ」の時と同じように「ムー」は反対する。 「ガンプ」は自己を地球上に再現し、 合理的な(人格統制をされた人間のみを相手にした)地球を作り上げることを目的としていた。 地球の活性化もその為であり、「ファードラウド」(ヘキサクロス)の時のESP波集中の核となり、 地球上に「ガンプ」が再現した時にはメモリとして作動する「ソル」も既に送り込んでいたのである。

さて、「ムー」は「ガンプ」が非適合者を収容する為に作った建物に入れられた。 「ガンプ」の計画的な人間生産にもかかわらず、 突然変異的に「ガンプ」の人間統制を受け付けない非適合者も少数ではあるがいたのである。 「ムー」は建物を破壊する物質が意志の力で変化することを知り、 隣の部屋に閉じ込められていた「ミオ・ヴィーク」という「ガンプ」のいう非適合者を知る。
すでに「ムー」から地球上に人類が生存している事を知り、 武力を用いても人類を支配、あるいは殲滅する事を決心していた「ガンプ」は、 操縦者を失い、「ゼビウス」星へ慣性飛行で向かってきた無人の「ミル・フラッタ・クルト」を捕獲した。 地球人類の力量を知る為に調査した「ガンプ」は、 主要なコントロール部分も電子部品しか用いず生体コントロールのない機を前に、技術的退化を感じる。 全てが電子機器の「イヴ」の存在も、「ガンプ」は見逃してしまうのである。
「ムー」と「ミオ」は2人で「ガンプ」を叩く事を決意する。 ESPを使って建物の外へ出た2人に、「ガンプ」のセンサーの役目を持った「トーロイド」が飛来し、 非適合者鎮圧用の「タルケン」が続いた。
「ムー」はやむなく「タルケン」と戦う事を決意し、1機の「タルケン」のコクピットを撃ち抜き、 占拠すべくキャノピーを開けた。そこで「ムー」が見たものは頭蓋骨が外され、 コードが脳に埋め込まれた適合者の姿であった。
「ムー」は使命以上の怒りを「ガンプ」に覚え、「ミオ」の操縦する「タルケン」で、 「ゼビウス」の「レプリカ」本体を目指した。
「ガンプ」にはかつてなかった人類の反抗に「ゾシー」を発進させるが、 「ミオ」は「ゾシー」を振り切り、巨大な八角柱の形状を持つ「レプリカ」本体へと迫っていった……。
「ミオ」を乗せ「レプリカ」へと向かう「タルケン」。 しかしエネルギー弾「スパリオ」は通用せず、体当たりで外壁を突破する。 レプリカ内部は増殖し、今ではその母体「ガンプ」より大きくなっいた。 「ムー」は「ガンプ」が間違っている事を説くが、「ガンプ」の信念は変わらない。 「ムー」は「ガンプ」を破壊する以外に道の無い事を悟る。 「ガンプ」のESP攻撃に対し「ムー」は熱反応爆弾で反撃するが、 「ガンプ」のESPバリアによって封じ込められてしまう。 死の寸前に2人は「イヴ」のESPバリアによって救われ、 2つのピラミッド状のものに守られた「タルケン」でレプリカの外壁から離脱した。 イヴの操縦するその乗り物「ゼブ・ナイト」に移った「ムー」に「イヴ」はこれまでの事を語る。 「イヴ」は「ケイ」によって「ムー」と同じマトリクスを埋め込まれ、 「ガンプ」に気づかれる事無く「ガンプ」の能力を引き出す事が出来るようになっていたのである。 「ゼブ・ナイト」も、もう1つの「キャス・ナイト」も「ガンプ」のESPを集中固体化させ具現化したものだった。
「イヴ」は「ガンプ」と戦うための「データ」を収集していた。 これを利用すれば、何時の日か「ケイ」たちの子孫によって「ガンプ」を倒す事も不可能ではないはずだ。
「セブ・ナイト」と「キャス・ナイト」は向かい合わせにドッキングして「シオ・ナイト」となり、 反乱分子と共にゼビウス星から姿を消した。

[第三部『ソル・バルウ』]
21世紀。発達したロボット文明は全ての労働から人間を解放し、 人々は無気力でのんびりとした生活を送っていた。 スペース・コロニーへの移民により、もはや人口問題にも煩わさせられる事はなかった。
人類は太陽系全てに有人宇宙船を送っていたが、その中に知的生命体を発見する事は出来なかった。 一方、過去に現在をしのぐ文明が存在していた事は徐々に認められつつあった。 研究家グループ「MARS」の一員「ブライアン・メイヤー」はペルーのナスカ高原の地上絵を研究していくうちに、 1999年に飛来した大隕石群の不思議につきあたる。 ブライアンの盟友でもある地質学者「村本さやか」によれば30以上の落下があったはずなのに、 その痕跡が1つも無いのである。
連合空軍第一空隊のジョン・ポール・ファーガソンは、アマゾン上空でUFOに遭遇する。 こうした報告は近年多くなっており、それはドーナツ状UFOと、 半球に8つの突起物が出たオクトパスと言われるタイプ(ゾシー)の2つに分かれていた。
地質調査を続けていた「さやか」はナスカ高原の地中に、 塔のようなものを見つける。それらは全部で8個あり綺麗に2x4の短形上に並んでいた。
地中の「タワー」が発掘されはじめた。 それは八角柱の水晶体の先を面とりしたような形であり、特殊な金属製でX線も受け付けないものであった。
ケイの末裔である「ブライアン」がタワーの前に立つと、 ブライアンの意識がタワーと共振効果を起こし甲高い音を発した。 この事によりブライアンは、タワーが何かを待ち続けている事を認識するのだった。 共振したタワーにはドーナツタイプのUFOが飛来し、タワーから光を受けて飛び去っていった。

