中学の同窓会に行ってきたのです。
前回私は消息不明者扱いになっていたので、今回卒業して以来なのです。
なぜ、私は消息不明になっていたのか?
自分でもそこがおもしろくて、出席したのです。
答えは、簡単・・・
私は卒業して数年で、皆と連絡を取り合ったりしなくなったのでした・・・
しかし皆さん、覚えていてくださったのですね。
「ひさしぶり」「前回会いたかったんだよー」
と、言ってくださるのですが・・・
ごめん、私、ほとんど覚えてなかった・・・
自分の人付き合いの悪さを再確認しました。
そして、その場に数時間身を置くことで次第に皆の中学の頃の姿を思い出すにつれ、あの年代の独特の閉塞感みたいなものを思い出してしまった・・・
特別に嫌なことがあったわけではないし、むしろ自分の学校生活の中では比較的うまく過ごせた学年だった。
でもいつもなにかに支配されていた。学校に。親に。
子供はなんて非力で無力なことか。「子供は気楽でいい」なんて、どうゆうふうに生きたら言えるのか。
自分なりにがんばって、自分のことは自分で決めていけるようになり、ようやく開放された気分だった・・・
しかしそれで過去を断ち切るような振る舞いをしてきたとしたら、皆に悪かったな・・・
うーん、でも、この気分、あまり好ましくない・・・人付き合いの悪さは、治りそうもないのです。