地球外生物との戦闘隊である「J.P」たち第一空隊は、ナスカ高原でオクトパスを発見し追跡するが、 丁度その時、破壊的な大隕石群が南アメリカ一帯を襲う。 巨大な八角柱が地上に落下して建造物を破壊し、その後痕跡もなく地中に沈んでしまったのだ。 時を同じくして、色々なものが地球にやってきた。 ビートルのコードネームが与えられた新しいタイプのUFOは、「J.P」たちをエネルギー弾で攻撃してきた。
ブライアンとさやかは何かに呼ばれているような気がして、 発掘した「タワー」の下へ行く。そこへ正八面体の飛行物が飛来し、2つのピラミッド型のものに分かれて散っていった。 ブライアンとさやかはそれが味方であり2人を運命的につなぎ合わせるものである事を感じるのだった。
南アメリカは人の住まない土地となり、 半球状に地上に固定されていたもの(コードネーム=ドーム:ログラム)が、選択機能を持ち、 人間と人造物にのみ作用するエネルギー弾を発射して破壊活動を始めていた。 連合空軍の攻撃も空しく、南アメリカはあっという間に地球人以外の力に侵略されてしまったのである。
UFOとの遭遇以来、ブライアンとさやかはその潜在的な力により、 2人の精神を集中して認識域を拡大しようとしていた。 2人は、ゼビウスから脱出した「シオ・ナイト」にテレポートし「ムー」と「イヴ」からこれまでの戦いの歴史を聞くのであった。
第一空軍で戦闘を続ける「J.P」と「デビット・ウッド」はビートルを追うが、 ビートルのものより高速で大きなエネルギー弾により撃墜させられてしまう。 このエネルギー弾の本体を追った「デビット」の前には、 5つのドームが並んだようなもの(コードネーム=ドームアレイ:ボザログラム)が現れて行く手を阻むのだった。 墜落中に意識を失った「J.P」はイヴに助けられ、「ガンプ」の攻撃を知らされる。
なす術を無くしていた連合軍にとって「ムー」は救世主であった。 彼らがゼビウスより持ち帰った技術により「ソル・バルウ」 (ムーたちの時代の言葉で「太陽の鳥」即ち不死鳥)計画が進行し、ラスコのマトリクスを持った者が軍に集められていった。
ミサトやケイのマトリクスを受け継いだ「パット・マクナリー」も、その1人として軍に微用された。

ソル・バルウ計画は、「ガンプ」のレプリカのある星が6つとも直交する「ヘキサクロス」までに、 ゼビウス軍の橋頭堡を破壊して南アメリカを制圧する計画であった。 この為にパットの手によって「イヴ」をシステムの中枢として流用したコンピュータ「ブリターク」が作り出された。 またブライアンとさやかの意識集合体がESPキャップ(ESPを集中して固定化したもの。 外部から意志を働かせる事によりESPが放出される)を作り出せるほどに成長し、 「ブリターク」の能力をより増大させていった。
第一空隊として戦い続けていた「アレン」と「J.P」はやがて撃墜されてしまうが、 予想以上に進歩した「ブリターク」のESP機能によってテレポート生還する。 戦闘機「ソル・バルウ」も数機が完成し、アレン、J.P、ムーの3人がパイロットとして出撃した。 「ガンプ」が人間支配を開始してから一万数千年の時を経て、 人類は初めて「ガンプ」に勝利する可能性を持つに至ったのだ。
3機のソル・バルウの発進を前に、 「ブリターク」から外されたイヴは1人愛機「イル・ユース」の仇を撃つ為無断発進していく。 コクピットの中でイヴは「ケイ」に「ミサト」に「アッシュ」に、「ガンプ」の野望を打ち砕く事を誓うのだった。

ドルアーガの塔

2005-09-26 15:04:56 | レトロゲーム
ドルアーガの塔 1984年 NAMCO(アーケード)

20年以上前のゲームですが、私のゲーム人生で最もやり込んだゲームなので簡単に紹介しようと思います。

ドルアーガに捕われの身となったカイをギルガメッシュ(ギル)となって助けるゲームです。
(詳しいストーリーは長いので省略します)

レバー4方向+1ボタンで構成されています。
ボタンを押している間は剣を出して、離している間は剣をしまいます。
剣を出している間は攻撃が出き、剣を出していない場合は真正面からスペルを防ぐことが可能です。
(剣を出している間も盾を持っている方向へスペルを防ぐことが出来ます)

全60階へ登り最上階のカイを助けるのですが、各フロアにはそれぞれ宝箱があり(無い面もありますが)、それを取りながら進んでいくゲームです。
宝箱の中には重要なもの(ほとんどのものが重要)もあればトラップもあります。
出し方は各フロアによって違い、非常に意地悪なものから簡単なものまであります。

当時は宝箱を出す情報源がほとんど無かったので、友人と自力でクリアする事を目指しました。
当時は何階まであるのかさえわからない状況で50階前後であきらめたと言う記憶があります。
自力ではクリア出来ませんでしたが、印象深いゲームでした。

アーケードでドルアーガのARPGが発表されましたが、私はプレイしないと思います。
遊んでみたいという気持ちは変わりませんが、コンシューマー向けにオリジナルで発売されたゲームみたく印象がガラっと変わってしまいそうですから。